ウェダの実家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 02:15 UTC 版)
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の記事における「ウェダの実家」の解説
アラン・モニカ・フィアステイン ウェダの父、ハレの祖父で、妻はシャロン。元・フィアステイン家の当主で、すでに故人。ウェダを勘当したことから、当初ハレは良い印象を抱いていなかったが、次第に人格者であったことが語られ、感情的になってウェダを勘当したことを自身が亡くなるまでずっと悔やみ続けていたことを知り、ハレも考えを改めた。実はハレが5歳の時に、ウェダに会いに単身ジャングルへ赴いていたが、道に迷い、結局ウェダに会うことは叶わなかった。その時、偶然ジャングルで出会い、道案内をしてくれたハレを写真に収めた。 シャロン・フィアステイン 声 - 麻生かほ里 ウェダの母親にして故・アランの妻でハレにとっては祖母にあたる。インド出身。普段は上品だがキツいところもあり、怒ると性格が変わる。ウェダがアランから勘当されたときに、妻としての立場の弱さから娘をかばえず、ウェダはそんな母親を父親以上に憎んでいたが、ハレの活躍で2人の関係は回復した。流されやすい性格であり、その性格はハレに遺伝している、第二回ウェダ争奪戦ではウェダの奔放さに諦めを感じ、ハレと共に「好きに生きたらいい」と投げやりな返事をしていた。 バーソロミュ・フィアステイン アランとシャロンの第一子でウェダの兄。ハレの伯父にあたる。現・フィアステイン家の当主。仕事を精力的にこなし、日々を真面目に生きる人間。妻は人気女優のアンジェラで、実子にアルヴァを儲けている。 ドナ アランとシャロンの第二子でウェダの姉。ハレの伯母にあたる。既婚者。苗字は不明。行動を勘に頼るエスパータイプ。 アルヴァ・フィアステイン バーソロミュの息子で、母は女優のアンジェラ。ウェダの甥、ハレの従兄弟にあたる。同年齢のハレに比べかなり長身。ストレスがたまると眉毛を抜くという変わったクセがある。バーソロミュを非常に尊敬しており、ややファザコン気味である。危険思想の持ち主であり、ウェダを暗殺しようとした張本人。新5巻で、ウェダ暗殺騒動の責任として、1年間ハレのジャングルの家に仕えることになったが、常識が通じないジャングルでの生活に堪えかね、頻繁に脱走を試みるもことごとく失敗する。レベッカに好意をよせている。 ベル 声 - 横尾まり 屋敷の使用人。メイド長を務めている。長身で美人。幼い頃からウェダをよく知る人物であり、教育係を任されていた。ウェダに対する執着心は常軌を逸しており、たびたびウェダに対する妄想などで鼻血を出す。 体術の心得があり、その腕はロバートも上回る。ハレ曰く「格ゲーで使ったら友達を失くしそう」なコンボができる。医者のクライヴ曰く「人間の動きじゃない」とのこと。ウェダが勘当される原因になったクライヴを憎悪しており、会う度に手ひどく半殺しにしている。クライヴ以外でもウェダに手出しする者(本人いわく「お嬢様にたかる害虫」)があれば残虐な「死」を与える勢いである。ブーツには隠し武器が仕込まれている。ダマとやりあったこともあり最後には固い握手を交わした。 度々描写はあったが、新9巻のカバー裏において元男性であることが正式に明かされた。 アシオ 声 - 置鮎龍太郎 ベルの後輩である使用人。普段は庭師として屋敷の庭の整備なども行っている。大阪弁で話す。ベルと同様にウェダを幼い頃から知る人物。ウェダと親しく互いに好意を持っていた時期もある(ただし恋愛感情よりは家族としての親愛感情に近かった)。ウェダと非常に仲が良いため、クライヴからは一方的にライバル視されている。 異様に長いまつ毛が特徴。過去に逆まつ毛で死にかけたことがあるらしい。ちなみに少年時代は普通の長さだった。 満月の夜に無意識に行水をしてしまうなどの奇行もあるが、それを差し引いても作中では数少ない常識人の一人。 ロバート 声 - 森久保祥太郎 屋敷の使用人で、主にウェダとハレのボディーガードを担当している。初回登場時19歳。日本人であり、本名は鵲柊一(かささぎ しゅういち)。元々は殺し屋をしていたが、ベルに拾われ、屋敷に雇われてからは足を洗っている。ウェダに淡い想いを寄せている。 爽やかな好青年だが、殺人や拷問に関してはためらいなく平然と行う。暗殺技術に長けており、銃やナイフを常に携帯している。ただし体術は苦手。ワンホールショットはよほど調子が良くないとできない。 新6巻で自身が「コール」という暗殺組織に狙われたことから、迷惑がかからないようフィアステイン家での職を辞したが、問題が解決した後は再びお屋敷の仕事に戻った。 グゥにより世界中の性別が入れ替わり、後に多くの者が元の性別に戻ったが、その後も女性のままでいる数少ない人物。ハレがグゥに理由を訊いた際、「きっとMPが足りなかったんだろう!」と答えている。 クインシー・ポーター 通称QP(キューピー)。スキンヘッドで怪力の大男。片言の大阪弁でしゃべる。顔がそっくりな5人の弟妹がいる。 元は遭難時にグゥが出したちんちくりんステッキ(ちんちくりんステッキだった時は「ステッキ」と呼ばれていた)。グゥにリストラされた後、ハレの護衛としてお屋敷に雇われる。ハレの従者という立場から、初めはロバートのことを敵視していたが、後に和解。 美人の妻・セーラと、小学生ほどの可愛い娘がいて、妻は第二子を妊娠中。そのためお金が必要であり、お屋敷には内緒でこっそり現在もちんちくりんステッキのアルバイトをしている。 アレキサンダー 屋敷の使用人。通称アレックス。自家用機のパイロットとメンテナンスを主に行っている。32歳であるにもかかわらず落ち着きのない風貌・言動をしているが、パイロットとしての腕は確か。アルヴァから金を積まれてウェダの暗殺計画に加担したが、その後改心。 バツ3で、毎月多額の養育費を支払っているが、元妻たちから子供と面会することを禁止されている。 日本にいた時に道端でスカウトされるも、撮影したのはゲイビデオだった。 シャーリー 屋敷の使用人。アレックスと行動を共にしており、自家用機内の乗務員も兼ねている。容姿の可愛らしい女性だが、サディストでアレックスが傷つき、へこむ姿を見るのが生きがい。しかし互いの信頼関係は厚いようである。
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