ハレのクラスメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 02:15 UTC 版)
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の記事における「ハレのクラスメイト」の解説
マリィ 声 - 松岡由貴 レジィの妹。初登場時8歳。ハレに恋心を抱いており、後にカップルとなる。恋愛感情の激しさゆえに暴走することがよくある。ハレへの愛情は時が経つにつれて深まり、新5巻ではついにハレに「いつかマリィに殺される」と恐怖を抱かせるまでに至った。また、他人の恋愛沙汰も大好きで、その手の話になると暴走することが多々ある。 手先が器用で洋服は自作している。料理の腕はイマイチ(ハレ曰く「まずくもおいしくもない」)。 両親とは物心つく前に死別しており、親という存在への憧れが強い。そのため、ハレがクライヴのことを嫌っているのは理解していたものの、当初よりウェダとクライヴが復縁する事を強く望んでいた。幼い頃にレジィだけでなくウェダにも育てられており、彼女に非常に懐いている。 周囲の人々に比べるとクライヴのことを慕っているが、女癖が悪いことから「彼氏や夫としては最低」と思っており、クライヴの血を引くハレの将来をその点で不安に思っている。 最終回ではハレと結婚しており、子宝にも恵まれる。 トポステ 声 - 前田このみ ボーアの曾孫で大阪弁でしゃべる。ポクテが好物。後に胸毛が生えてくるようになり、長老と同様に胸毛への思い入れが強い。ポクテをしばらく食べないと、胸毛が最後の力で異常発生し、胸毛に支配され、性格が変わる。この時の胸毛は他人に植え付けることができ、植え付けた相手を洗脳することができる。この能力により、一時期は都会の学校でクラスの長となっていた。『ハレグゥ』ではMに目覚め、ユミ先生と結ばれる。最終回では町で働いているとのこと。 グプタ 声 - 保志総一朗 お調子者の青年。ケンカ早く、見た目も不良風だが、飛行機や怪談などを怖がる。だらしない性格で学業にはあまり熱心ではない。部屋も汚く、そのせいで都会へ行ったときにアレ兄妹を連れてきてしまった。苦労人のハレにさえも「こんな可哀想な人見たことない」と思われるなど、作中の不幸度はハレに負けていない。 本人はばれていないつもりだったが、ラヴェンナに片想いしていることにはラヴェンナ以外の全員が気づいていた。彼女への告白に失敗した時の言葉のあやからスワヒリ語を学ぶことになったが、今ではそれにさらに3言語が加わっていて、マルチな翻訳家になることが夢ということになっており、もはや後には引けないレベルの嘘になっている。しかし後にしっかりラヴェンナに告白し、見事カップルとなった。 『ハレグゥ』62話から63話で、グゥのちんちくりんステッキの力で世界中の性別が逆転した際、恋に恋する乙女キャラクターとして生まれ変わる。あまりに原型をとどめてない変身ゆえに、ハレに「女子に生まれたほうが良かったんじゃないか?」と言われた。キャラクターの性別転換が元に戻った後も、グプタだけは性別が入れ替わった状態が79話まで継続したが(連載期間では約1年半)、グゥの消失に伴い性別が戻った。最終回ではジャングルの学校で教師として働いている。 ウイグル 声 - 岩永哲哉 クラスメート中では最年長の青年(ハレより6歳上)。皆の兄貴分的な存在。ウェダに恋心を抱いている。ウェダの結婚の際はひどく動揺し暴走したが、その後も「人妻萌え」という趣味に形を変え、密かにウェダに想いを寄せているようである。 影の薄いキャラであり、唯一の個性と言える「人妻萌え」という趣味も、次第に消えてきていることを仲間たちから指摘されてしまう(新2巻)。その際キャラとしての個性を皆で考えたが見つからなかった。長期間登場していなかった時はハレですらも彼の顔を忘れてしまうほどであった。 ネガティブな性格で、いったん落ち込むとどん底まで落ちる。作中で2回自殺を試みたことがある。 新5巻では都会に残り、大学で学ぶためウェダの実家に留まることとなる。新8巻では大学の友人達とルームシェアをしながら生活することになった。教師を目指しており、最終回(80話から6年後)では大学に残って教授の助手をしている。 極度のネガティブ思考とウェダへの偏執的な片思いを除けば、ハレグゥでは数少ない常識人と言えるキャラ。 ラヴェンナ 声 - 白鳥由里 マイペースな天然キャラ。看護師を目指して日々勉強している。度を越えて忘れっぽい性格で、また非常に鈍感。『ハレのちグゥ』時代はどちらかと言えば地味なキャラだった(本人曰く「特徴がないことが特徴」。しかしハレたちからは否定されている)。後にグプタから告白され、カップルに。『ハレグゥ』最終回ではきちんと看護師になれたことが語られている。 ワジ 声 - 岸尾大輔 いつも満面の笑みで笑っている。笑い上戸で、ちょっとしたことでも大笑いする。 性別は不明。『ハレのちグゥ』10巻のあとがき4コマでは、作者から「(男でも女でも)どっちでもいいと思っている」、「アニメでの声優が男性なので男の子かな」とアバウトな扱いを受けている。健康診断では他の男性キャラと一緒に診察を受けていたが、ダマがトムとの対決で金的をした際には男性陣が赤子のアメを含めてリアクションをしていたのに対し、ワジは女性陣と同様に冷静に傍観していたりと、やはり性別に関してははっきりしない描写となっている。 キャラクター人気ランキングでのショートネタ以来、父親に虐待されている裏設定が時折見受けられる。トポステ同様、『ハレグゥ』最終回では町で働いていることが語られている。 サギン 声 - 石川静 無口な少年。モブの如く存在感が薄い。ラーヤとよく一緒にいる。 ラーヤ 声 - 倉田雅世 無口な少女。サギンと同様、モブの如く存在感が薄い。病気がちでのんびり屋。マリィと同級生で仲良し。グゥとも仲が良い。 ジャングルの学校では年齢に関わらず全員が一つのクラスで学ぶが、新2巻において都会の学校に通うにあたり、以下のような学年(年齢)差が設定された。 学年差キャラ(誕生月)+6ウイグル (6) +4グプタ (5)、ラヴェンナ (4) +3ワジ (7) 0(基準)ハレ (1)、トポステ (12)、サギン (5)、グゥ (?) -2マリィ (8)、ラーヤ (10)
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