アグラッドヘイムの住人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:58 UTC 版)
「無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」の記事における「アグラッドヘイムの住人たち」の解説
スヴァイサー以外はBGMが「深淵からの呼び声」と「Agrado-heim」で共通(一部別のBGMあり)。ただしキャラクターによってどちらが戦闘曲かが異なる。基本的にガンド3兄弟が「深淵からの呼び声」、それ以外が「Agrado-heim」だが、隠しダンジョンの幻影や、本編でも場面によってはどちらが流れるか異なる。ガグン含む全員が赤い肩当てを着けているのが特徴。 ヴァナー・ガンド (Vanar Gand) 声 - 置鮎龍太郎 ロック・アイ直属の部下「ガンド3兄弟」の長男。変幻自在のムチ「グレイプ・ウィップ」と体術を使う獣人。アレディとはかつて戦ったことがあり、実力は認めている。寡黙な性格で必要以上のことはあまり話さず、挑発にも全く乗らない。 戦闘BGMは「Agrado-heim」(本編)、「狩人たちの挽歌」(幻影)。 ヘラ・ガンド (Hela Gand) 声 - 宍戸留美 ロック・アイ直属の部下「ガンド3兄弟」の長女。さばさばした性格だが、仕事は堅実にこなす。高い魔力を持ち、様々な魔法を操る魔族。口数が多く、とぼけるのが苦手。最初に戦うアグラッドのメンバーでもある。 戦闘BGMは「深淵からの呼び声」。 ジョーム・ガンド (Jorm Gand) 声 - 小野健一 ロック・アイ直属の部下「ガンド3兄弟」の次男で末弟。巨大な黄金の錨「グレイキャット・スラップ」を武器とする他、肉弾戦や毒霧を用いた戦法を得意とする龍人。粗野で乱暴な印象を受け、また実際その側面が強いが、相手の会話の中から情報を読み取る、敗北すれば無駄口を叩かず即退散する、など状況に適した行動を取る優れた兵士でもある。巨体に似合わず泳ぎが得意。他の面々と違い失敗らしい失敗は少なく、見た目に反して割と冷静。 戦闘BGMは「Agrado-heim」。 ロック・アイ (Lok Eye) 声 - 稲田徹 波国で修羅と戦っていた「アグラッドヘイム」の幹部の一人。召喚術を得意とするが、召喚したものを操る術を持たない。従って、戦闘時は自前の力で戦う。『NAMCO x CAPCOM』のキャラクターたち(零児以外)をこちらの世界に召喚したものの、結果として召喚した沙夜が離反し、自分に従うことを小牟に命令してもあっさり拒まれるなど、成功した例はあまりない。冷静かつ理知的な性格で不測の事態にも慌てることはないが、その余裕さがアダとなり知らずに口を滑らせてしまうことも。なお、幹部連では最上位に位置する。組織内では参謀的立場にあり、ガグンに作戦の進捗状況を説明したり、各種の報告を受けたりするのが役目。 戦闘BGMは「Agrado-heim」(初戦)、「深淵からの呼び声」。 リグ・ザ・ガード (Rig The Guard) 声 - 中村悠一 アグラッドヘイムの幹部の一人。かつてアレディと戦った戦士で、相手の技をコピーする技能がある。そのため「機神剛鉄甲」に似た「シュラ・ナックル」なる技を使用。武器は持たず、徒手空拳で戦う。全身を鎧で覆い、素顔・種族は不明。本来はアグラッドの中枢「シュテルベン・シュロス」の門番が役目で、「ザ・ガード」の名はそれが由来。エンドレス・フロンティアにおいては基本的に実働部隊として転戦を繰り返し、前線指揮官の役割も兼ねる。波国がエンドレス・フロンティアに融合する前の戦いでは、アグラッドヘイム側で唯一覇龍の塔に踏み込んでおり、アレディ、シンディと激戦を繰り広げている。他勢力の技術を我がもののごとく使うアグラッドにおいて、唯一それに不快感を覚えていた。 戦闘BGMは「紅い阿修羅」(1回目)、「Agrado-heim」(2回目)、「混沌を望む声」(3回目)。 ヒルド・ブラン (Hild Bran) 声 - 大原さやか アグラッドヘイムの幹部の一人。豊満なボディを持つ有翼人であるが、フォルミッドヘイムとの関係は不明。「魂の請負人」を名乗り、アレディたちの前に立ちふさがる。非実体剣「シュナーベル・ソード」や羽を撃ち出す技を使うなど、ヘンネとの共通点がある。その他、ビームを撃ち出す腕輪「アンドヴァラー」を装備している。丁寧かつ穏やかな口調で話すが、目的のためとなれば何事にも躊躇しない。沙夜とは腹の探り合いをしつつも気があっていたらしく、ミラビリス城での別れ際には彼女が裏切ることを察しつつも見逃している。 戦闘BGMは「Agrado-heim」(本編)、「深淵からの呼び声」(幻影)。 片那(かたな) 声 - 水谷優子 『NAMCO x CAPCOM』からの出演。今回はアグラッドヘイム側で操っているらしく、沙夜の命令に従わない。 百夜(びゃくや) 声 - 水谷優子 沙夜が召喚される前にオリジナルの3体が召喚された、「百夜計画」の産物。片那を生体コンピュータとして駆動する。アグラットヘイムでは「次元掘削機」として丁重に扱われている。設定的には『NAMCO x CAPCOM』だが、実質『EXCEED』のオリジナル。『PROJECT X ZONE』では、「百夜・改」が登場している。 ガグン・ラウズ 声 - 小野健一 『EXCEED』全体の黒幕にしてアグラッドヘイムの王。次元転移の際、暴走したヴェルトバオムを身を挺(てい)して静めたものの、反動で体を失った。そのため、現在ではロックが奪取して来たWナンバーの一人「ギムノス・バシレウス」のボディに魂を宿している。本来の姿や種族は不明。実力もかなりのもので、大薙刀「ヴェセル・スライサー」とギムノスが搭載する火器で戦う。 なお、フォルミッドヘイムの前王シュタール・ディープは元々彼の部下であり、フォルミッドヘイムはかつてアグラッドヘイムから分離独立した国である。そのため自らエイゼルの許へ赴き、国の明け渡しを勧告していた。 エンドレス・フロンティアに多大な被害を与える作戦を推し進め、そのために部下や己の命を失うことも辞さないなど、組織の目的のために全く妥協をしない強い意志が見られる。 戦闘BGMは「深淵からの呼び声」(1回目)、「無限の“刻”が交わる場所で」(2回目)、「Agrado-heim」(幻影)。 スヴァイサー 声 - 小野健一 本作のラスボス。ガグン・ラウズ(の魂を宿すギムノスの体)がヴェルトバオム起動の衝撃に耐えるため、その力で変貌、巨大化した姿。 スレードゲルミルを想起させる外見を持つ。同機との差異としては、額にあるのが角ではなくスレードの斬艦刀に似た刃であること、得物が斬艦刀から両肩のパーツを合体させて出現する大型ドリル「ディバイン・ドリラー」になっていること、両腕に大型のエネルギーマシンキャノン「ゴールド・バングル」が装備されていることなどがある。必殺技の「星穿の神槍(ほしうぎのしんそう)」にはスレードゲルミル同様の咆哮カットインと台詞があり、スレードゲルミルの「斬艦刀・星薙之太刀」との共通点が見いだせる。最終面以外にも、隠しダンジョンに幻影が登場し戦うことが出来る。 どちらが勝っても倒れた方の魂を喰らい、ヴェルトバオムは起動すると言う絶対的有利な条件で決戦に挑んだものの、器としてギムノスを選んだことが仇となり、アレディの「封魂の掌打」で魂を閉じ込められ、ネージュと神夜によってヴェルトバオムごと完全封印された。アクセルいわく、「借り物の体で大それたことをやらかそうとしたからだ」とのこと。 専用BGMは「無限の“刻”が交わる場所で(Orche)」(開始時)、「無限の“刻”を越えた地で(Orche)」(HP50%以下)、「無限の“刻”を越えた地で」(幻影、HP70%以上)。
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