航空管制運航情報官 航空管制運航情報官の概要

航空管制運航情報官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/28 02:54 UTC 版)

業務はおおまかに航空管制運航情報官としての仕事と航空管制通信の仕事に分けられ、以下のものがある。  ・運航援助情報業務  ・飛行場情報業務  ・対空援助業務  ・航空管制通信業務

航空管制運航情報官の業務を経験したのち、航空管制通信官となる者もいる。この場合の勤務場所は成田空港となる。

  • 航空管制運航情報官
    • 飛行機が安全に飛行できるように、飛行に必要な色々な情報を集めて提供することが航空管制運航情報官の仕事である。例えば、滑走路や誘導路に異物が落ちていないか車で巡回して点検し、飛行機の離着陸に支障がないことを確認する。また、パイロットから提出される飛行計画(フライトプラン)の審査、飛行機の駐機場所の調整、空港周辺での花火やロケットの打ち上げに係る調整、滑走路の除雪作業の調整などである。航空管制運航情報官が行う情報提供業務は、航空管制官と同様に航空英語能力証明や技能証明を取得した上で、飛行場周辺を飛行する複数の航空機の状況を即座に把握・状況判断し、パイロットとやりとりしながら航空用語を用いて適確な情報提供を無線で行う。
  • 航空管制通信官
    • 日本の上空を飛ぶ飛行機は、レーダー装置の画面上にどこを飛んでいるか表示される。太平洋のような陸地のない広い海の上では、レーダーの電波が届かないのでレーダーの画面上に表示することができない。そこで、航空管制通信官が遠くまで届く無線をつかってパイロットと交信し、洋上を飛行中の飛行機の位置を確認し管制官へ伝達する。また、管制官からの高度変更などの管制指示やパイロットからの変更要望などを伝達したり、乱気流などの気象情報等を収集し情報を必要とする飛行機に提供し、広い洋上での安全飛行を確保している。航空管制通信官の業務である国際対空通信を行う東京国際対空通信局は成田空港事務所に置かれており、世界的に組織された通信ネットワークの通信局のひとつとして世界の主要航空路に沿って設定されている世界主要航空路区域(MWARA:Major World Air Route Area)のうちNP及びCWPと呼ばれるエリアを担当している。東京国際対空通信局では、電離層での反射を利用し遠距離との通信が可能となるHF、指向性をもたせ対流圏における散乱電波を利用する遠距離VHF(ER-VHF:Extended Range-VHF)を用いて、主として福岡FIR内の洋上を飛行する航空機との交信を行っており、その内容は航空機からの位置通報の受理や管制通報に係るもの、気象情報や飛行の状態に関するもの等多岐にわたっている。航空機との交信内容は関係する管制機関に伝達される他、洋上航空路の気象状態に関する通信の内容は気象庁へも伝達する。また、航空機との交信内容をそれぞれの航空会社に送信している。



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