航空管制技術官とは? わかりやすく解説

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航空管制技術官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 08:33 UTC 版)

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航空管制技術官(こうくうかんせいぎじゅつかん、通称:管技官)とは、主に管制施設や航空保安無線施設などの運用・保守・整備を行う技術者である。

航空保安に携わる国家公務員であり、各航空交通管制部に配属される[1]

任官

航空管制技術官になるには国土交通省の管轄である航空保安大学校の航空電子科(研修期間2年)に入学するか国土交通省航空局が行う募集に応募し、採用される方法の2通りしかない。

外部からの応募に際しては、第2級陸上無線技術士以上の資格を有することが条件となっている[2]

ただし、正式に航空管制技術官になるのは、入学又は採用された後に行われる研修を終了し、航空管制技術官試験に合格しなくてはならない。

自衛隊が管理する飛行場に関しては隊内で養成された隊員が担当している。

組織

職名 担当業務
先任
管理次席 技術管理業務 研修訓練業務
信頼性次席 信頼性技術管理業務
運用次席 運用保守業務 保守委託管理業務 システム統制業務(シス統)

航空管制技術官に必要な無線資格

研修体制

課程 研修 内容 実施場所
基礎 専門 各MDP官署又は航空交通管制部
専門 専門 システム管理研修
航空交通管制技術職員試験
各MDP官署又は航空交通管制部
専門 専門事前 ILS,VORTAC,RDR,ARTS,RDP,RDP信号処理 各官署
専門 専門応用 専門事前と同じ 航空保安大学校 岩沼研修センター
専門 特別 ARTSソフト,RDPソフト
管制卓基礎,管制卓専門
航空保安大学校 岩沼研修センター
上級 特別 RDR,ARTS,RDP,ILS,VORTAC 航空保安大学校 岩沼研修センター
管理 特別 管理課程 航空保安大学校 岩沼研修センター

脚注

関係法令

関連項目

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