おきなわせんせき‐こくていこうえん〔おきなはセンセキコクテイコウヱン〕【沖縄戦跡国定公園】
沖縄戦跡国定公園
[平和記念公園を望む]
太平洋戦争の末期、沖縄本島では日米両軍の間で激しい戦闘が行われ、両軍の兵員だけでなく、凄絶な地上戦に巻き込まれた県民にもきわめて多くの死者を出した。この公園は、沖縄戦終焉(しゅうえん)の地である摩文仁(まぶに)の丘を中心として、幾多の悲劇を生んだ洞窟のある本島南部の石灰岩地帯を指定した、日本唯一の戦跡公園である。
公園内には、看護隊や防衛隊などに動員され、犠牲となった多くの男女学徒、教員を祀る「ひめゆりの塔」や「健児の塔」などの慰霊碑、摩文仁の丘に整備された平和祈念公園・資料館がある。
これらの戦跡を訪ね、「平和の礎(いしじ)」に刻まれた24万余名の名前と、澄みきっ た青い空や海との対比を目にするとき、戦争と平和について、また、国のありようについて、誰もが深い思いを抱かずにいられないであろう。
沖縄戦跡国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 13:10 UTC 版)
沖縄戦跡国定公園(おきなわせんせきこくていこうえん)は、沖縄県の沖縄本島南端部、糸満市と島尻郡八重瀬町にまたがる、第二次世界大戦(沖縄戦)の戦跡と自然景観を有する国定公園である。
- ^ 「本県の自然公園の概要 5.沖縄戦跡国定公園」、『環境白書 平成28年度報告』(2018年)、p.228
- ^ a b 福間(2015年)、 pp.125 - 138
- ^ “沖縄本島での聖火リレー 公道は中止へ ゴール地点で無観客のセレモニーを検討”. 沖縄タイムス沖縄本島版. (2021年4月15日). オリジナルの2020年6月24日時点におけるアーカイブ。 2021年8月1日閲覧。
- ^ “沖縄本島の聖火リレー、公道の使用は中止へ 名護と糸満で無観客代替案を検討”. 琉球新報沖縄本島版. (2021年4月15日). オリジナルの2020年6月24日時点におけるアーカイブ。 2021年8月1日閲覧。
- ^ “沖縄県、本島の公道の聖火リレー中止で調整…ゴール周辺のみでの開催検討”. 読売新聞. 読売新聞東京本社. (2021年4月15日). オリジナルの2021年4月15日時点におけるアーカイブ。 2021年8月1日閲覧。
- 1 沖縄戦跡国定公園とは
- 2 沖縄戦跡国定公園の概要
- 3 概要
- 4 公園内の慰霊施設等
- 5 アクセス
- 6 外部リンク
「沖縄戦跡国定公園」の例文・使い方・用例・文例
- 沖縄戦跡国定公園という国定公園
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