摩文仁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 地図 > 地名 > 摩文仁の意味・解説 

まぶに【摩文仁】


摩文仁

読み方:マブニ(mabuni)

所在 沖縄県糸満市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒901-0333  沖縄県糸満市摩文仁

摩文仁村

(摩文仁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 03:51 UTC 版)

摩文仁村
廃止日 1946年4月1日
廃止理由 新設合併
摩文仁村・真壁村喜屋武村三和村
現在の自治体 糸満市
廃止時点のデータ
日本
地方 九州地方
都道府県 沖縄県
島尻郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 真壁村喜屋武村具志頭村
摩文仁村役場
所在地 沖縄県島尻郡摩文仁村字米須
座標 北緯26度05分36秒 東経127度41分49秒 / 北緯26.09333度 東経127.69708度 / 26.09333; 127.69708座標: 北緯26度05分36秒 東経127度41分49秒 / 北緯26.09333度 東経127.69708度 / 26.09333; 127.69708
特記事項 廃止当時はアメリカ軍施政権下
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

摩文仁村(まぶにそん)は、かつて沖縄県島尻郡にあった。現在の糸満市南東部にあたる。

1908年の島嶼町村制で摩文仁村となる。1946年真壁村喜屋武村と合併し三和村となり消滅。村役場は米須に置かれた。

沿革

もともと摩文仁間切で、1896年の郡区制で島尻郡に編入。1908年4月1日に島嶼町村制で摩文仁村となった。主な産業は農業。

沖縄戦では摩文仁が最後の激戦地となり、村民だけでも犠牲者数は約1200人近くと村人口の約半数にもなった。このため人口は半減し、このまま村独自では復興が難しいことから、1946年4月1日に隣接する真壁村と喜屋武村と合併、三和村となり摩文仁村は消滅した。村役場は三和村米須支所となった。

その後三和村は1961年10月1日(旧)糸満町(現在の糸満市字糸満)・高嶺村兼城村と合併し(新)糸満町となり僅か15年で消滅。さらに1971年12月1日に市制施行し、糸満市となった。

地域

  • 伊原(いはら)
  • 大度(おおど)
  • 米須(こめす)
  • 摩文仁(まぶに)
  • 波平(みなみなみひら) 現在は旧兼城村の波平(北波平)と分けるため南波平となった

隣接していた自治体

現在の糸満市米須地域

交通

道路

路線バス

  • 82番・玉泉洞糸満線
  • 107番&108号・南部循環線

いずれも琉球バス交通による運行

学校

  • 糸満市立米須小学校

中学校は真壁の三和中学校に通学する。

主要施設

  • 沖縄戦跡国定公園(復帰前は政府立公園)全域が指定
    • 平和祈念公園(摩文仁)
      • 平和祈念堂(1978年完成)
      • 平和祈念資料館(1975年開館、2000年にリニューアル)
      • 国立沖縄戦没者墓苑
      • 平和の礎(いしじ・1995年建立)
    • ひめゆりの塔(伊原)
      • ひめゆり平和祈念資料館(1989年開館)
    • 健児の塔(摩文仁)
  • 糸満観光農園(摩文仁)

関連項目

外部リンク




摩文仁と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「摩文仁」の関連用語

摩文仁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



摩文仁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本郵政株式会社日本郵政株式会社
Copyright (C) 2025 JAPAN POST SERVICE Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの摩文仁村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS