NECカシオ モバイルコミュニケーションズ・NECとは? わかりやすく解説

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NECカシオ モバイルコミュニケーションズ・NEC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/13 02:56 UTC 版)

nTTドコモの主な携帯電話端末納入メーカー」の記事における「NECカシオ モバイルコミュニケーションズ・NEC」の解説

略称「N」及び「CA2007年まで製品の箱の色は、緑色アナログ時代自動車電話から参画し、日本における折りたたみ型端末パイオニア折りたたみ普及させた機種はTZ-820・TZ-821型の「デジタルムーバN」(1993年3月)とN207S(1999年2月)・N502i(2000年2月)・N502it2000年9月)である。デザインに関してはやや保守的な面があるが、固定ファンが多い。N504i2002年5月)頃から、サブディスプレイ大型化カメラモジュールの関係でアンテナキー側にとりつけるメーカー多くなったが、N211i(S)N506i(S)以外の折りたたみ式movaでは一貫してアンテナディスプレイ側に取り付けていた。 今や折りたたみ有名になった感じ同社だが、かつてはストレート端末力を入れていた時期もあった。1997年4月発売のN203では、世界軽量の座をPから奪い92グラム当時はまだ珍しいパールホワイトカラー採用し女性中心にヒット出した事もある。FOMAではデュアルモードサービス対応のN27012003年5月)以外は、アンテナ内蔵式である。 以前から操作性が独特で、他のメーカー変えることを引き止める要因となっていたが、最近ではパナソニックも同じOS採用しているためにやや解消されている。N900iL企業向け無線LAN内蔵モデル)とN901iC2005年1月以降FOMA端末LinuxOS採用している。 最近同社製品の特徴は、N20512003年1月以降FOMAに「ニューロポインター」というポインティングデバイス採用していることである。「ニューロポインター」は、画面上でパソコンのマウスのようにカーソルあらゆる方向動かせるのが特徴。「決定ボタン」の役割兼ねている操作性には好き嫌いがわかれるが、フルブラウザ搭載N901iS2005年6月)ではその操作感覚がパソコンブラウザ使用時近く画面スクロールもかなり高速でできる事から、その効果発揮している。 そして、デザインにも力を入れ製品増えてきたのもFOMA以降同社製品傾向である。N900i2004年2月)では「アークライン」という横から見ると弓のようななだらかなライン描いたデザインにした。現在はN902iSN903iなどでアークライン進化版ともいえるLink Face Designというスタイルを持つ。N701i2005年9月)では着せ替えパネル起用している。 また2007年デザインの年と位置づけており、2007年4月23日発表されN904iイタリア人有名デザイナーのステファノ・ジョバンノーニとのデザインコラボレーションモデルとなっていて、2つBOX組み合わせたようなデザイン採用し外側内側カラーが違う、ベーシックかつグラフィカルデザインである。内蔵コンテンツ彼のデザインしたALESSIの「Magic Bunny」など、遊び心あふれるコンテンツ搭載している。またこの端末イタリアデザイン展示会ミラノサローネドコモNECステファノの3者の提携出展している。 また、カメラ機能従来それほど強くなかったが、N902i2005年11月)は携帯電話カメラとしては初の静止画手ぶれ補正機能搭載したN902iS2006年6月)でスーパーデジタル手振れ補正N903iでウルトラデジタル手振れ補正称し多数の軸による手振れ軽減した。またPictMagicを採用し被写体きれいに撮影できる自動補正機能色被り補正などにも対応しているパナソニック協業していることから撮像素子νMaicovicon搭載している機種もある。 文字入力に関しては、基本的に自社開発変換システムとテジック・コミュニケーションズが開発したT9を採用しN902iSからは新し変換システムMogic Engine」を採用している。しかし2006年4月25日発売されN600iSIMPURE N)のみにジャストシステムATOK採用した2006年パナソニック合弁開発会社「アドコアテック」及び「エスティーモ」を設立通信プラットフォームミドルウェアなどを皮切りに共通開発始めている。Linuxベース携帯電話プラットフォーム開発推進するLiMo Foundation」の加盟社数が50社を超えるなど協業範囲広がってきたことを受け、エスティーモは2008年秋清算されたが、アドコアテックについては今後活動継続するとしている。 2006年には日本初の3,5GHSDPA対応モデルN902iX HIGH-SPEED」を納入した。またN903iからはドコモの中でいち早くVGA液晶積んでいて、N904iでは3型WVGA液晶実現した2007年発売されN703iμ厚さが11.4mmで、P703iμ並んでW-CDMA方式折りたたみ式端末販売当初最薄だった。また、2008年2月発売N705iμでは、P705iμと共にW-CDMA方式折りたたみ式端末世界最薄の厚さ9.8mmとなった。(2009年6月現在) 2010年5月これまでの日本電気携帯電話事業承継した新会社NECカシオモバイルコミュニケーションズ」が設立され、翌6月にはカシオ日立モバイルコミュニケーションズ吸収合併し再スタート切った当初ドコモ向けには引き続きNECブランド端末リリースしていたが、2011年夏モデルで、初めてとなるカシオブランドの端末EXILIMケータイ CA-01C」がリリースされる予定である。 その他のNECグループNEC本体ではMEDIASシリーズタブレットの販売行っており、NECアクセステクニカHome Wi-Fiサービス対応するWi-FiルーターAterm WR8166N」を供給している。

※この「NECカシオ モバイルコミュニケーションズ・NEC」の解説は、「nTTドコモの主な携帯電話端末納入メーカー」の解説の一部です。
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