IXEX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 01:35 UTC 版)
三大王の側近としてそれぞれ3人ずつの超親衛隊(蒼の尖鋭兵団・黒賭博騎兵衆・白幻死装徒)がおり、彼ら9人はIXEX(ナインエキスパート)と総称されている。 蒼の尖鋭兵団(あおのせんえいへいだん) バブウを頂点とし、その下に柊、ポルストロイ、ジョブスの付いた部隊だったが、三世の命により、バブウの三大王の座はナメ郎に渡された。真拳狩りではサイバー都市を担当。 その後、バブウは、B・Bを操ろうと計るも、柊・邪ティ・ブーメランパンツ丸に計画を阻止されてしまう。柊(ひいらぎ) IXEXの1人で、蒼の尖鋭兵団のリーダー。 詳細は「#柊」を参照 ポルストロイ IXEXの蒼の尖鋭兵団の1人。 当初はバブウの善滅丸で強化された真Cブロック総隊長だった。 悪魔真拳(デビルしんけん)の使い手。 荒々しくかなり短気な性格で手が出やすい。 IXEXで唯一ナメ郎のことを快く思っておらず、認めてないからと蹴りまくっていたが、ジョブスに指がめり込んで血が出るほどの力で首を絞められ、やっと蹴るのを止めている。 ツルリーナ3世の命でジョブスと共にツルリーナ・エリートアカデミーにいるナメ郎を迎え、ジョブスに2分だけという条件付きでボーボボに挑み、善滅丸の力で悪魔の翼を生やしたヴァンパイア・ポルストロイに変貌するが、ボーボボのゲナハ・キャノンの前に敗れる。 後に柊、ジョブス、ナメ郎とともにサイバー都市を襲撃する。 ジョブス IXEXの蒼の尖鋭兵団の1人。 ポルストロイと共にナメ郎を迎えに来た、元ツルリーナ・エリートアカデミー特別戦闘教官(ポコミいわく、教官の中でもかなりの切れ者で怖い人)。 本を使った脳伝達回路真拳(シナプスしんけん)の使い手。 常に冷静であまり感情を表に出さず、ポルストロイとは違いナメ郎を認めており、敬意を払っている。 かまらが倒され、黒賭博騎兵衆が壊滅した時は帝国の力関係が乱れることを危惧していた。ボーボボたちとは戦っていないことから本人の実力は不明。台詞は全てゴシック体。 黒賭博騎兵衆(くろとばくきへいしゅう) 紫龍炎かまらを頂点、黒賭博娯楽エリアを拠点とし、その下にチンチロ姫・雨水・案内屋のグラさんが指揮する部隊。真拳狩りでは軍艦を担当した。 コミックス5巻によると、黒賭博と言いつつチンチロ姫しかギャンブルをしていないのは展開が単調になると思ったからとのこと。チンチロ姫(チンチロひめ) IXEXの黒賭博騎兵衆の1人。 ネオ板橋区を拠点とし、副番人のパチ玉家出ボーイと番人のエンジェル777を部下に持つ。 賭博好きで、サイコロ博打真拳を使いサイコロ及びギャンブル系の力を武器に戦う。 人生はギャンブルと同じ、生きるか死ぬかの世界だと考えている。 美しいその容姿からネオ・マルハーゲでの人気は高く、ファンクラブまで存在する。 普段は部隊名通りの黒服だが、戦闘時はサイコロ博打真拳超奥義「桜花円舞武装」で振袖に着替える。バトルステージ「正念場の半丁スタジアム」で、負けた相手の仲間の魂をサイコロに変えるサイコロ博打真拳超奥義「ギャンブルの死神王・マーフィン」によるギャンブル勝負でボーボボらを一時は追い込むも、ハンペンとボーボボの作戦に敗れ、激昂して賭博勝負を放棄し部下2人と合体したチンチロ夜叉姫となって襲いかかる。最後は真説鼻毛真拳マル秘奥義 聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)で敗北。 雨水(うすい) IXEXの黒賭博騎兵衆の1人。 ドロロン忍者真拳の使い手で忍者系の技を使用する。 ネオ北区の忍者屋敷「黒ハットリ城」を拠点とする。チンチロ姫がボーボボに敗れた後ボーボボの所に行こうとしたが、隊員が城(正確には雨水の椅子)に潜伏していたソフトンに気づかなかった為に足止めを食らい、ボーボボたちが彼の元に現れた。 彼の部下の中には『魔人探偵脳噛ネウロ』の登場人物である至郎田正影がおり、無理矢理ドーピング料理を食べさせられそうになっていた。 忍具ブキブキ☆大忍ステージで強力な忍術と忍具を駆使してボーボボと激闘。鳥獣王・巨大変化の術で巨大化したことで優勢に立ち、パッチボボをも圧倒するが、パッチボボがパワーアップしたパパパーパ・パーパパチに敗北。 この戦いを見ていた柊は戦いが終わった時、雨水が死去したことを思わせる台詞を口走っていたが、かまらがやられた後で、黒賭博騎兵衆が3人でいる描写があり、生きていることが分かる。 案内屋のグラさん(あんないやのグラさん) / 黄泉への案内屋〝裁きの〟GURAさん(よみへのあんないや さばきのグラさん) IXEXの1人で、黒賭博騎兵衆のリーダー(ただし、案内図では3番目に表示されている)。 地獄裁判真拳の使い手。 彼の武器である剣「ヘル・ジャッジ」は伸縮自在で魂のみを狙える。普段は「案内屋のグラさん」という名のスキンヘッドの大柄の男の姿をしているがそれは仮の姿で、「黄泉への案内屋〝裁きの〟GURAさん」が彼の真の姿。 ネオ足立区の永久監禁労働場で帝国が捕らえた真拳使いを奴隷として強制労働をさせており、反逆した軍艦、スズ、ギガの攻撃で真の姿になり、彼らを一蹴。巨大なステージ「ドクロ黒法廷」で死刑執行人のヴィク鳥ー・ファイターとカツオ谷ふみ夫を加え、ポコミ、首領パッチ、天の助と対決。 空に餓鬼が出てくる地獄への入り口を作り、自分達の攻撃を裁きとし、与えたダメージの大小によって相手に最大十匹の餓鬼を付け、二十匹餓鬼が付いた相手を永遠に死の世界をさまよう死神にする「地獄裁判」で優位に立つ。しかし地獄裁判の実態は地獄の入口がGURAさん自身の胃の中で(よってGURAさん自身は中に入れない)、餓鬼は相手の動きを封じるだけの役割で、身動きの取れなくなった相手を胃液で消化し、死神にするという仕組みをポコミに見抜かれ、3人の合体超奥義「花火蜂」で地獄裁判を破られ、ポコミの超奥義「マジカル百鬼夜行☆」で敗北。 白幻死装徒(はくげんしそうと) B・B(ブラック・ボーボボ)を頭とする白装束の軍団。 結局顔や名前も明らかにされないままネオマルハーゲ帝国は壊滅したが、本人たちは気にせずマックにいった。 真拳狩りでは裏マルハーゲ四天王を担当。 赤の笑撃遊隊(あかのしょうげきゆうたい) 黒賭博騎兵衆壊滅後、新たにネオマルハーゲ三大王の座に着いた柊により作られた軍団。邪ティ(ジャティ) 柊が助っ人として呼んだ、ビュティに瓜二つの謎の少女。 氷のツッコミ真拳の使い手で、ひたすらボケ倒して相手のボケを誘導し、そこをツッコミ殺す戦法をとる。 B.Bとボーボボのように、見た目はビュティだが髪も服(服装は第1部のもの)も黒という黒ずくめ。 性格はビュティと違い冷酷だが、戦闘中などでツッコミをしたり、柊が自分の下着を着ていたことを暴露したことに嫌気がさし、警察に通報しようとするなどとビュティと似たような行動をとることがある。 バブウいわく「偽者」で、一年前にB・Bと共にツルリーナ3世によって『カゲの世界』から連れ出され、バブウによって鍛えられた。ネオ新宿区で柊、B・Bと共にボーボボたちと対峙するが、真説ボボパッチの助によってやられる。 連載終了後も正体は不明だったがコミックス『真説』7巻の書き下ろしで「カゲの世界」にいた。なお3世は9極戦士全員分の影を集めるつもりだったという。 ブーメランパンツ丸(ブーメランパンツまる) 自我のある手足の生えたセクシーパンツ。 極上パンツ真拳の使い手。 かつて柊に命を助けられたことがあり、柊のことを「柊のアニキ」と呼ぶ。邪ティの腰や頭にくっついては怒られる。巨大化し、カラスを括ることで乗り物にもなれるがパンツ故に足場が無く非常に乗りにくい。 柊が彼を餌に釣りをした所、ポセイドン(海の神様)が釣れるという、とんでもない事になった。 柊、邪ティをネオ新宿区に運んで以降は出番が無い。
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