2015年秋モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
「レギュラーディーガ」をモデルチェンジ。ラインナップはBRS(シングルチューナーモデル)・BRW(ダブルチューナーモデル)・SW(系列店限定モデル)は2014年秋モデルから踏襲されるが、BRZ(トリプルチューナーモデル)は内蔵HDD容量1TBのBRZ1010のみのラインナップとなり、新たに、時間指定チャンネル録画機能を備えた6チューナーモデルBRG2010を追加した。2015年10月16日発売(系列店限定モデルのSW2010のみ同年10月中旬に先行発売。11月13日には最上位モデルのUBZ1とシングルチューナーモデルのBRS510が発売)。 Wチューナー以上の上位モデルは全て本体に無線LANを内蔵。なお光デジタル出力端子搭載機種はトリプルチューナー及びチャンネル録画機能付き上位モデルのみ。 HDMIケーブルは系列店限定モデルのSW2010を除き全機種別売り。 本モデルから新機能として、番組表を開いた時に新番組(番組名に、"新"のアイコンや<新>・<新番組>・<新シリーズ>のいずれかの表記が含まれているのが対象)をポップアップ表示し、BRS510は「黄」ボタン、BRW510/BRW1010/BRZ1010/BRG2010は「新番組」ボタンを押すことで内容を確認でき、そのまま録画予約まで済ませることができる「新番組お知らせ」機能を搭載。この機能はリモコンの色ボタンを利用して放送波やジャンル(ドラマのみ・アニメのみ・全ジャンル)の絞り込みが可能である。 BRW510/BRW1010/BRZ1010/BRG2010には「全自動ディーガ」の2015年春モデルで搭載されたハイレゾ音源サイト「e-onkyo music」の自動ダウンロード機能も搭載し、既対応の「外からどこでもスマホで視聴」には「パケット節約(150kbps)」を追加した。 また、BRZ1010/BRG2010は2015年9月から日本でもサービスを開始した「NETFLIX」に対応した。 全機種「4Kアップコンバート出力」に対応しているが4K対応チューナーは非搭載。さらに組み合わせるビエラリンク対応シアターが4Kパススルー非対応モデルの場合は本機と4Kビエラを(シアターを間に挟まず)直接HDMI接続し、4K非対応シアターと4Kビエラは独立させ別系統にてHDMI接続する(この場合、シアターからビエラへのHDMIケーブルは必ず「ARC対応」と書かれたHDMI入力1端子へ繋ぐ。なお2009年以前に製造されたARC非対応シアターと4Kビエラを組み合わせる場合は光デジタルケーブル接続も併せて必要)。 DMR-UBZ1 長らく継続販売していたDMR-BZT9600の後継機種で、Blu-rayの4K対応規格「Ultra HD ブルーレイ」に世界で初めて対応し、4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載したトリプルチューナー搭載プレミアム(最上位)モデル。内蔵HDDは3TB。デジタル音声出力端子は光と同軸を各1系統ずつ搭載、加えて(前作BZT9600同様)アナログ音声出力端子とバランス(キャノン)音声出力端子も各1系統ずつ搭載・及びHDMI出力も2系統搭載(うち1系統は音声専用でビエラリンク対応AVアンプとのみ接続可)。 なお、本機付属(純正)リモコンはディーガ他機種とは異なり、かつて(2010年まで)生産されていた「ハイビジョンディーガ」以来5年ぶりとなるシルバーデザインを採用(ボタンも全てシルバー色で統一)、別売りの汎用簡単リモコン「DY-RM30」も使用可能。 プレミアムモデルのみの専用設計も継承されており、ドライブシェルターで覆ったドライブを1.2mm厚の鋼板製「ドライブベース」に固定することでディスクの回転によって発生する振動を低減し、ディスク信号の読み取り精度の向上を図り、デジタル基板には筐体のねじれ方向の剛性強化や振動低減を実現するために、「ドライブベース」の側面に沿うように筐体の前後に梁を渡したセンターフレーム構造を採用。また、BZT9600では一体となっていたデジタル基板とオーディオ基板を鋼板で分割し、ドライブも合わせた「3ブロック独立構成」も採用した。ベースシャーシはBZT9600の3層構造からアルミプレートを加えた4層構造に強化され、インシュレーターはセラミック製からハイカーボン鋳鉄製に変え、ノイズ干渉を極力排除するためアナログオーディオ専用の基板を追加。高音質パーツについても電源用平滑コンデンサーを大容量化するとともに、非磁性炭素皮膜抵抗と高品質アクロス・ザ・ラインコンデンサーを新たに追加。空いているUSB端子に差して使用する同梱のオーディオアクセサリー「USBパワーコンディショナー」も改良となり、基盤材質の最適化、非磁性炭素皮膜抵抗の組成変更、銅箔厚を2倍にしたことで高域のS/Nを改善した「USBパワーコンディショナーMKII」となった。 DMR-SW2010 SW2000の後継となる「系列店限定モデル」でWチューナー搭載(スカパープレミアムと合わせ3番組同時録画対応。但しチャンネル録画機能は非搭載)。HDMIケーブル付属だが、前作SW2000では付属されていた簡単リモコンは別売り(DY-RM30対応)となった他、無線LANが本体に内蔵され別売りUSBアダプタ(パナソニック製DY-WL10)接続は不要となった(但し無線LAN・有線LAN両者の同時使用は不可)。内蔵HDDは2TB(USB-HDD接続にも対応、但し市販のUSBハブを用いた複数台同時接続は不可)。 DMR-BRG2010 6チューナー搭載の上級モデル。内蔵HDDは2TB。無線LAN内蔵。同じ時間帯で最大6番組の同時録画が可能なため、B-CASカードは視聴・録画用と録画専用の2枚が同梱されている。また、スタートメニューから設定を行うことで、最大6チャンネル分を1日最大8時間まで自動録画できる「時間指定チャンネル録画」も搭載した(本機能はDRモードで録画され、残しておきたい番組を保存するときに1.5〜15倍録モードに変換することが可能。また、チャンネル録画を指定している時間帯は録画予約などの通常録画は不可となる)。但し(チャンネル録画機能搭載の現行機種では最上位となる)BRX6000とは異なり、音声認識による操作機能は非搭載(リモコンはマイク非搭載の通常型でBRX4000用リモコンと同一。「テレビ操作」ボタンを押せば本機リモコンの数字ボタンでビエラなどのチャンネル一発選局&3桁入力選局が可能)。 DMR-BRZ1010 トリプルチューナー&光デジタル出力端子搭載の中級モデル。内蔵HDDは1TB。 DMR-BRW1010 Wチューナー搭載の中級モデル。内蔵HDDは1TB。無線LAN内蔵。 DMR-BRW510 Wチューナー搭載の普及モデル。内蔵HDDは500GB。無線LAN非搭載。 DMR-BRS510 シングルチューナーの普及モデル。内蔵HDDは500GB。無線LAN非搭載。
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