2015年春モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
チャンネル録画モデルを3代目にモデルチェンジ。本代から「全自動ディーガ」の愛称がつけられた。2015年5月22日発売開始。 ラインナップを再編し、BXT970はBRX6000、BXT870はBRX4000となり、BRX4000の容量を2TBに減らし、リモコンを標準仕様に変更したエントリーモデルBRX2000を追加した3機種となった。 新機能として、電源ON時に最初に表示されるトップ画面(よく見る番組などを表示)・お気に入り・ジャンル別で構成された「新着番組」、リモコンの「はじめから」ボタンを長押しすることでチャンネル録画中の番組を最初にさかのぼって再生を開始する「はじめから再生」、チャンネル録画した番組を再生中にリモコンの左右キー操作でチャンネルの切替、上下キー操作で時間帯の移動ができるザッピングを追加。さらに、BRX4000/BRX6000に同梱する「ボイス&モーションリモコン」を改良し、重力センサーの搭載によりモーション操作中の姿勢の変化に対応し、チャンネル録画一覧や番組表の表示中にモーション操作をして目的の日付や時間帯にジャンプする機能を追加した。 2014年秋モデル同様にUSB-HDDがSeeQVaultに対応したことで、「全自動ディーガ」に登録されたUSB-HDDを、同じSeeQVaultに対応した2014年秋モデルの「ディーガ」につないで視聴することが可能になったほか、リモコンに「テレビ操作」ボタンを新設し、ボタンを押してLEDが点灯している間はパナソニック製「VIERA」や他社製テレビの操作がディーガのリモコンで操作が可能となり、4K撮影動画・写真の保存・再生や「外からどこでもスマホで視聴」にも対応した。「外からどこでもスマホで視聴」は「全自動ディーガ」からの新機能として、アドバンスドAVCエンコーダーにネット最適化技術(ネット最適VBR)を導入したことで、接続の安定性と画質を改善し、低速回線でも視聴できる新画質モード「パケット節約(150kbps)」を追加し、スマートフォンで視聴している番組を「あとで見る」リストに追加することで続きをテレビで見ることができる「スワイプ&シェア」機能に対応した。 ファイル共有サーバー機能も備えられ、ハイレゾ音源サイト「e-onkyo music」の自動ダウンロード機能も搭載したことで、スマートフォンから音源を購入して再生するまでパソコン不要でできるようにした(ただし、音楽ファイルの管理(バックアップや削除)をするにはパソコンが必要である)。 DMR-BRX6000 チャンネル録画用チューナー8基(うち5基は地上デジタル専用、3基は地上・BS・110度CS対応)+通常録画用チューナー3基(すべて地上・BS・110度CS対応)の11チューナータイプ。内蔵HDDは6TB(チャンネル録画用:3TB、通常録画用:3TB)。 DMR-BRX4000 チャンネル録画用チューナー4基(うち1基は地上デジタル専用、3基は地上・BS・110度CS対応)+通常録画用チューナー3基(すべて地上・BS・110度CS対応)の7チューナータイプ。内蔵HDDは4TB(チャンネル録画用:2.5TB、通常録画用:1.5TB)。 DMR-BRX2000 チャンネル録画用チューナー4基(うち1基は地上デジタル専用、3基は地上・BS・110度CS対応)+通常録画用チューナー3基(すべて地上・BS・110度CS対応)の7チューナータイプ。内蔵HDDは2TB(チャンネル録画用:1TB、通常録画用:1TB)。
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