2015年春夏モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:47 UTC 版)
J20X(43V型/49V型/55V型) - 4K UHDモデルのJ10Xに「タイムシフトマシン」を新たに搭載したモデル。「タイムシフトマシン」の1つである「ざんまいスマートアクセス」はレグザクラウドサービス「TimeOn」やYouTubeなどからも検索できる「新ざんまいスマートアクセス」に進化。また、純正ハードディスク(THD-250D2/500D2/250V2/300V2)の接続時に限り、「タイムシフトマシン」用にUSBハードディスクをもう1台増設することができるようになった。J10Xから継続採用する全面直下LEDに加え、映像エンジンにはG20Xで初搭載した「4KレグザエンジンHDR」を搭載し、2016年2月実施予定のソフトウェアップデートによりHDR入力フォーマットにも対応する。HEVCデコーダー内蔵により「ひかりTV 4K」・「NETFLIX」・「4Kアクトビラ」といった4Kネット配信サービスや「SeeQVault」に対応した。また、BS・110度CSデジタルチューナーを3基に増やしたことで「見ながらW録(2番組同時録画をしながら別の番組の視聴が可能)」が地上デジタルだけでなくBS・110度CSデジタルでも可能となり「BSも地デジも見ながらW録」に進化した。挟額縁のナローフレームや「リアルメタルスタンド」に加え、ケーブルの配線をキレイに整理するスタンドネックカバーも装備された。 G20X(43V型/49V型/55V型) - Z10X・J10X同様、全面直下LEDパネルを搭載した4K UHDモデル。「4Kマスターリファイン」に加え、映像送信の際に圧縮された色域を復元して色表現領域を拡大する「広色域復元」、HDRフォーマットの映像だけでなく、従来の映像も撮影するカメラによって異なる高輝度領域の圧縮特性を精度高く推定して復元し、明るく輝くシーンの中の白い部分を立体的に再現する「インテリジェント・ハイダイナミックレンジ復元」、4K高画質処理を行いつつ、画像処理の遅延時間をHDMI 1080p/60Hz入力で画面サイズ「ネイティブ」又は「フル(ジャスト)」選択時、HDMI 4K/60Hz入力で画面サイズ「4Kフル」選択時で歴代レグザ内最速の約0.05フレーム(約0.83msec)に短縮した「4K瞬速ゲームダイレクト」で構成された「4KレグザエンジンHDR」を搭載。2016年2月実施予定のソフトウェアアップデートにより、HDR入力フォーマットにも対応する。HEVCデコーダーを内蔵しているため、「ひかりTV 4K」・「NETFLIX」・「4Kアクトビラ」といった4Kネット配信サービスも対応するほか、対応のUSBハードディスクやSDメモリーカードに録画した番組を別の対応機器で再生したり、対応のUSBハードディスクを対応レコーダーと接続してダビングできるほか、将来テレビを買い替える場合でも対応テレビならUSBハードディスクをつなぎ直して視聴ができる「SeeQVault」、「タイムシフトマシン」に対応した「レグザサーバー」とHDMI接続することで、テレビのリモコンで「タイムシフトマシン」の機能を操作できる「タイムシフトリンク」に対応している。ラインナップは43v型・49v型・55v型の3サイズを設定する。 J10(43V型/49V型/55V型) - 4K UHDモデルのJ10X同様に全面直下LEDパネルを搭載したフルハイビジョンモデル。新たに、映像のテクスチャー部やエッジ部などをピクセルごとに分類し、テクスチャー部には精細感を高める処理を、エッジ部はフィルター効果の処理を行いモスキートノイズを抑制する「マスターリファイン」を搭載したほか、映像エンジンを「NEWレグザエンジンCEVO」に変更したことで、撮影時に圧縮された高輝度領域を復元し、全面直下LEDパネルを活かして白側の質感を正確に再現する「ハイダイナミックレンジ(HDR)復元」や新アルゴリズムの搭載により暗部と明部を正確に再現して立体感の表現を向上させる「質感リアライザー」を追加。機能面では「レグザサーバー」とHDMIで接続することで、テレビのリモコンで「タイムシフトマシン」の過去番組表を操作できる「タイムシフトリンク」に対応。動画配信サービスはYouTube・DMM.com・TSUTAYA TV・U-NEXT・スカパー!オンデマンド・Yahoo! JAPAN・アクトビラ ビデオ・フル・T's TV レンタルビデオに加え、日本では2015年9月に開始された動画配信サービス・NETFLIXに日本国内用テレビでいち早く対応した。既存の「ゲームダイレクト」も進化し、1080p入力「Dot By Dot」「フル(ジャスト)」表示時で遅延時間を約0.05フレーム(その他条件では約0.2フレーム)に短縮した「瞬速ゲームダイレクト」となり、「映像メニュー」の「ゲーム」メニューに、ゲームやゲーム機の種類に応じてテレビ側で映像モードを自動切換する「オート」を新設した。また、このシリーズから東芝が長らく使用してきたminiB-CASカードではなく、通常のB-CASカードへと変更された。 S10(32V型/40V型/50V型) - スタンダードモデル。既搭載の「ゲームダイレクト」を改良し、1080p入力時における遅延時間がS8シリーズの約1.7フレーム(約29msec)から半分以下の約0.75フレーム(約12.5msec)に低遅延化し、快適性と映像美を両立した。「ゲームダイレクト」の性能向上以外の点はS8シリーズと同等である。ラインナップは当初、32V型と40V型の2サイズだったが、2015年11月に50V型が追加された。S8同様にUIはパナソニックのビエラに酷似している部分(アンテナレベル表示など)があり、リモコンにサブメニュー(通常ならクイックボタンがある位置)ボタンがある。 ※レグザリンク対応。 ※映像エンジン:G20X・J20Xは「4KレグザエンジンHDR」、J10は「レグザエンジンCEVO」、S10は「レグザエンジン」を搭載。 ※画質自動調整機能:「おまかせオートピクチャー」を搭載。
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