CDステレオシステム
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「D-dock」の記事における「CDステレオシステム」の解説
2009年からはSDカードスロットを省く代わりに、USBマスストレージ規格やUSB 2.0に対応したUSBメモリなどの機器で拡張子に「.mp3」もしくは「MP3」がある音楽を再生できるUSB端子を搭載したオールインワンのCDステレオモデルを設定している。PM48・PM500は対応のiPodとは天板にある専用端子で直接ドッキングできる(PM500はiPhoneもドッキング対応)。PM02はAUX端子経由でiPod・iPhoneの音楽も再生可能。 SC-PM48(2009年6月発売)CD、カセット、AM/FM 実用最大出力 40W 2Wayスピーカー(バスレフ型、10cmコーン型ウーハー、6cmコーン型ツィーター) SC-PM02(2010年9月発売)CD、AM/FM 実用最大出力 20W 1Wayスピーカー(バスレフ型、10cmコーン型ウーハー) 待機電力約0.2Wの低消費電力システムを搭載。また、無音状態でかつ、約30分間ボタン操作がない状態が続くと自動で電源が切れるオートオフ機能も搭載する。 SC-PM500(2011年9月発売)CD、AM/FM 実用最大出力 40W 2Wayスピーカー(バスレフ型、10cmコーン型ウーハー、6cmコーン型ツィーター) デジタル信号のまま入出力を行うことで変換による音の劣化をなくし、クリアで歪みのない高音質を楽しめる「フルデジタル伝送」を新搭載。 SC-PMX5(2012年6月発売)CD、AM/FM 実用最大出力 120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmソフトドーム型ツィーター、1.5cmピエゾ型スーパーツィター) アンプ部は雑音や歪みを抑えてクリアな音を再現する「低ジッターフルデジタルアンプ」にボーカルやセリフを明瞭化する「低歪みフルデジタルPWMアンプ」を組み合わせたことで、デジタル処理時に発生した時間間隔のズレを補正。原音に忠実な音の波形を再現し、クリアで深みのある音を味わえる。音への配慮も徹底されており、キャビネットの厚みを増すことで余分な振動の減衰時間を大幅に短縮する制振キャビネット構造とし、放熱効果を高めた設計としたことでファンレス化を実現し、本機から発生する振動音を抑えた。スピーカーは2008年モデルのPM870SD以来となる3wayスピーカーを採用し、徳島県産孟宗竹の竹炭材を使用し、PPの裏側に3か所の厚みを設けることで分割振動を抑えた「竹炭偏肉PPウーハー」を搭載。高音質スピーカーコードにも対応するねじタイプ端子も装備している。実用最大出力は歴代「D-dock」の中で最高となる120Wのハイパワーで迫力のサウンドを楽しめ、アンプ部の調節つまみで低域・高域を手動調節でき、好みの音質にすることができる。
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「D-dock」の記事における「CDステレオシステム」の解説
CDステレオシステムに関しても、2013年に発売されたSC-PMX9以降のモデルで「D-dock」を名乗らなくなり、本体に記されていた「D-dock」ロゴが無くなっている。 SC-PMX9(2013年6月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmソフトドーム型ツィーター、1.2cmピエゾ型スーパーツィター) 本機種では独自のノイズシェービング技術をクロックに応用することで高音域から可聴限界以下の超低音域までのジッターを最小にする「クロック再生成技術」と制御理論を応用し、デジタル処理時の波形に起こる歪みを補正することで原音に忠実な音の波形を再現する「歪み補正PWMモジュレータ」などで構成された「LincsD-Amp」を採用。ハイレゾ音源の再生に対応したほか、Bluetoothに加えて、ワイヤレスLANを搭載したことでAirPlayやDLNAにも対応した。また、iPhone 5や第5世代iPod touch、第7世代iPod nanoは本体の天板に直接ドッキングができるほか、歴代のiPhone/iPod touch/iPod nanoやiPadとは対応機器に付属のUSBケーブル経由で接続できる。さらに、USBメモリの再生も可能。 SC-PMX9LTD(2013年12月発売)既存のSC-PMX9をベースに、センターユニットをスピーカーボックス表面と同じブラックに統一し、特製USBパワーコンディショナー、特製真鍮インシュレーター(8個)、4芯スピーカーケーブル(2本)、OFC電源コードを同梱し、電源ノイズや不要な振動を低減したことでピュアな音質を実現し、臨場感や空気の感じまでも再現できる高音質パーツキット付ブラックモデル。500台の台数限定である。 SC-PMX100(2015年5月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型竹プラントオパールウーハー、1.9cmドーム型シルクドームツイーター、1.2cmピエゾ型スーパーソニックツイーター) 前述のPMX9の後継機種で、別売りのUSBケーブルと接続することでパソコンからの音源をダイレクトに再生できるUSB-DAC入力端子が新たに搭載されたほか、3Wayスピーカーも改良が施され、ウーハーの振動板には不要な残響を減少させる竹プラントオパールを、ツイーターには50kHzまでの高音域を再生するシルクドームとハイレゾ音源の超高音域(100kHzまで)の再生を可能にするスーパーソニックの2種類を搭載した。さらに、クロック再生成技術と歪み補正PWMモジュレータに新アルゴリズムを導入した「LincsD-Amp III」を採用したほか、小音量再生時の音の解像度劣化を抑えるVGDA(可変ゲインデジタルアンプ)とAC電源回路と信号用電源を切り離すことで音の濁りの原因となるAC電源起因のノイズをシャットアウトするバーチャルバッテリー電源を採用した。また、スピーカー端子は同梱スピーカー用とは別に、高音質スピーカーコードにも対応したねじタイプスピーカー端子も装備した。 また、BluetoothやUSB接続(USBメモリやUSBケーブル接続のiPod touch/iPhone/iPad)に加え、Wi-Fiを利用したワイヤレス再生機能「AllPlay」やDLNAにも対応するほか、2014年秋冬モデル以降の「ディーガ(BRS・BRW・BRZ品番、2014年秋冬モデルはソフトウェアのダウンロードが必要)」や2015年春夏モデル以降の「全自動ディーガ(BRX品番)」との連携も可能で、あらかじめダウンロードやパソコンからのコピーなどで「ディーガ」・「全自動ディーガ」に保存した音楽を本機でアクティブスピーカーとして再生することが可能である。 SC-PMX70(2015年5月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型竹炭PPウーハー、1.9cmドーム型シルクドームツィーター、1.5cmピエゾ型ツイーター) ハイレゾ音源対応モデルのPMX系で初の普及機種で、BluetoothやUSB接続が可能(PMX100で対応しているWi-Fi/AllPlayやDLNAは非対応で、USB-DAC入力端子も搭載しない)。3Wayスピーカーはウーハーの振動板に日本産孟宗竹の竹炭材を使用し、偏肉PPコーンを採用した竹炭PPウーハーを、ツイーターにはシルクドームとピエゾの2種類を搭載した。また、PMX100同様に「LincsD-Amp III」を搭載し、高音質スピーカーコードにも対応したねじタイプスピーカー端子を装備した。 SC-PM250☆(2015年5月発売)CD、AM/FM、USBメモリ 実用最大出力 20W 1Wayスピーカー(バスレフ型、10cmコーン型ウーハー) 前述のPM02の後継機種で、新たにBluetoothに対応。また、アンプ部やリモコンのボタン数を必要最低限にとどめたシンプル操作も実現している。 SC-PMX150(2017年5月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmドーム型ツィーター、1.2cmピエゾ型スーパーツイーター) PMX100の後継機種で、USB接続端子とPC入力端子においてSuper Audio CDに用いられてるDSD形式(2.8MHz/5.6MHz)に対応したほか、ミュージックサーバー機能を備えたDIGAと組み合わせてスマートフォンからの操作で音楽の再生が可能な「サウンドジャンプリンク」や音楽ストリーミングサービス「Spotify」に対応した。 SC-PMX80(2017年5月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmドーム型ツィーター、1.5cmピエゾ型スーパーツイーター) PMX70の後継機種で、PMX150同様にUSB接続端子とPC入力端子においてDAD形式(2.8MHzのみ)に対応したほか、PMX70では非搭載だったUSB-DAC機能も新たに搭載された。 SC-PMX90☆(2019年5月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmドーム型ツィーター、1.5cmピエゾ型スーパーツイーター) PMX80の後継機種で、光デジタル入力端子が搭載された。 SC-PMX900☆(2021年7月発売)実用最大出力120W 3Wayスピーカー(バスレフ型、14cmコーン型ウーハー、1.9cmドーム型ツィーター、1.2cmピエゾ型スーパーツイーター) PMX150の後継機種となるハイレゾ音源対応モデルで、Hi-Fiオーディオブランド「Technics」に採用されているフルデジタルアンプ「JENO Engine」が搭載されたほか、ターンテーブルシステムのノイズ抑制回路を応用し、電源に重畳されているノイズ成分を抽出し、その成分のみを制御する「ローノイズ電源回路」が採用された「Tuned by Technics」仕様となった。 「Chromecast built-in」に対応したことで、キャスト機能対応のストリーミングサービスであれば、スマートフォンで聴いていた音楽をキャストさせることが可能となり、スマートスピーカーとの連携により音声による操作を可能にする「「OK Google」に対応。また、よく利用する音源を登録可能な「お気に入り(FAV)」機能が改良され、PMX150のインターネットラジオに加え、Spotify・Deezer、USBメモリー内の音楽、ラジオ局まで対象の範囲を拡げ、登録音源数もPMX150の6つから9つに増やした。
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