もうそう‐ちく〔マウソウ‐〕【×孟宗竹】
孟宗竹
もうそうちく (孟宗竹)
●中国の江南地方が原産です。わが国へは江戸時代の中頃に渡来しました。現在では各地に植栽されています。わが国に生えるタケ類の中では最も大きくなり、高さは15~20メートルになります。この高さになるまでに1か月、そして2か月目には成長を終えます。群生して竹藪を形成し、春のタケノコは食用にされます。節間は20~25センチと短く、節から枝を2個ずつだします。中国で昔、病気の母のために真冬に雪をかき分けてタケノコを掘り、それを食べさせたという孟宗(Meng Zong)という人の故事に因みます。
●イネ科マダケ属の常緑タケ類で、学名は Phyllostachys pubescens。英名は Moso-chiku。
孟宗竹
モウソウチク
(孟宗竹 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 09:47 UTC 版)
モウソウチク(孟宗竹)はアジアの温暖湿潤地域に分布する竹の一種。種名は冬に母のために寒中筍を掘り採った三国時代の呉の人物、孟宗にちなむ。別名江南竹、ワセ竹、モウソウダケ。
- ^ a b c d e f g h i j k モウソウチク 国立環境研究所
- ^ a b c d e f g h i j k モウソウチク 愛知県
- ^ 身近で不思議なタケの生態に迫る! 農林水産省
- ^ a b "水防工法 Pocket Book" (PDF). 四国地方整備局 松山河川国道事務所. Oct 2011. p. 10. 2021-9-30時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2021-10-1閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ 緑地生態学研究室 上久保 峰 (2003年). “放置スギ林へのモウソウチクの侵入によるスギの成長阻害” (PDF). 千葉大学. 2007年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年5月23日閲覧。
[続きの解説]
「モウソウチク」の続きの解説一覧
- 1 モウソウチクとは
- 2 モウソウチクの概要
- 3 竹林の増加
「孟宗竹」の例文・使い方・用例・文例
- 孟宗竹という植物
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