もうそう‐ちく〔マウソウ‐〕【×孟宗竹】
もうそうちく (孟宗竹)




●中国の江南地方が原産です。わが国へは江戸時代の中頃に渡来しました。現在では各地に植栽されています。わが国に生えるタケ類の中では最も大きくなり、高さは15~20メートルになります。この高さになるまでに1か月、そして2か月目には成長を終えます。群生して竹藪を形成し、春のタケノコは食用にされます。節間は20~25センチと短く、節から枝を2個ずつだします。中国で昔、病気の母のために真冬に雪をかき分けてタケノコを掘り、それを食べさせたという孟宗(Meng Zong)という人の故事に因みます。
●イネ科マダケ属の常緑タケ類で、学名は Phyllostachys pubescens。英名は Moso-chiku。
もうそうちくと同じ種類の言葉
- もうそうちくのページへのリンク