レグザポータブルプレーヤー
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「レグザ」の記事における「レグザポータブルプレーヤー」の解説
従来、東芝製ポータブルDVDプレーヤーは「ポータロウ」のブランド名を用いていたが、「VARDIA」と同様に、2010年12月発売の新モデルより「REGZA」にブランド名が統一される。 全機種でDVD(DVDビデオ・DVD-R/-RW)の再生のほかに、CD(音楽CD・CD-R/-RW)、SDメモリーカード(SDHCカード使用可、SD-P76DTを除く)も再生できる。 一旦は生産を終了したが、2012年7月に約1年2ヶ月ぶりとなる新モデルが発売されポータブルDVDプレーヤーの取り扱いを再開した。 2013年秋冬モデルで、東芝製初となるポータブルブルーレイディスクプレーヤーが登場した。 2010年秋冬モデル - 現在は生産を終了している。SD-P76S - 7V型LEDバックライト液晶を搭載したコンパクトモデル。カラーはココナッツホワイト(SD-P76SW)、フランボワーズピンク(SD-P76SP)、ブルーベリーブルー(SD-P76SL)、マスカットグリーン(SD-P76SG)の4色がある。バッテリー内蔵型で、約3時間のDVD連続再生が可能(2010年12月発売)。 SD-P96DT - 高精細9V型LEDバックライト液晶を搭載した大画面モデル。地デジ・ワンセグ対応チューナーが内蔵されており、自宅などの屋内では地上デジタル、外出時ではワンセグと使い分けが可能。また、液晶が180度回転し、折りたたんでフルフラットにもできる「フリースタイルディスプレイ」を採用。約6時間のDVD連続再生が可能(2010年12月発売)。 2011年春夏モデル - 現在は生産を終了している。SD-P76DT - コンパクトモデルのSD-P76SWにワンセグチューナーを内蔵したモデル。基本機能やバッテリー稼働時間はSD-P76SWと同等だが、SDメモリーカードの再生が非対応となる(2011年5月下旬発売)。 2012年春夏モデル - 現在は生産を終了している。SD-P77S - P76S後継の7V型コンパクトモデル。カラーラインナップも踏襲されており、ホワイト(SD-P77SW)、ピンク(SD-P77SP)、ブルー(SD-P77SL)、グリーン(SD-P77SG)の4色を設定する。操作パネルには「ソフトタッチキー」を採用。バッテリー稼働時間が延び、標準使用でも約4時間DVD連続再生が可能だが、新たに設けられた「節電モード」を設定することでバッテリー稼働時間を1時間延せるようになった。(2012年7月発売)。 SD-P97DT - P96DT後継の地上デジタル・ワンセグチューナー搭載9v型大画面・高精細モデル。P77S同様に「ソフトタッチキー」を採用するが、P97DTは本体パネルに配置されている。DVD連続再生時間はP96DTと同等だが、こちらもP77S同様に新設された「節電モード」を設定することでバッテリー稼働時間を2時間延ばせるようになった。(2012年7月発売)。 2012年秋冬モデル - 現在は生産を終了している。SD-P100WP - レグザポータブルプレーヤー初の防水対応モデル(本体・リモコンで対応、ACアダプターは非対応)。ディスプレイサイズもシリーズ最大となる10.1v型高精細LEDバックライト液晶を搭載。地デジ・ワンセグ対応チューナーも搭載している。DVD連続再生時間は約5時間で、「節電モード」を設定することによりバッテリー稼働時間を2時間延ばせる。また、「レグザリンク・シェア」配信に対応したレグザやレグザブルーレイで録画した番組を受信して楽しめる「レグザリンク・シェア」再生に対応しており、無線LANも内蔵している(2012年9月発売)。 2013年秋冬モデル - 現在は生産を終了している。SD-BP1000WP - レグザポータブルプレーヤーで初めてとなるポータブルブルーレイディスクプレーヤー。これまでのDVDに加えてブルーレイディスクの再生も可能となり、レコーダーで録画したBD-R/BD-REの再生も可能。また、無線LANを内蔵しており、レグザやレグザブルーレイ/レグザサーバーで録画した番組やレグザブルーレイ/レグザサーバーで受信している放送中の番組を本機で視聴可能な「レグザリンク・シェア」に対応している。そのほか、本体やリモコンを防水仕様としているほか、HDMI出力対応により、ブルーレイやDVD再生時はプレーヤーとしてテレビに出力することができる。ディスプレイはP100WPと同じく10.1v型高精細LEDバックライト液晶を搭載する。また、本機種では「ソフトウェアCAS」を新たに採用したことで、B-CASカード不要で地上デジタル放送を視聴できるようになった(2013年11月発売)。 2014年春夏モデルSD-BP900S - ポータブルブルーレイディスクプレーヤーの普及モデル。9V型高精細(800×480ドット)LEDバックライト液晶を搭載し、アクリルパネルを採用。また、ディスプレイが180度回転・画面を上に向けた状態で折りたたみも可能な「フリースタイルディスプレイ」が採用された。HDMI出力端子も備えており、HDMI入力端子を備えたテレビとHDMIケーブルで接続することで据置型のブルーレイディスクプレーヤーとして使用することも可能である。端子類は背面に配置しているほか、ディスプレイを畳んだ状態でも操作が可能なソフトタッチキーを搭載。リモコンも同梱している。BD/DVD連続再生時間は約5時間だが、「節電モード」を搭載しており、連続再生時間を約30分延長することができる(2014年5月発売)。 2015年春夏モデルSD-P710S - P77S後継の7V型コンパクトモデル。ディスプレイにIPS液晶を搭載したことで視野角が広くなり、解像度もP77Sの800×480ドット(WVGA)から1024×600ドット(WSVGA)に高精細化したことで字幕まではっきりと映し出すようになった。バッテリー稼働時間はP77Sと同等だが、使用中でもACケーブルに接続してコンセントからバッテリーに充電できる「おでかけスタンバイ」機能が搭載されたほか、約2倍/3倍/4倍の3段階で見たい箇所を拡大表示するズーム機能も搭載された。カラーバリエーションはP77S同様、ホワイト(P710SW)・ピンク(P710SP)・ブルー(P710SL)・グリーン(P710SG)の4色展開だったが、ホワイト以外の3色は既に生産を終了している(2015年8月発売)。 2017年秋冬モデルSD-P1010S - 10.1V型大画面モデル。LEDバックライトを搭載することで省電力化され、DVD連続再生時間が約5時間となる。また、ワイヤレスリモコンのボタン操作で消費電力を削減し、DVD連続再生時間を約1時間延ばせる「節電モード」や「おでかけスタンバイ」機能も備える。ディスプレイは180度回転し、そのまま折りたたみも可能な「フリースタイルディスプレイ」となっており、ズーム機能も搭載。本体パネル部の操作ボタンはソフトタッチキーとなっている。リモコンやACアダプターだけでなく、カーアダプター(12V電源用)やミニピンAVケーブルも同梱しており、車中での使用や再生映像をテレビに出力することも可能である (2017年12月発売)。 2021年モデルSD-P910S - 既存のP710SWとP1010Sの中間サイズとなる9V型モデル。ディスプレイはBP900Sと同じ800×480ドットの高精細・LEDバックライト液晶を採用。画面サイズの違い以外の主要機能やスペックはP1010Sに準じており、「節電モード」・「おでかけスタンバイ」・「フリースタイルディスプレイ」・ソフトタッチキーを採用。リモコンやリモコン用ボタン電池に加え、ACアダプター、カーアダプター(12V電源用)、ミニピンAVケーブルといった外部接続などで使用するアクセサリー類も同梱される(2021年2月発売)。
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