2011年春夏モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:47 UTC 版)
ZG2(42V型/47V型/55V型・LED REGZA) - メインLSIを2基搭載したことで「レグザエンジン」の約6.8倍の処理能力を実現した「レグザエンジンCEVO Duo(シーボ デュオ)」を搭載。高画質回路と2D3D変換回路も備えており、緻密で色鮮やかな映像を再現する。パネルも「レグザエンジンCEVO Duo」で制御された美しい映像を余すことなく引き出すため、「新IPSパネル」を採用。また、4倍速駆動と8分割バックライトスキャンを同時に行うことで動きの速い映像も残像を効果的に低減する「アクティブスキャン480」も搭載した。また、HDDを2TB、地上デジタルチューナーを9基搭載しているが、このうち、HDD 1.5GBと地上デジタルチューナー6基は「タイムシフトマシンCEVO」専用に用意されているものである。この「タイムシフトマシンCEVO」は最大で6チャンネル・約30時間分の番組を一時保管することが可能で、過去番組表から選ぶことで見たい番組を好きな時に見ることができる。また、チャンネル数・曜日・時間帯を指定することが可能で、チャンネル数に応じて一時保管できる時間も連動され、チャンネル数1つの場合で約180時間分を一時保管することができる。さらに、一時保管した番組から通常録画用のハードディスクや外付けUSBハードディスクへ移動(ムーブ)させることもできる。なお、通常用の地上デジタルチューナーを3基備えているため、番組を見ながら別の2番組を同時に録画できる「地デジ見ながらW録」にも対応している。また、スマートフォンをレグザリモコンとして使用できる「レグザAppsコネクト」、約0.3秒の瞬間起動を可能にした「高速レグザ番組表」、フレームに帯電防止素材を使用し、ほこりの吸着を防ぐ「ホコリクリア」を採用し、Windows 7に対応。低遅延と高画質を両立した「ゲームダイレクト」も3Dゲームに対応し、「3Dゲームダイレクト」に進化した。レグザリンクシェア対応。 Z2(37V型/42V型/47V型・LED REGZA) - 映像エンジンを「レグザエンジン」の約3.4倍の演算能力がある「レグザエンジンCEVO」に、「アクティブスキャン」を倍速駆動+8分割バックライトスキャンの「アクティブスキャン240」にそれぞれ変更し、「タイムシフトマシンCEVO」非搭載、3D非対応(「ゲームダイレクト」は「ゲームダイレクト3」を搭載)、サイズラインナップが一部変更(55V型がない代わりに37V型を設定)されている点を除いてはZG2シリーズと共通。 ZP2(26V型/32V型・LED REGZA) - Z2シリーズと同じく高い演算能力を誇る「レグザエンジンCEVO」、フルハイビジョンIPSパネルを搭載。32V型にはZ2シリーズと同じく「アクティブスキャン240」も搭載した3D対応プレミアムパーソナルモデル。3D方式は多くの映画館で採用されている偏光フィルター方式の「シアターグラス3D」を採用しているため、付属の3Dメガネは電源ユニットを省き、軽量化されたことで負担を軽減。ゲーム機能も3Dゲームに対応した「3Dゲーム・ターボ」を搭載した。なお、26V型の3D対応液晶テレビはこの機種(26ZP2)が初めての製品である。 RB2(26V型/32V型/40V型・LED REGZA) - スロットイン式のBDプレーヤーを搭載したR1BDPシリーズの後継モデル。映像エンジンを「レグザエンジン」に、超解像技術を「レゾリューションプラス4」にそれぞれ更新し、「レグザAppsコネクト」に対応。USB外付けハードディスクへの録画は従来通り対応している。また、26V型と32V型にはIPS方式の液晶パネルを採用。40v型はVA方式のフルハイビジョン液晶パネルを採用しており、「倍速・モーションクリア」が追加される。 RE2(19V型/22V型/26V型/32V型・LED REGZA) - IPS液晶パネルを搭載したUSBハードディスク録画対応モデル。地上デジタルチューナーを2基搭載しており、録画中に別の番組を視聴できる「ウラ録」に対応。また、フレーム部と卓上スタンドの樹脂部には帯電防止素材を含ませたことで静電気によるほこりの付着を防ぐ「ホコリクリア」を採用。当初は19V型・22V型・26V型の3サイズを発売していたが、2011年11月に追加モデルとして32V型を追加。 RS2(19V型/22V型/26V型・LED REGZA) - RE2(32V型を除く)にレグザ純正USBハードディスク(500GB、THD-50A2)とUSBハードディスクホルダー(THD-HLD1)を同梱したモデル。買ったその日から録画ができ、専用ホルダーを取り付けることで、USBハードディスクをテレビ背面にすっきりと収めることができる。 A2(19V型/22V型/26V型/32V型/37V型/40V型/46V型/55V型・LED REGZA) - バックライトをLEDに変更したベーシックモデル。37V型以上のサイズはフルハイビジョン液晶パネルを採用しており、「倍速・モーションクリア」が追加される。A1シリーズに比べてフレームの幅を小さくした「スリムミニマムデザイン」を採用しており、19V型・22V型・26V型はブラックとホワイトの2色展開である。 AC2(19V型/22V型・LED REGZA) - 液晶パネル方式をTN方式に変更したモデルで機能面は上述のA2シリーズと同等。本体カラーはブラックのみ。 AS2(32V型/40V型) - レグザエンジンや超解像技術「レゾリューションプラス4」などを搭載した高機能ベーシックモデル。40V型はフルハイビジョンとなっており、「倍速・モーションクリア」が追加される。 P2(19V型・LED REGZA) - 電力供給が安定しないアセアン地域で発売されている海外向けモデル「PC1」 でのノウハウを生かして開発されたバッテリー搭載モデル。「ピークシフト」機能が搭載されており、ワンタッチでAC電源からバッテリー電源に切り替えて視聴でき、満充電状態で約3時間の視聴が可能である。バッテリー充電は電源オフ(スタンバイ時)に行われるが、「夜間充電モード」に設定しておけば電力の需要が比較的少ない夜間から朝の時間帯(午後10時〜午前9時)のみに充電が行われる。さらに、通常時よりも電力消費量を抑える節電機能を搭載しているほか、停電により地上デジタルチューナーが一時的に使えない場合を考慮し、ワンセグチューナーも内蔵している(ワンセグ用アンテナ付属)。本シリーズはパーソナルサイズの19V型のみのラインナップである。当初はブラックのみだったが、2011年11月にホワイトを追加発売した。 ※レグザリンク対応。 ※超解像技術:ZG2・Z2・ZP2は「レゾリューションプラス6」、RB2・RS2・RE2・A2・AC2・AS2は「レゾリューションプラス4」を搭載。 ※映像エンジン:ZG2は「レグザエンジンCEVO Duo」、Z2・ZP2は「レグザエンジンCEVO」、RB2・RS2・RE2・A2・AC2・AS2は「レグザエンジン」を搭載。 ※画質自動調整機能:ZG2・ZP2は「おまかせドンピシャ高画質3D」、Z2は「おまかせドンピシャ高画質3」、RB2・RS2・RE2・A2・AC2・AS2は「おまかせドンピシャ高画質2」を搭載
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