ピークシフト
ピークシフトとは、電力を消費する時間帯をずらして、電力需要ピーク時における電力消費を抑えることである。
夏の昼間は、各家庭や職場などでエアコンを稼動させたり、生産活動のための機器を使用したりすることで、電力消費量が急増する。電力は基本的に作り置きができないため、ピーク時には電力供給が追いつかなくなる可能性がある。ピークシフトは、夜間に作業をしたり、夜間にバッテリーに充電しておき、昼間に電力網からの電力を消費しないようにすることで、電力消費をできるだけ平準化しようとするものである。
PCにおいては、夜の間に充電を行い、昼間は自動的にバッテリー駆動へと切り替える機能がピークシフトと呼ばれている。2011年の春から夏にかけて発売されるノートPCの多くは、3月に発生した大震災の影響で節電への関心が高まっていることを背景として、ピークシフトを搭載した機種が多く発売されている。
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