据え置き型
別名:据置型
据え置き型とは、特定の位置に設置して使用される前提で設計されている機器や装置を指す表現である。もっぱら「持ち運び型」と対比して用いられる。
据え置き型の機器は基本的に携帯性(持ち運びのしやすさ)を度外視できるため、小型化を追求する目的で性能を犠牲にせず、高品質や大容量を実現しやすい。配線も外部電源から電源ケーブルを引いて有線接続できるため、電池切れの心配がない。他面、持ち運び型の機器と比べるとかさばりやすい。
デスクトップPCは基本的に据え置き型といえる。いわゆる家庭用ゲーム機も、携帯ゲーム機と対比してテレビに接続するタイプのゲーム機が据え置き型ゲーム機と呼ばれる。アーケードゲームも据え置き型と表現し得る。他にもヘッドホンアンプや、浄水器など、「持ち運び型」と対比される区分のある製品は広く「据え置き型」と形容される。。
据置型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 18:25 UTC 版)
家庭での使用を前提としており、再生音はアンプおよびスピーカーを通して聴く。スピーカーは内蔵されている場合もある。 MD-CDシステムやミニコンポの一部として、あるいは普通の単品コンポーネントとしてのMDデッキがこれに当たる。初期の単品MDデッキにはMDを搭載しないミニコンポに組み込んで連携できるように、システムコントロール端子を設けた機種も存在していた。 MD-CDシステムはCDラジカセとは異なり交流電源専用の機種が多い。カセットデッキを搭載したものはMDラジカセとも称される。当初は交流電源専用が当たり前であったが、2000年以降からは乾電池駆動が出来るMD-CDシステムも出てきた。この場合メーカーによってはAMループアンテナ無しでもAMラジオが録音は出来ないが視聴できる工夫がなされることもあった。ほとんどの機種はシンセサイザーチューナー・タイマー録音機能・電子ボリューム・MDカナ表示が付いているが、機能を省いた安価な機種には付かない場合もある。ごく一部漢字かな表示にも対応した機種も存在した。 1990年代後半にはコンパクトカセットで主流だったダブルデッキも登場した。ダブルデッキではMD同士のアナログ方式のダビングや録音中のMDリスニングができるほか、録再デッキを2つ内蔵したものではCD等を1度に2つのMDにダビングしたり、2つのMDでそれぞれ異なる音源を録音したりできる。
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