ラジオカセットレコーダー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 01:03 UTC 版)
ラジオカセットレコーダー (英語: radio cassette recorder)は、コンパクトカセットテープレコーダー(テレコ)にラジオチューナーを内蔵した音響機器である。一般的に略称でラジカセと呼ばれる。
注釈
- ^ 当時のテレビの外部出力端子はイヤホン端子のみが大半で、これは通常イヤホンを差し込むと同時スピーカーからの音が遮断される仕様になっている。RCA端子の装備はビデオデッキの普及以降である。
- ^ テレビ音声の録音需要を考慮して、1980年代前半からTVのVHF/UHF放送の音声放送部分だけを聞けるチューナーを搭載した機を発売するメーカーもあったが、その多くは欧米のFM放送の周波数領域とも互換するVHF1-3chのものが主だった。
- ^ コンポーネントステレオの1コンポーネントとして使う、据え置き型のレコーダー(スピーカーも含まず、ラジオも含まない装置)は通常「カセットデッキ」と呼ばれる。
- ^ ただし、デジタルチューニングタイプのものであらかじめテレビの1-3chの周波数 (95.75, 101.75, 107.75MHz)のみにプリセットされたものは受信不可[17]。
- ^ SDカードやUSBメモリーへ保存した、最高192kHz/24bitのハイレゾ音源ファイル(FLAC、WAV)を再生可能。CDやアナログカセットの各音源をそれぞれデジタル処理でアップサンプリング化してハイレゾ相当の音質に拡張する機能を備えている。また、カセットデッキ部分は基本的にノーマルポジション用カセットテープの録音・再生に対応しているがハイ(クローム)ポジション用カセットテープは再生時に限り対応する(また、メタルテープを本機で再生する場合、そのままカセットホルダーに装着するとカセットデッキ内部に存在する保護スイッチが動作するため再生不可能となるものの、裏技的な手段としてカセットハーフ上面の中央部分にあるメタルポジション用自動検出孔をセロハンテープで封印することにより再生可能となる)。
出典
- ^ ただし1980年代後半や1990年代など、ラジカセが大型化した時代には、大き重すぎて実際には持ち運びが困難な機種も多かった。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q スタイルワークス著『ニッポンラジカセ大図鑑』standards、2017年 ISBN 978-4866360676(他に無料のkndle版あり)。pp.003-005。
- ^ その後、パイオニアはホームAV機器事業は全てオンキヨー&パイオニア→オンキヨーホームエンターテイメント〈2022年5月経営破綻済み〉を経てオンキヨーテクノロジー〈製造元〉/ティアック〈発売・販売元〉へ移管
- ^ www.radiomuseum.org「TRT-398」
- ^ 日本ラジオ博物館「FM放送の始まり」
- ^ ビデオ工房「RQ-231」
- ^ sts.kahaku.go.jp「TPR-101」
- ^ コンパクトカセット+FM SW AM 3バンドラジオ式
- ^ [1]。 コラム、ラジカセ考察)
- ^ ゴールデン横丁レトロラジオ・ラジカセ館「CF-1980Ⅱ ソニー - モノラルラジカセの完成形との呼び声も」
- ^ 当時の市場の状況(形状、質感、主な製造メーカー など)がおおよそ分かる写真。モノラルの機種と、モノラルでスピーカーを大きくして高音質にした機種と、ステレオで左右にスピーカーがある機種、いずれも販売されていた。
- ^ “https://twitter.com/sharp_jp/status/532373741989138432”. Twitter. 2023年8月7日閲覧。
- ^ なおパナソニック(松下電器産業)からはトリプルラジカセも発売されたが、高価格化や海賊版テープ作成の容易化などで苦情が殺到し、わずか1機種が短期間販売されたのみであった。
- ^ たとえばラジオ部分を見ると、一時期はVHFの全チャンネルだけではなく、UHFの全チャンネルが受信できる機種や、さらにそれらテレビの音声多重放送に対応したタイプまで製造・発売されていたこともある。
- ^ 参考情報
- ^ これにもラジオや外部端子を利用した自然音録音機能が搭載されるモデルが多い。
- ^ 地上アナログテレビ放送終了に関するお知らせ | ラジオ(ソニー)・ワイドFM・Q.手持ちのラジオでワイドFMを聴けますか。(日本の総務省)
- ^ “AudioComm USBメモリ対応 ステレオラジオカセットレコーダー 品番07-9725”. www.ohm-electric.co.jp. オーム電機. 2020年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g “懐かしいラジカセ展 若い世代も関心”. NHK NEWS WEB. (2017年8月2日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e “最新のカセットテープ再生機4選”. kakakumag.com. (2017年11月7日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ “SCR-B5|AUDIO ORIONオーディオ|株式会社ドウシシャ A&V事業部”. www.doshisha-av.com. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “SCR-B7|AUDIO ORIONオーディオ|株式会社ドウシシャ A&V事業部”. www.doshisha-av.com. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “カセットでもハイレゾ相当の音質を再現できる、CDラジオカセットレコーダー発売”. tlet.co.jp. (2018年3月12日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ “東芝、キーコントロール機能を搭載したCDラジカセ「TY-CDW990」「TY-CDX91」”. news.kakaku.com. 価格.com (2020年6月11日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ 外部リンク
- ^ 外部リンク
- ^ “カラオケCDダブルラジカセ 【WUTA(ウータ)】」”. www.kumazaki-aim.co.jp. クマザキエイム. 2021年5月16日閲覧。
- ^ “MP3も再生出来る簡単操作のシンプル・ラジカセ”. www.kumazaki-aim.co.jp. クマザキエイム. 2022年11月10日閲覧。
- ^ ラジオCDカセットプレーヤー 2018年7月27日閲覧
- ^ 米のもみ殻由来の有機物を配合したコーン紙を用いたスピーカー。
- ^ 一時消滅したが、現在は日立製作所の子会社である日立コンシューマ・マーケティング・リビングサプライ社から発売している。
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- 1 ラジオカセットレコーダーとは
- 2 ラジオカセットレコーダーの概要
- 3 ラジカセ生産から撤退したメーカーおよびそのブランド名
- 4 各モデルの表形式の一覧
- 5 関連項目
「CDラジカセ」の例文・使い方・用例・文例
- CDラジカセという音響機器
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