据置型、デッキ型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 07:50 UTC 版)
ライン出力が主で、アンプおよびスピーカーを通して再生音を聴くもの。ヘッドホン出力端子はある場合もない場合もある。CDデッキとも呼ばれる。以下のような様々なタイプがある。 ミニコンポとして、あらかじめ組み合わされた状態で販売されているものの中の、ひとつのユニット。 コンポーネントステレオの中のひとつのコンポーネントとして用いられるよう、単独で販売されているもの。かつて単体コンポのCDデッキはヘッドホン端子とアナログ可変出力端子を標準装備し、本体にもテンキー(ダイレクト)選局ボタンを装備した機種が発売されていたが、現在はヘッドホン端子非搭載の機種が殆どで、テンキーはリモコンのみに搭載されている。 CDチェンジャー - 1台に複数枚のCDを収容して選んで再生できる。チェンジャーデッキを参照。 分離型(セパレート型) - 高級品にはCDから信号を読み取る機械部分(CDトランスポート)と、読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換する装置(D/Aコンバータ)が別々になっているものもある。通常はCDトランスポートからの信号に同期してD/Aコンバータが動作するが、マスタークロックジェネレーターと呼ばれる発信器からの信号で同期して動作するものもある。 業務用 - 業務用機器は民生オーディオ機器より信頼性が要求される。またデジタル、アナログ出力共にケーブルを延長することを考え平衡接続が用いられることがある。また、マスタークロックジェネレーターの入力を備え、全てのデジタル機器が同一のタイミングで動作させられる機器もある。 DJ用 - 可変速再生、頭出し機能が要求され、複数のドライブがあり片方を演奏中に片方で次の曲の頭を出すなどができるようになっている。最近ではスクラッチが出来たり、パソコンに接続してハードディスクに保存されている音楽ファイルを呼び出したり、ソフトを操作出来る機材も豊富。 自動車用 - カーオーディオを参照のこと。 多くはMD等へのデジタル録音が可能な「光&同軸デジタル出力端子」を標準装備している(光・同軸いずれかのみ装備されている機種や、どちらも装備せずアナログ出力のみ搭載の機種もある)。またカセットデッキやMDデッキとのシンクロ録音や他機との連動操作が可能な「シンクロ端子」、「エディット端子」、「コンピュリンク端子」といった名称の端子も多くの機種に搭載されているが、この機能は同一メーカー同士の組み合わせとなっている場合のみ動作する。
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