2010年夏の放映実績
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「白球の記憶」の記事における「2010年夏の放映実績」の解説
2010年の第92回全国高等学校野球選手権大会において放映された内容は次の通り(放映順・カッコ内は順に、放映日付・大会日程・放映試合間)。 「球史ここに始まる ~戦前・草創期~」(8月7日・初日第1-2試合) - 第1回大会で優勝した京都二中の紹介のほか、使用された球場の変遷(第1・2回豊中球場、第3回~9回鳴尾球場、第10回~甲子園球場)や、第19回大会の中京商対明石中戦の延長25回に及ぶ試合、沢村栄治・川上哲治・嶋清一といった、高校野球黎明期における名選手を紹介。 「最終回 驚異の粘り~第91回大会 決勝~」(8月8日・2日目第1-2試合) - 第91回大会決勝の中京大中京対日本文理において日本文理が4-10と6点差で負けていた試合で9回表2アウトランナー無し2ストライクの状態から連続長短打や四死球、相手の拙い守備などで5点を取り、9-10と1点差まで詰め寄った試合を紹介(詳しくは該当項を参照)。(2010年から放映) 「『逆転のPL』歓喜の初優勝~第60回大会~」(8月8日・2日目第2-3試合) - 第60回大会において、PL学園が準決勝で中京(現:中京大中京)を、決勝で高知商を、それぞれ逆転・サヨナラで下して初優勝、その後逆転のPLと呼ばれるようになった経緯を紹介。 「球音高らかに~戦後の高校野球~」(8月8日)・2日目第3-4試合) - 第30回大会、学制改革にあわせて大会名も従来の「優勝野球大会」から「野球選手権大会」に名称変更された最初の大会において、小倉が初優勝した事や、第40回大会において戦後沖縄県から初出場した首里、同大会準々決勝・徳島商対魚津戦の初の延長18回引き分け再試合、第44回大会における作新学院の史上初の春夏連覇、第47回大会で初出場・初優勝を成し遂げた三池工、第51回大会での松山商対三沢による、決勝初の延長18回引き分け再試合を紹介。 「死闘 延長25回~第19回 中京商-明石中~」(8月9日・3日目第1-2試合) - 第19回大会における中京商対明石中戦を詳細に紹介。 「延長18回譲らず~第51回決勝 松山商-三沢~」(8月10日・4日目第3-4試合) - 第51回大会決勝、松山商対三沢戦を詳細に紹介。 「強力やまびこ打線~第64回 徳島・池田高校」(8月12日・6日目第1-2試合) - 第64回大会における池田が「やまびこ打線」と呼ばれた強力打線を擁して初優勝した模様を紹介(チーム大会通算85安打は当時の大会新記録)。 「PL学園 KKコンビ~第65-67回 桑田真澄・清原和博」(8月12日・6日目第3-4試合) - “甲子園の申し子”と言われたKKコンビ(桑田・清原両選手)の活躍による第65・67回大会のPL学園2回の優勝(同校通算3回目)の様子を紹介。 「スピード決着、スタミナ勝負~史上最短試合・最長試合~」(8月14日・8日目第1-2試合) - 史上最短試合(2010年現在)である第29回大会決勝の小倉中対岐阜商戦(1時間12分)、史上最長試合(同)である第19回大会の準決勝・中京商対明石中戦(4時間55分)の模様を紹介。 「奇跡のバックホーム~第78回大会決勝 松山商-熊本工~」(8月14日・8日目第2-3試合) - 第78回大会決勝の松山商-熊本工戦で、3-3の同点で迎えた延長10回裏1死満塁、1点取れば熊本工の優勝が決まるシーンで熊本工・本多選手がライトフライを放ち、犠牲フライで試合が決まるかに思われたシーンで、直前に交代していたライトの矢野選手がホームにノーバウンドで返球、ギリギリのタイミングながら刺したシーンを紹介(詳しくは該当項を参照)。 「延長17回 横浜-PL学園~平成の怪物 横浜・松坂~」(8月14日・8日目第3-4試合) - 第80回大会準々決勝・松坂大輔投手を擁する横浜とPL学園の延長17回の試合を紹介(詳細は該当項参照)。 「つかみかけた優勝旗~第72・73回 沖縄水産~」(8月15日・9日目第1-2試合) - 沖縄県勢初の優勝をかけて、沖縄水産が第72回大会と第73回大会の2大会連続して決勝に進出するも2回ともに敗退、沖縄県勢初優勝を逃した模様を紹介(※沖縄県勢の大会初優勝は、第92回大会の興南)。 「決勝引き分け再試合~第88回 早稲田実 対 駒大苫小牧~」(8月15日・9日目第2-3試合) - 第88回大会決勝、斎藤佑樹を擁して初優勝を狙う早稲田実と、田中将大を擁して大会史上2度目の3連覇に挑む駒大苫小牧の延長15回引き分け再試合を紹介(詳細は該当項参照)。 「『逆転のPL』歓喜の初優勝~第60回大会~」「深紅の優勝旗 北の大地へ~第86回大会 駒大苫小牧初優勝~」(8月16日・10日目第1-2試合) - 前半は同大会2回目の放映。後半は、第86回大会において、駒大苫小牧がチーム大会通算打率.448(大会記録・2010年現在)の猛打で同校のみならず、北海道勢初優勝となった模様を紹介。 「最終回 驚異の粘り~第91回大会 決勝~」(8月16日・10日目第2-3試合) - (同大会2回目の放映) 「甲子園のアイドル~『ダイスケ』荒木 『バンビ』坂本~」「佐賀北 旋風~第89回大会~」(8月16日・10日目第3-4試合) - 前半は甲子園を沸かせたアイドル2人を紹介。1人目は1年生からエースとして第62回・63回・64回と3期(センバツを合わせると5期)連続出場、内1年時夏(第62回大会)には決勝に進出した早稲田実の荒木大輔(当時のニックネームは「ダイスケ」)、2人目は第59回大会で1年生ながら東邦のエースとして出場、決勝まで進出した坂本佳一(同「黒ヅル君」・「バンビ」)を紹介。後半は第89回大会において、2回目の出場でそれまで1勝も挙げていなかった県立校の佐賀北が快進撃、準々決勝で優勝候補の一角・帝京を延長13回サヨナラで退け、決勝では強豪・広陵に、8回まで0-4の完全な劣勢から逆転満塁ホームランを放つなどして勝ち、初優勝した模様を紹介。 「奇跡は二度起きた~第61回 箕島-星稜~」(8月17日・11日目第1-2試合) - 第61回大会3回戦、箕島対星稜戦は1-1の同点で延長戦突入後、星稜が二度1点リードで2アウトランナー無しの勝利のチャンスを迎えるが、箕島がこれを二度とも奇跡的にソロホームランで振り出しに戻し、18回裏にサヨナラ勝ちした試合を紹介(詳細は該当項参照)。 「甲子園を沸かせた強打者~原・香川・清原・松井~」(8月17日・11日目第2-3試合) - 大会史上の強打者・東海大相模の原辰徳(第56・57・58回大会)、浪商(現・大体大浪商)の香川伸行(第61回大会)の大会史上初の3試合連続ホームラン、PL学園の清原和博の第66回大会の1回戦・対享栄での個人最多となる1試合3本塁打、星陵の松井秀喜の第73回大会でのチームをベスト4へ導く活躍、および第74回大会での2回戦・対明徳義塾戦における5打席連続敬遠をそれぞれ紹介。
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