1997年 - 2002年:『HEART』『ark』『ray』『REAL』とは? わかりやすく解説

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1997年 - 2002年:『HEART』『ark』『ray』『REAL』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 03:24 UTC 版)

「L'ArcenCiel」の記事における「1997年 - 2002年:『HEART』『ark』『ray』『REAL』」の解説

渡英レコーディング変名バンドとしてのライブ開催復活ライブとなる自身初の東京ドーム公演開催 sakuraの逮捕後、「曲作りリフレッシュ」の名目渡英し、アルバムレコーディングを含め数ヶ月間の滞在をする。この間サポートドラムとして元ZI:KILLDIE IN CRIESドラマーyukihiro参加したセッションなどが行われ、1997年10月長い休止から復活直後発売したシングル「虹」初動30万枚累計70万枚以上を売上げ当時自己最高初動・最高売上記録した同年12月には、L'Arc〜en〜Cielコピーバンド"the Zombies"を期間限定結成同月16日から18日3日限定で、変名バンド名義ライブLive Tour NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE」を東京・大阪のライブハウスにおいて開催した同年12月23日には、自身初の東京ドーム公演となる復活ライブL'Arc〜en〜Ciel 1997 REINCARNATION」を開催チケット当時最速記録である4分で完売と、当時絶頂にあったバンドブーム重なり休止前までには無かったほどの爆発的人気を得ることになったまた、後年tetsuyaはこの公演振り返り、「賭けだった」と述べており、「同じよう会場同じようなことをやっても、ラルクはもうダメになっちゃった思われるんじゃないかって、だから絶対に良くなったって思わせたかった」と語っている。 yukihiro加入による新体制での活動再開自己最長となるホールツアー開催 1998年1月1日にはサポートドラマーとして参加していたyukihiro正式に加入加入直後シングルwinter fall」を発売し自身初となるオリコン週間シングルチャート首位獲得シングルリリース翌月には5thアルバムHEART』を発売ちなみに、この作品岡野ハジメ(ex.PINK)が共同プロデューサーとして楽曲制作携わる初のアルバムとなった本作アジア各国アルバム海賊盤多数出回り始めたことや、海外からの要望高まったことから、日本の他、台湾香港タイマレーシアシンガポールアジア6ヶ国においてリリースされた。これがL'Arc〜en〜Cielとして海外進出する第一歩となったまた、yukihiroが正式加入して初めてのツアーとして、1998年5月より自己最長となる全国45都市56公演にも及ぶホールツアー「Tour'98 ハートに火をつけろ!」を敢行tetsuya後年この長期ツアー振り返り、「yukihiro加入した後だったので、この4人がL'Arc〜en〜Cielなんだというイメージ植え付けたいという意識がどこかにあった」「そのためにはそれまでにやった以上に数多くライヴやることだな、たくさんリリースすることだなって思ってた」と述べている。 シングル3作同時発売アルバム2作同時発売2度シングルチャート1位・2位独占 前述アルバム発売以降連続かつ集中的なリリースパターンを取り1998年7月には「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」のシングル3作を同時発売した。この同時発売により、発売2週目にはオリコン週間シングルチャート1位と2位独占し、「HONEY」「花葬」の2作がシングルとしては初のミリオンセラー記録中でも自身シングル最高売上記録したHONEY」は、全日本有線放送大賞獲得する他、初出場となったNHK紅白歌合戦において披露された。さらに、10月には「snow drop」「forbidden lover」のシングル2作を2週連続発売しオリコンチャート史上初の2度目シングルチャート1位と2位独占達成し大きな注目浴びた。なお、この年リリースしたシングル7作全てオリコン年間シングルランキングTOP30入り果たした。 さらに、翌1999年7月には6thアルバムark』と7thアルバムray』のアルバム2作を同時発売。2作合わせ初動300万枚以上、トータルセールス600万枚以上を売り上げ、2作ともオリコン歴代アルバムランキングTOP100にランクインするほどの大ヒットとなったまた、本作日本含め台湾香港タイマレーシアシンガポールフィリピンアジア7ヶ国においてリリースされた。 また、同時期からフリー映像ディレクター箭内道彦主な広告ディレクション担当するようになり、藤原喜明風間杜夫ユースケ・サンタマリア起用始めとするバラエティ富んだ広告展開を行うようになるテレビCMでは「グループ名『L'Arc〜en〜Cielラルク・アン・シエル)』の正し読み方広く認知させる」ものや「記者会見風の『活動予定告知告知」を流し新聞広告では「新曲着信メロディ作成方法」や、コンピュータグラフィックス作成した坊主頭メンバー写真などのようなそれまでにはない奇抜なものを掲載するなどして注目集めていった。後年に箭内は当時ディレクション振り返り、「アンチで人を驚かせるようなものはマイナーな場所には山ほどあるが、それをメジャーシーンでやること意義がある」として、「メジャーで、アンチで、びっくり」をテーマ広告制作していたと述べている。また、「常に世の中ファン裏切るような、次に何が出てくるかわからないよう流れ作りたかった」と述懐している。 自己最大規模野外ツアー4大ドームツアー開催2度目活動休止 1999年7月からは自身初の野外ライブツアー1999 GRAND CROSS TOUR」を全国6都市開催。「誰もコンサートをやっていないところで(ライブを)やろう」という目的から、本公演では既存スタジアム用いず各会場特設ステージ設置する大掛かりなものとなり、全12公演65万人動員する自己最大規模ツアーとなったまた、8月21日22日行われたツアー東京東京国際展示場 駐車場特設ステージ公演では、自己最多動員数となる125千人 (両日25万人)を動員したライブ敢行した。さらに、21日東京公演はViewsic (現・MUSIC ON! TV)で、自身初のアジア各国におけるコンサート同時生放送が行われた。 1999年12月31日から2000年1月1日にかけて、自身初のカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を開催資生堂ピエヌCMソング起用された「NEO UNIVERSE」を2000年代突入一曲目として初披露し、同月メジャー初の両A面シングルNEO UNIVERSE/finale」としてリリースされた。同年7月にはシングルSTAY AWAY」をリリース。同曲のミュージック・クリップは、CG用いたダンス表現話題となり、音楽専門チャンネルスペースシャワーTV主催音楽賞SPACE SHOWER Music Video Awards 00」において「BEST VIDEO OF THE YEAR」を前年の「Pieces」に続き2年連続受賞した同年8月には8thアルバムREAL』を発売しアルバムとしては5作連続ミリオンセラー記録した1998年活動再開から2000年まで3年間で、シングル13作、アルバム4作ものリリースしその内の9作がミリオンセラー記録した。さらに、同年10月からはライブハウスツアー「CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE」、同ツアー後に立て続け自身初の4大ドームツアーTOUR 2000 REAL」を開催した。 翌2001年には自身初となるベストアルバムClicked Singles Best 13』を発売本作シングル・アルバム通じて11作目となるミリオンセラー記録したまた、本作制作にあたりYahoo! JAPANとのジョイント企画として期間限定特設ウェブサイト開設アジア8つ国と地域から人気投票募り各国収録内容異なベストアルバム発売した本作同年4月下旬アメリカ2004年韓国でも発売された。 2001年9月発売シングルSpirit dreams inside -another dream-」のリリース前後から、tetsuyayukihirohyde相次いで個人活動開始。公式発表はないものの、実質的な活動休止状態に入る。前述のように1998年以降L'Arc〜en〜Ciel活動集中的に行われていたため、急な活動沈静化一部では解散説も流れ、「もうL'Arc〜en〜Cielとしての活動は無いのではないか」と思われていた。この活動休止に関してtetsuyaは、「どれが本当理由か分からなくなるほどたくさんの理由があった」と語っている。また、当時hyde脱退考えていたこと、tetsuya環境改善取り組もうとしていたことが、各個人名義で出版した本で綴られている。

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