11での主な新要素・変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:29 UTC 版)
「パワプロクンポケット11」の記事における「11での主な新要素・変更点」の解説
野球(共通) 海外版の『パワメジャ3(DS)』初搭載の要素。本作はNPB12球団在籍選手のミニ顔が実写の着帽写真になり、各選手の顔を見ることができるようになった。ただし、ダウンロード対戦でダウンロードした側の機器にはパワプロくんのミニ顔でしか表示されない。この選手顔写真はパワプロシリーズの『パワポタ4』にも採用されている。 プロ野球選手の能力データに2008年7月末時点のペナントの成績のデータが表示されるようになった。なお、北京オリンピックの影響で2008年シーズン終了時ではなく7月末になった。 コンピュータの強さに「ややよわい」が追加され、「ヘル」がなくなった。 やる気の変動による能力変化量が変わった(絶好調や好調では従来に比べあまり能力が増えなくなった)。 アクション野球 ホームランが打ちやすくなる「バンザイ」モードが廃止された。公式サイトの「しつもんコーナー」によると、批判が多く寄せられるなど評判が悪かったため廃止になった、とのこと[要出典]。 NPB12球団の一部を除いた選手のグラブとバットが異なる色で装着されるようになった。ただし、アレンジチームの全選手とサクセスで作成した選手は通常の色のままであり、グラブとバットの色の選択の機能は搭載されていない。 オプション設定のミートカーソルに「ロックオン2」が追加された。これは上下のカーソルが表示されており、左右は自分で移動するかわりに上下は自動的にカーソルが移動されるもので、初心者や打撃操作の苦手な人でも簡単に打つことができるようになった。その代わり、通常のロックオンよりパワーや打球の初速が下がってしまい、ホームランが出にくくなる。次回作ではフルダケシステムが導入されたことで、ロックオン2のミートカーソルは廃止となった。 前作にはなかった投法・打法の新しいモーションが大量に追加され、投法と打法を合わせて73種類収録し、打法もオープンとクローズドの2つのフォームが追加された。その代わり、従来にあったクラウチングはオープンとクローズドの中に統一されたためなくなった。また、これまであった投手のはがね投法がなくなり(オーバースローのモーションとして残っている)、投法は4種類になりパワプロシリーズと同じようになった(『パワポケ3』以来のこと)。次回作でのモーションの数はそのまま。 実況のバリエーションが大幅に増え、守備の動きがより滑らかになった。 キャンプモードの走塁練習の仕様がパワプロシリーズと同じように選手を自由に動かして操作するようになった。 (CPUレベルにもよるが)球場の内野部分が狭いので、内野の間を抜くヒットが非常に打ちづらい。同様に外野が広いので、飛球が捕られやすい。 カード野球 本作では打者の能力に応じて、ルーレットのスピードが変化するようになり、スピードも今までに比べて非常に速くなった。これにより、所謂「目押し」や「バント作戦」が難しくなり、難易度が大幅に上がった。ただし、コンピュータのレベルが低い場合は前作と同様なスピードに変化する。あまりにも難しかったので、次回作では本作の要素はあるものの調整をして従来並の難易度に戻された。 Wi-Fi対戦(2014年5月20日終了) 前作で好評だったWi-Fi対戦が本作も搭載され、従来のアレンジでWi-Fi対戦専用で作ったプロ野球12球団で育成した選手を3人まで使用できる「スタンダード」に加えて、新たに育成した選手を使わずにプロ野球選手のみ使用する「プロ」、プロ野球12球団に加えてアレンジチームも使用可能で育成した選手と全チームの選手を無制限に自由に使うことができる「エキスパート」の2つの形式が追加し、3つのルールが選べるようになった。 選手が無制限に使用できる「エキスパート」の追加に伴い、アレンジチームもWi-Fi対戦で使用可能になり全てのチームを使うことができるようになった。 3つの対戦形式になったことでランキングが3種類になり、3種類ごとのレーディングが表示されるようになった。また、3イニングと9イニングどちらでもいいと選べるようになったフリーイニングが追加し、マッチングも改善され、自分に近いレベルの対戦相手が選ばれやすくなった。 追加モード グッピー 本作初登場の育成モード。詳細はサクセス項を参照。 サクセス 表サクセスでの能力アップで取得できる項目が大幅に増えたため、選べる項目が2倍に増えた。また、基本能力の能力アップの項目に耐エラーが追加され、必要ポイントがあればいつでも上げることが出来るようになった。 Yボタンで前の文章を読み返す際に小学3年生までで習わない漢字に読みが付くようになった(ただし、前から3行目の分まで)。 はがね投法のフォームがオーバースローに統一されたため、「球速やフォーク系の変化球が上がりやすく、コントロールと他方向の変化球が上がりにくい」タイプがなくなった。 10まで投手でも耐エラーが総合練習で上げられたが『11』の表サクセスでは上げられなくなっている。また、今作からの練習ボーナスの耐エラーは総合練習からストレッチに変更された。 今作品では「しあわせ草」がパワポケPで購入できない。代わりに「追加イベント」を購入する(後述)。 俺ペナ 表サクセスの能力アップと同様に取得できる項目が3倍以上追加され、俺ペナでも最初から特殊能力や変化球がほぼ全て選べるようになり、これまでサクセス中でしか上げることが出来なかった基本能力の耐エラーを上げることが出来るようになった。また、新たにマイナス特殊能力が取得可能になり、欠点をもった選手を作ることも出来るようになった。一方で本作のみタイトル獲得による能力の取得がなくなるか、または変更された(例として、先発投手が防御率のタイトルを取得しても「ノビ〇」は得られない、など)。 選手能力 今作は新しい特殊能力と変化球が多数追加、変更された。従来の作品に比べると比較的パワプロの特殊能力に近い。海外版『パワメジャ3』はDS版も発売されているため、特にパワメジャシリーズに導入された新特殊能力が多い。パワメジャシリーズの変化球「フォッシュ」と「シンキングファスト」を追加。 パワメジャシリーズの特殊能力「内野安打◎」、「ピボットマン」、「ベアハンドキャッチ」を追加。「内野安打◎」の追加により、「内野安打○」の効果が変更されている。 パワプロでシリーズ導入された新特殊能力「プルヒッター」を追加。なお、パワプロ・パワメジャシリーズと違い、「広角打法」と「プルヒッター」の同時取得が可能である。 「チャンス」、「対左投手」のマイナス特殊能力に「×」ランクが復活(5段階の1に相当)。 『パワポケ1』以来の「送球△」(当時は「送球×」)が復活。 野手能力「ヘッドスライディング」はパワプロシリーズと同じく、「ヘッドスライディング」(一塁)と「ヘッドスライディング2」(一塁以外)に変更されている。 ストレート系の変化球としてツーシーム、ムービングファストが追加。これらは『DS甲子園』の特殊能力系変化球ではなく『実況パワフルプロ野球15』のようなストレート系の第二方向球種として存在する(『あつまれ!パワプロクンのDS甲子園』のツーシーム、ムービングファストの持った投手をパスワードで登録しても反映されない)。 「Dカーブ」が「ドロップカーブ」に名称変更(『パワポケ10』以前のDカーブの持った投手をパスワードで登録するとドロップカーブに変化する)。 その他 アレンジのWi-Fi対戦用のチームに「選手を自由に変更できるエキスパート用」データが追加された。 パワポケ辞典の項目が前作より増え、内容が変更されている。 アレンジチーム「デビルスターズ」の一部選手の能力が劣化されている。 今作のアルバムはコンプリートした時の項目がない代わりに、『パワポケ10』までの歴代シリーズ12作品 の登場人物やパッケージの当時のグラフィックのままで見ることが出来る。各作品を見るようにするにはエピローグやデモを追加していくと増えていき、追加される順番は新しい順で最初に追加されるのは『パワポケ10』でコンプリートした時は『パワポケ1』という順番で追加されていく。 パスワードで『実況パワフルプロ野球NEXT』に選手データを送ることが出来る。また、超特殊能力の持った選手の超特殊能力が反映されるようになった(超特殊能力にも対応する据え置きハード作品は『実況パワフルプロ野球12決定版』以来)。
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