大納会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ビジネス > 金融 > 納会 > 大納会の意味・解説 

おお‐のうかい〔おほナフクワイ〕【大納会】

読み方:おおのうかい

だいのうかい(大納会)


だい‐のうかい〔‐ナフクワイ〕【大納会】

読み方:だいのうかい

取引所で、一年最後立ち会い通常12月28日。⇔大発会


大納会

取引所における年末最終取引日
例年12月30日がその年最後立ち会いとなり、手締めとともに取引前場(9:0011:00)で終了します当日休日に当たる場合はその直前営業日なります前場だけの取引終了する半日立ち会いが行われるのは、大納会のほか、年明け最初取引日にあたる「大発会」のみとなってます。年初始値意識した動きから、大納会は買い支え動き顕著となることがあります

大納会、大発会(だいのうかい、だいはっかい)

年末最終日立会のことを「大納会」といい、また、新年最初立会を「大発会」といいます取引時間両日とも午前中のみとなります

大納会(おほなうくわい)

読み方:おおのうかい

  1. 年内最終立会納め相場ともいふ。

分類 相場


大納会

読み方:だいのうかい

  1. 納会見よ。〔相場語〕

分類 相場

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

大発会・大納会

(大納会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 06:21 UTC 版)

東京証券取引所での大納会(2022年)
東京証券取引所での大発会(2023年)

大発会(だいはっかい、だいほっかい)および大納会(だいのうかい)は、日本証券取引所における、「1年間の取引の初日と最終日に行われる催事」。転じて、その営業日。

概要

当日には、各界からのゲストを招いた「手締め」または「万歳三唱」が行われるのが恒例である。

かつては大発会・大納会は共に午後(後場)は休場になり、午前11時で立会取引を終了していた(詳細は後述)。

大発会

新年最初の営業日に開催される。土日が重ならなかった場合は1月4日である。立会取引は、通常通り前場後場とも行われる。

若い女性(東証の場合、同社の社員や関連各所の女性)が艶やかな晴れ着姿で参加するのが恒例である(東証では立会開始の鐘を鳴らすのが恒例である)。大発会日の取引は株価が上昇することが多い。最近20年間で日経平均株価(225種)が下落したのは2020年を含め7回である(参考文献参照)。これは新年最初というお祝いムード(ご祝儀相場)と、大納会で手仕舞いした反動の買いなどが原因として挙げられる。

大納会

年内最後の営業日に開催される。土日祝が重ならなかった場合は12月30日である。官公庁御用納めと同じ12月28日に行われていた時期もあったが、証券市場の完全週休二日制実施以降は、12月30日に行われるようになった。立会取引は、通常通り前場後場とも行われる。

大納会日前は、休日の不透明感を意識した買い控えや、税金対策のための損失確定、6月・12月決算の企業における権利落ち日の直後などで、平均株価が下降する場合もある。

なお、それらの売り圧力が一段落し、株価が下げ止まると、大納会日に株価が上昇することがある。

東証の大納会

東京証券取引所の大納会では、2002年以降その年話題となったキーパーソンをゲストに呼び、立会終了の鐘を鳴らすのが恒例となっている。また、来場者に、その場で打たれた生そば(持ち帰り用)が振舞われた。以下、ゲストの一覧である。

大阪取引所(旧大証)の大納会

2021年から2022年までは、大阪取引所の大納会でもゲストを呼んで立会終了の鐘を鳴らした。また、事前申込制で来場者の入場もあった。

大納会・大発会日の終日取引化

東京証券取引所では、2009年12月30日の大納会および2010年1月4日の大発会から、通常日同様に終日取引を行うこととなった。その理由としては東証のコンピュータシステムの変更に伴う、システム負担の軽減を目的としている。

他の証券取引所についても、東証と同様である。

備考

  • 商品取引所の場合、大発会・大納会が行われる日付は証券取引所と同じである。ただし、夜間にも取引が行われている東京商品取引所では、大発会当日は、日中立会および夜間立会が行われるが、大納会当日は日中立会のみ行う(毎年の最終営業日「大納会」においては、日中立会終了後の夜間立会は行わない)。堂島取引所では、大発会・大納会両当日ともに、前場3節までの立会を行い、後場全節休会。
  • 外国為替相対取引(外為相対)に関しては、土曜日・日曜日・元日と各国の法定祝日を除いて、24時間取引が行われるため、大発会・大納会は行われていない。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク


大納会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:24 UTC 版)

大発会・大納会」の記事における「大納会」の解説

年内最後営業日開催される土日祝日重ならなかった場合12月30日である。官公庁御用納めと同じ12月28日行われていた時期もあったが、証券市場完全週休二日制実施以降は、12月30日行われるようになった立会取引は、通常通り前場後場とも行われる。 大納会日前は、休日不透明感意識した買い控えや、税金対策のための損失確定6月12月決算企業における権利落ち日直後などで、平均株価下降する場合もある。 なお、それらの売り圧力一段落し株価下げ止まると、大納会日に株価上昇することがある

※この「大納会」の解説は、「大発会・大納会」の解説の一部です。
「大納会」を含む「大発会・大納会」の記事については、「大発会・大納会」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「大納会」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「大納会」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



大納会と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大納会」の関連用語

大納会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大納会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ダウ・ジョーンズダウ・ジョーンズ
Copyright © 2025 Dow Jones & Company, Inc. All Rights Reserved.
日本ユニコム日本ユニコム
Copyright(C) 2025 NIHON UNICOM CORPORATION All Rights Reserved.
日本ユニコム商品先物取引用語集
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大発会・大納会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大発会・大納会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS