魔女関連
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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「魔女関連」の解説
本作では単体ではなく魔女の軍団やいくつかの種族も存在する。西洋妖怪軍団では魔法を駆使して参謀的な役割や偵察の任を帯びることも多い。 魔女 声 - 坪井章子(第1作・第2作)、三輪勝恵(第3作)、佳友七絵、クロ(第4作)、上村典子(第5作)、中友子(第5作第68話のみ)、小宮和枝(異聞妖怪奇譚) 西洋妖怪軍団の一員。箒に乗って空を飛ぶ三角帽を被った鉤鼻の老婆という伝承通りの姿。 原作『妖怪大戦争』では、神秘の箒を自在に操る。最後はチャンチャンコによって窒息死させられる。『妖怪ラリー』ではフランス代表として出場。そのアニメ第3作では事故にあった自分と狼男を救った鬼太郎と和解し、勝負の結果にケチを付けて鬼太郎を襲ったベアードを石化する。 アニメ第4作劇場版『妖怪特急! まぼろしの汽車』ではねずみ男に惚れる。爪がハサミのように変化する。 アニメ第5作では魔女ザンビアの祖母である先代魔女として登場。マミ一族カイを襲った際に鬼太郎に敗れて負傷し、一時前線から退くが、地獄への総攻撃作戦の際に復帰する。劇場版『日本爆裂!!』ではザンビアと共にフランス代表として悪者妖怪サミットに参加する。第5作ではザンビアの他にも、バックベアードの世話係や後方支援を務める美人魔女軍団という三人の若い魔女達が68話で登場する。 アニメ第6作では、尖った耳を除いてほぼ人間と変わらない容姿で描かれている。バックベアードの支配下で秘めたる力が強い魔女は生贄として捧げられる運命を背負っていた。小説「ぬりかべ」では、遥か昔に老婆の魔女がバックベアードの配下に存在していたことが語られている。 原作『魔女人形』(アニメ化第1作第18話)では、魔王の命令で日本の少女たちを魔女にするために来日するが、鬼太郎の妨害で成果を出せなかったために魔王に魔力を没収され、無力な人間御老婆になった後は藁で作った人形を「魔女人形」として露店で売るようになる。 原作およびアニメ第2作『死神』では、死神と組んで鬼太郎の母に化けた個体が登場。鬼太郎を亡き者にしようとするが、毒を盛った鬼太郎に吸血したことで死亡する。アニメ第3作では母親を演じるうちに愛情が芽生え、苦しむ鬼太郎を助けるために毒を吸い取り身代りになる。ザンビア 声 - 野中藍 アニメ第5作に登場。西洋妖怪のヤングジェネレーションズの一人。西洋妖怪幹部では一番の若手で、バックベアードに恋愛感情を持っている。紫色の髪に赤い帽子と赤い服が特徴の魔女見習いで、可愛い外見を自覚しているが、それゆえにベアードのお気に入りを自称して横暴な振る舞いが目立つため、先輩妖怪から嫌われている。自分の利益にならない者は同じベアード配下でも平気で攻撃する冷血な性格。祖母同様に魔法の知識と攻撃力に関してはそれなりのセンスを持っているが、経験不足の上に戦術が稚拙なためいつも負けている。ネコ娘とは何かと因縁がある。 ロンロン 声 - 麻生美代子(異聞妖怪奇譚)、高島雅羅(異聞妖怪奇譚で一時的に若返り時) 初登場は原作『魔女ロンロン』。1980年代当時の好景気に便乗して金を儲けようと来日し、人間や妖怪の複製人形を操って窃盗をさせ、本物に罪を被せる悪事を働くが、最後は鬼太郎たちに敗れて棺桶小包に詰められ欧州に送還される。 『妖怪千物語』では、目玉親父の影になっていた頭部を除き、ベアードの光線によって不死身の力を得る。西洋妖怪軍最終兵器の生贄として子供達をさらうが、最後は弱点を見抜いた鬼太郎に倒される。 『異聞妖怪奇譚』では魔女軍団のリーダー格。鬼太郎に対して「随分見ないうちに男前になった」と言ったり、ねずみ男を気に入ったりしていた。一時的に若返ったことがある。 ジニヤー 声 - 富沢美智恵 『魔女ジニヤー』に登場。1980年代(放映当時)風のお転婆魔女っ子でアラビアの魔王の娘。不良高校生を従えて銀行強盗を働くが、鬼太郎に妨害され、自分を捜しに来た父も鬼太郎に敗れたため降参する。最後は溶けた父を治してもらえることになって感謝し、反省する。 アニメ第3作第102話では、病気の父達を救うために倉ぼっこら妖怪病院医師の拉致を企み鬼太郎と対立するが、最後は和解して病院から薬を分けてもらう。ジニヤーの父 声 - 塩屋浩三 ジニヤーの父でアラビアの魔王。山羊のような顔とコウモリのような翼を生やした怪物だが、見た目とは裏腹に娘思いの優しい父親。 原作ではジニヤーの告げ口を真に受けて鬼太郎ファミリーを攻撃するが、放った光線が反射して自分が溶けてしまい、治療を受けることになる。 アニメ第3作では病気を患う。戦争好きな多数の悪魔や怪獣を従え、人間の世界を荒らしまわらない様に統制していた。 グルマルキン 声 - 伊倉一恵 アニメ第4作に登場。ベアード配下の四天王の一人。双尾の猫に化けたり、箒に付いた笛でゴーレムを操ったりすることができる。最後はぬらりひょんの魔鏡に妖気を吸い尽くされて消滅する。
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魔女関連
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「魔女の下僕と魔王のツノ」の記事における「魔女関連」の解説
魔女 土地と生活に根差し「儀式や手順の複雑な魔法を使う者たち」の総称で、男性であっても魔女と呼ばれる。魔女の魔法の中には他者を呪ったり大勢の人を不幸にするものもあり、そういった噂が1人歩きした結果として世間一般からは恐れられるため、普段は正体や所在地を隠している場合も多く、仮面などで顔を隠している者も多い。ビビアン曰く、数多く存在する魔法から自分が気に入った魔法を極めるもので、無駄を楽しむ道楽に近いとも語っている。基本的に師弟関係という縦繫がりやエリックのように独学という者も多いためか横のつながりが弱く、魔女集会などで交流している。 滅びを呼ぶような恐ろしい魔法を、黒魔術として封印し管理出来る者は「大魔女」と呼ばれる。大魔女は例え迫害にあい、己の身を焼かれても、禁断の魔法を禁断のままとする高い倫理観が求められるために、大魔女というだけでその人格は保証され尊敬を集める。 ベルテイン 毎年5月1日に開催されている魔女集会の前夜祭。火を祭る会で会場中央には大きな篝火が焚かれている。年に数回開催されている魔女集会は実力を認められた有志によって運営されている。 トノコ信教では、魔女の存在も含めて魔女集会も「いかがわしいもの」と説かれているが、ベルテインでは篝火によってできた灰を撒くことで大地を肥やすなど、世界に対しても重要な祭事となっている。
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