第3宇宙の出身者
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「ドラゴンボール超の登場人物」の記事における「第3宇宙の出身者」の解説
ニグリッシ 声 - 岸尾だいすけ 第3宇宙の改造戦士。界王神エアからは第3宇宙最高の改造戦士と呼ばれる。また、迷彩技術を搭載しており、とてつもない運動能力を誇る。力の大会直前にはモスコたち第3宇宙の神々に改造戦士ナリラーマを紹介した。力の大会では迷彩技術を利用してキャベに不意打ちを仕掛けたが、ムリサーム共々場外に蹴り飛ばされて脱落した。 漫画版では大会序盤でジレンに圧倒される。その後はパパロニらと共に生き残っていたが、戦闘シーンが無いまま脱落していた。 公式サイトでは「〜グリ」が口癖とされているが、アニメ版・漫画版共に一度も使っておらず、エアなどの神々に対しては、普通の敬語を使っている。 ナリラーマ 声 - 草尾毅 第3宇宙のサイボーグ戦士。力の大会用に強化改造されたスーパーサバイバル仕様と称され、武舞台から落ちない伸縮自在の腕の先に付いた「アイアンクロー」、腕が斬られた時のくっつくための吸引性の吸盤「スーパー吸盤」、手足を伸ばした状態での高速回転攻撃で敵を薙ぎ払うように、力の大会専用に強化改造されている。また、左右非対称の容貌をしており、胴体がコアユニットになっているが、ビーム砲を撃つのに時間がかかる。力の大会では高速回転攻撃で周りの敵を薙ぎ払うが、ヒットとバジルにより両手を地面に叩きつけられる。その後、ヒットに両腕を斬り落とされて胴体から主砲を撃とうとしたが、「時とばし」によって間に合わずに撃つ前に場外へ落とされて脱落した。 漫画版では大会序盤でパンチア、コイツカイと共に第9宇宙のトリオ・デ・デンジャーズと戦う様子が描かれたが、その後は戦闘シーンが無いまま脱落していた。 ザ・プリーチョ 声 - 菊池正美 第3宇宙のサイボーグ戦士。マスクを着け昆虫のような羽を持つ。亀仙人と交戦するが、萬國驚天掌で動きを封じられ、直後に天津飯の新気功砲で場外に吹き飛ばされて脱落した。 漫画版では大会序盤で第2宇宙のロージィと戦う様子が描かれた。その後はキャベと対峙していたが、敗れて脱落した。 マジ=カーヨ 声 - 進藤尚美 第3宇宙の戦士。液体状に変化する体質を持ち、体に穴をあけて攻撃を回避したり、触手のようにして相手を拘束したりできる。また、即座に再生したり、形状を自由自在に変える。悟空と対峙し、変幻自在の体で攻撃を回避して拘束したが、力を使い過ぎて倒れた亀仙人を助けようと悟空が超サイヤ人ブルーに変身したことで脱出され、戦闘は中断となる。その後は、ジレンの謎を解くためにエアの命令でジレンを狙い、援護したディスポと交戦して攻撃が効いたように演技することで油断させ、そのまま拘束してディスポの耳を体を変形させた鋏で切ろうとしたが、参戦したジレンに気を取られ、その隙を突かれてディスポに脱出される。それでも本来の目的であったジレンに標的を変えて彼と対戦し、肥大化させた腕で殴りかかろうとしたが、拳圧の一撃で吹き飛ばされて脱落した。脱落後はエアの手の甲に乗るくらいに体が縮小し、エアから「もう少し粘って貰わないと(敵を)研究できない」と叱責された。後に観客席で元の大きさに戻っている。 漫画版では大会序盤でパンチア共々ジレンに圧倒される。その後は暴走したケールの攻撃を受けて第2宇宙のザーロインと共に場外へ落ちて行った。 カトペスラ 声 - 織田優成 第3宇宙の戦士でポリスマン。ロボットスーツにヘルメットを着用した、改造人間や機械生命体ではない人間の容姿をしており、脱落後はヘルメットを外し素顔を見せていた。ベルトのバックルを光らせることで様々なモードにチェンジできる。ジレンが瞑想に入った際にはビアラと組んで攻撃を仕掛けようとしたが、彼の気の壁によって吹き飛ばされ、ビアラに助けられる。その後は、ザーブトと交戦するが、悟空とカリフラの戦いによる衝撃波に吹き飛ばされる。その後、フリーザに目をつけて戦いを挑み、通常の300倍の速さで動けるという赤色の「疾風のスピードモード」にチェンジしてついてくるように促して姿を消すが、無視される。さらにその後は18号を奇襲し、速さで彼女の背後を取って襲い掛かるが、寸前で乱入した17号に防がれ、彼の気功波によって吹き飛ばされた。続いてベジータの前に立ちはだかり、通常の300倍の力を持つ黄色の「怒涛のバトルモード」にチェンジして戦う。当初はベジータが「身勝手の極意」への覚醒を狙ってわざと攻撃をよけなかったため一方的に殴り続けるが、途中で覚醒を諦めたベジータから猛反撃を浴びせられる。その後、300倍の速さと力を併せ持つ紫色の「疾風怒涛のアルティメットモード」にチェンジし、最終奥義「カトペスラ・ザ・ファイナルミッション」を放つが、ベジータのファイナルフラッシュに押し切られて吹き飛ばされ、それでも武舞台の端で何とか持ちこたえたところをガミサラスの足払いにより場外に転落して脱落した。 漫画版では大会序盤で第4宇宙のニンクと肉弾戦を演じるが、割り込んできたベジータにニンク共々場外に落とされた。 ビアラ 声 - 西村知道 第3宇宙の戦士で機械生命体。第3宇宙で一二を争う防御力を持つ。力の大会ではシャンツァと交戦し、ハンマー投の要領で場外へ投げ飛ばしたが、ジェット噴射で回避される。ジレンが瞑想に入った際にはトッポとディスポを引き付け、その間にカトペスラを使ってジレンを倒そうとするも失敗し、吹き飛ばされたカトペスラを助けた。その後、リブリアンと交戦する18号を援護しようとする17号を不意打ちで妨害したが、軽く一蹴された。その後も17号と18号と対峙し、自身の防御力で二人の体力を削ろうとするが、体力が減らない二人に逆に押され、最終的には18号の一撃で場外へ飛ばされて脱落した。 漫画版では戦闘シーンが無いまま脱落していた。 コイツカイ 声 - 沼田祐介 第3宇宙の戦士で機械生命体。無機質的な喋り方が特徴で、語尾に「カイ」が付く。巨大な眼で敵戦力を分析する。ボラレータやパンチアと共に悟空を狙い、一方的に攻撃をして追い詰めるが、乱入したカリフラによって遠くまで蹴り飛ばされた。その後、パンチアやボラレータと合体してコイチアレータへと変化し、悟飯に追い詰められた後はパパロニと合体してアニラーザへと変化するが、最終的には第7宇宙チーム全員の前に敗れてパンチアやボラレータ、パパロニと共に場外へ落とされて脱落した。 漫画版では大会序盤でパンチア・ナリラーマと共に第9宇宙のトリオ・デ・デンジャーズと戦う様子が描かれた。 パンチア 声 - 乃村健次 第3宇宙の戦士で機械生命体。無機質な喋り方が特徴で、語尾に「チア」が付く。攻撃タイプのロボット戦士。ボラレータやコイツカイと共に悟空を狙い、一方的に攻撃をして追い詰めるが、乱入したカリフラによって地面に蹴り落とされた。その後、コイツカイやボラレータと合体してコイチアレータへと変化し、後に悟飯に追い詰められたために今度はパパロニと合体してアニラーザへと変化するが、最終的には第7宇宙チーム全員の前に敗れてコイツカイやボラレータ、パパロニ共々場外へ落とされて脱落した。 漫画版では大会序盤でマジ=カーヨ共々ジレンに圧倒された後、コイツカイ・ナリラーマと共に第9宇宙のトリオ・デ・デンジャーズと戦う様子が描かれた。 ボラレータ 声 - 岸尾だいすけ 第3宇宙の戦士で機械生命体。無機質的な喋り方が特徴で、語尾に「ボラ」が付く。高速移動を可能とするスピードタイプのロボット戦士。眼の部分からビームを発射し、鉄球が付いた伸縮自在の腕でパンチを繰り出す。力の大会で悟飯と交戦し、ビームやパンチでダメージを負わせて悟飯を追い詰めるが、悟飯が一時離脱したために戦闘は中断した。その後、コイツカイやパンチアと共に悟空を狙い、一方的に攻撃をして追い詰めるが、乱入したカリフラの気功波によって遠くまで吹き飛ばされた。舞台上に残存する宇宙の数が半数以下になると、コイツカイやパンチアと合体してコイチアレータへと変化し、後に悟飯に追い詰められると今度はパパロニと合体してアニラーザへと変化するが、最終的には第7宇宙チーム全員の前に敗れてコイツカイやパンチア、パパロニ共々場外へ落とされて脱落した。コイチアレータ コイツカイ、パンチア、ボラレータの3人がパパロニの指示で合体した姿。3人分の体長で巨体となっているが、スピードはむしろ増しており、体の頑丈さも悟飯の攻撃を受け付けないほどに強靭となっている。また、そのパワーは超サイヤ人ブルーの悟空とベジータの攻撃を相殺するほどの出力を誇る。悟空、悟飯、ベジータの3人と互角以上の戦いぶりを見せたが、極限まで気を溜めた悟飯のかめはめ波に押されて敗北寸前まで追い詰められた。 しかし、今度はパパロニとも合体して巨大合体戦士アニラーザへと変化した。その後、アニラーザのまま第7宇宙チーム全員を圧倒するが、結局は敗れて場外へ落とされ、脱落後は合体が解除された。 漫画版には登場しない。 パパロニ 声 - 堀秀行 第3宇宙の戦士。改造戦士たちを作り上げたマッドサイエンティスト。カトペスラ同様改造人間や機械生命体ではない姿をしており、仲間の機械生命体を自在に操って闘いを有利に進める。個人の戦闘法としては赤い気功波を用いる他、他の宇宙の代表選手と競り合う姿もあり非戦闘員ではない。エアからはドクター・パパロニと呼ばれており、パンチアやコイツカイ、ボラレータを改造している。力の大会では、プライド・トルーパーズとの戦いを終えて孫悟空と一旦離れる18号に襲い掛かったが、軽く一蹴された。その後、残る宇宙が第3宇宙と第7、第11のみになったタイミングを見計らい、プランXを発動して改造戦士たちを合体させることでコイチアレータを誕生させるが、悟飯の底力に追い詰められたことで最大最後の秘技として自身もコイチアレータとの合体を決行し、アニラーザへと変化する。その後は第7宇宙チーム全員を圧倒したものの、最終的には敗北してコイツカイやパンチア、ボラレータと共に場外へ落とされて脱落した。脱落後は負けたことをエアたちに謝罪したが、エアからは「よくやった」と褒め称えられた。アニラーザ 声 - 江川央生 コイチアレータにさらにパパロニが合体した姿。力の大会において本来は見せるつもりがなかったパパロニ最大最後の秘技。外見は機械生命体の面影のない有機生命体で、非常に巨大。唸り声だけで言葉は話さないが、場外へ落とそうにも仲間が助けることから、18号を捕まえて飲み込もうとするなど知性はある。その実力は、超サイヤ人ブルーとなった悟空やベジータを始め、悟飯、ゴールデンフリーザ、人造人間17号、18号の6人全員が合わせても、優位に立つほどの凄まじい戦闘能力に加え、コイチアレータをはるかに超えたパワーやスピードのみならず、拡散する気弾や口からのビーム、パワーで空間を歪めて攻撃を別の場所へワープさせるなど、多種多様な攻撃手段を用いる。防御力もビッグ・バン・アタックを片手で簡単に弾き飛ばすほど。ピッコロ曰く「秘技と豪語していただけのことはある」と評価し、ベジータや18号曰く「化物」と驚愕し、ビルスも空間をも歪めるそのパワーに大きな動揺を見せた。気を持たない17号や18号の位置を察知できることから、17号は蝙蝠やイルカと同じように超音波を発することで耳にあたる部分から瞬時に位置を判別していると推測している。第7宇宙チーム全員を相手にしてもなお圧倒し、17号をかばった18号を脱落させ、翼の生えた姿で残る5人全員の技でも押しきれないほどの巨大な気弾を作り出し武舞台もろとも吹き飛ばして全戦士を脱落させようとしたが、動力源に気付いた17号によって額のエネルギー炉を破壊され、出力の弱まった気弾を押し返され、直後に残る4人の攻撃で場外へ落とされ脱落した。脱落後は全員合体が解除された。 漫画版では暴走したケールの強さに焦ったミュールの指示によって登場したが、一撃で脱落した。
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