第三章『痛覚残留』の登場人物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第三章『痛覚残留』の登場人物の意味・解説 

第三章『痛覚残留』の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:18 UTC 版)

空の境界」の記事における「第三章『痛覚残留』の登場人物」の解説

浅上 藤乃(あさがみ ふじの) 声 - 能登麻美子 身長:157cm / 体重:48kg / 誕生日5月20日 / 礼園女学院生徒で、黒鮮花友人でもある。荒耶宗両儀式のために用意した3つの駒の一人であり、宗は「死に接触して快楽する存在不適合者」とみなしている。起源は「虚無」。 鮮花に「誰も憎まない娘」と評されるほど温和穏やかな性格だが、実際周囲隠している無痛症によって外部刺激および自らの身体感じることができないために生へ実感無く感情抑揚そのもの乏しいことから、穏やかな性格見えているだけである。結果として他者痛み共感する形でしか生へ実感得られなかったことで、感覚取り戻した後は残虐に相手殺して喜び快楽を得るという暴走を招く。 視界内の任意の場所に回転軸作り対象強度に関係なく“曲げる”能力歪曲」の持ち主作中では“超能力”として扱われているが、藤乃場合ある程度人為的な手が加えられているため、正確に魔術魔眼)と異能超能力)の中間理論上左右どちらか片方にしか曲げることができないが、藤乃場合異能回線複数持つため、左右どちらにも曲げることができる。また、後述理由方法によって無理に能力封じられていたことで、より強大な能力発達させることになり、終盤では透視能力千里眼)まで発現させ、全景視界納めることで巨大なをもねじ曲げた。しかし、曲げた代償として失明している(原作中では明言されていない作者は「そこで彼女は視力失ってます。壊し代償として」と解説している。また、未来福音』において、視力はほとんど失った描写されている)。 長野名家であり、『月姫』において混血天敵として語られる4つ家系1つである浅神(あさかみ)家の出身である。幼い頃から「歪曲」の能力発現していたが、6歳頃に父・羽舟が能力を消すため人為的に感覚無くし後天的無痛症)、能力封じられるその後12歳の頃に浅神家の没落に伴い、母と共に上家引き取られ現在に至る。 半年間にわたって不良集団から性的暴行受けていた。無痛症であるため、その感覚無き等しかったが、金属バット背中強打されたことで脊髄損傷を受け、不定期に感覚取り戻すようになる。ある夜、たまたま感覚取り戻していた間に不良リーダーナイフ腹部刺され防衛行動として発動した「歪曲」により湊啓太以外の4名を殺害する以後逃亡した湊を殺すために彼を探し、その途中で何度殺人繰り返すうになる。 実は腹部痛みは彼女が患っていた慢性の虫垂炎原因であり、ナイフ刺されてはいなかった。本人はあくまでナイフ刺された傷によるものだと認識していたため症状悪化し最後の式との戦いで腹膜炎進行しており、既に手遅れ症状までに悪化していた。その後、式によって体内病気殺されたため、一命取り留めた。『第六章』のラスト再登場している(劇場版においては冒頭の1カット登場)。十年後では、五年近く交際していながらまだ結婚していない旦那様のために花嫁修業をしつつ、世の不合理ねじっているらしい。 式は能力発動時の彼女を非常に嫌い、特に復讐としての殺人性的暴行行なっていた5名の殺害)ではない殺人殺戮呼び、その快楽殺人傾向について嫌悪感示していた。ただし、子はそれを同属嫌悪ではないか述べている。また、幹也は憶えていないが、中学時代に彼と会ったことがあり、それ以来好意持っていた(鮮花幹也の妹であることは知らない)。 『Fate/stay night』の間桐桜原型となったキャラクターであり、設定コンセプトとして「浅上藤乃タイプ」と指定されたほど。また、デザイン担当武内は「奈須にとっては違うと思う」と前置きしながらも、「自分としては『月姫』の琥珀原型となっている」と述べている。 湊 啓太(みなと けいた) 声 - 浅沼晋太郎幹也学人後輩。街の不良グループ一人で、4人の仲間たちと共に浅上藤乃脅迫して性的暴行加えていた。 藤乃の「歪曲」によって仲間次々と殺されるのを目の当たりにして逃走し、とあるマンション隠れていたが、逃げる際にリーダー携帯電話持っていたため、藤乃から脅迫いた電話がかかってくることに悩まされることとなる。そのため、幹也発見した際にはひどく憔悴していた。後に、学人依頼受けて捜索していた幹也保護されグループ唯一の生存者となる。ちなみにイラスト担当武内崇曰く陰部切断されいるらしい昭野(あきの) 声 - 飯田浩志啓太グループ交流のあった青年啓太行方を追う浅上藤乃啓太居場所問われるも、答えられなかったため殺害され5人目被害者となる。両儀式や蒼崎橙子は、これ以後殺人ではなく大義名分の無い殺戮呼んでいた。 康平(こうへい) 声 - 中村悠一啓太グループ交流のあった青年。浅上藤乃接触を受けるが、無遠慮な対応を取ったために殺害される。6人目被害者高木 彰一(たかぎ しょういち) 浅上藤乃による連続殺人事件の7人目被害者少年。湊啓太グループメンバーとは無関係一般人。 この件により、ついに復讐無関係殺人始まったとして、両儀式は藤乃との戦闘至った劇場版ではトラックの運転手をしていたところを道に突っ立っていた藤乃跳ねてまいそうになったために藤乃能力犠牲になっており、藤乃にとっては無意識下での殺害だったようで、後に藤乃は「6人を殺したと言っている。 浅上 麻雪(あさがみ まゆき) 声 - 新田万紀子 浅上藤乃実母浅神羽舟の妻だったが、浅神家が破産した際に分家筋である浅上康蔵引き取られ再婚した藤乃無痛症について理解していなかったようである。藤乃両儀式と最後に戦った際、精神が幼退化した藤乃は黒幹也麻雪依存していた。 名前は劇場版設定から。 浅上 康蔵(あさがみ こうぞう) 藤乃継父で、浅神家の分家に当たる浅上家当主かなりの資産家であり、礼園女学院寄付金の3割を出しているほか、浅上建設株会社や浅上女学院にも出資している。 本家の浅神家が没落した際に、その土地利権欲しさ借金肩代わりし、また浅神麻雪を妻として連れ子藤乃引き取る藤乃異能知っていたらしく、事件を知ると蒼崎橙子藤乃止めるよう依頼し最悪場合殺害黙認するという態度示した。 名前は劇場版設定から。 浅神 羽舟(あさかみ はねふね) 藤乃実父異能伝える浅神家の元当主両儀家とは違い現代において異能封じ込めることを目指し藤乃大量薬物投与して感覚と共にその能力封じる。家は当代没落し、既に存在しない。 名前は劇場版設定から。 教授 声 - 岩崎ひろし 蒼崎橙子の師に当たる大学教授超能力詳しく訪ねてきた黒幹也テレビのチャンネル例え講釈するその際左右回転の「歪曲」を行使する浅上藤乃危険視していた。

※この「第三章『痛覚残留』の登場人物」の解説は、「空の境界」の解説の一部です。
「第三章『痛覚残留』の登場人物」を含む「空の境界」の記事については、「空の境界」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第三章『痛覚残留』の登場人物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から第三章『痛覚残留』の登場人物を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から第三章『痛覚残留』の登場人物を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から第三章『痛覚残留』の登場人物を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第三章『痛覚残留』の登場人物」の関連用語

第三章『痛覚残留』の登場人物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第三章『痛覚残留』の登場人物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの空の境界 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS