第三章『英雄(ヒーロー)おっぱいドラゴン』編
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第7巻 - 第12巻 作中時系列一年目9月~10月頃 ディオドラ戦後、冥界ではグレモリー眷属をモデルとした特撮番組「乳龍帝おっぱいドラゴン」が人気を博し、イッセー達は一躍有名人となっていた。三大勢力と他勢力との和平交渉も軌道に乗り始め、北欧からはオーディンとその護衛を務める朱乃の父・バラキエルが駒王町へと訪れるが、和平に不満を持つ悪神ロキが息子の「神喰狼」フェンリルを引き連れてグレモリー眷属の前に現れる。そんな中神々との戦いを望むヴァーリチームがイッセー達に協力を申し入れ、共同でロキに対処することになる。神をも殺す最強の魔獣の力に苦戦を強いられたものの、フェンリルはヴァーリに、ロキは龍王の力を得たシトリー眷属の匙元士郎とイッセーによって撃破され、同時に確執があった朱乃とバラキエルの関係も異世界の神、乳神の加護を経て修復された。会談を終えオーディンは帰国するが、付き人を務めていたヴァルキリーのロスヴァイセは置いてきぼりを食らってしまい、帰るに帰れなくなっていたがリアスに説得されてグレモリー眷属に加入する。 修学旅行の時期が訪れ2年生組は京都を訪れる。その地では最強のドラゴン、「真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)」グレートレッドを呼び寄せるため新たに台頭してきた「禍の団」の派閥、英雄派が暗躍していた。英雄派が召喚に利用するため妖怪達の大将、八坂を誘拐したため、その娘・九重は交渉に来ていた三大勢力関係者に協力を要請する。イッセー達は英雄派に立ち向かうが、戦力差から次々と撃破され絶体絶命となるが、「赤龍帝の籠手」の新たな可能性が解放され「赤龍帝の三叉成駒(イリーガルムーブ・トリアイナ)」を発現、帝釈天の先兵闘戦勝仏こと初代孫悟空と五大龍王の一角、玉龍の協力を受けて彼らの撃退に成功する。 学園祭が迫る中、グレモリー眷属とリアスの従兄弟で若手最強と称されるサイラオーグ・バアル眷属とのレーティングゲームが決まる。その一方でイッセーは死亡時のトラウマのせいでリアスとの関係がギクシャクしていたが、他のグレモリー女子たちの説得で心の傷を癒やされる。そして注目の一戦が始まり、双方一進一退の攻防の末、最終的にイッセーとサイラオーグの一騎討ちとなる。サイラオーグは神滅具「獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)」の禁手「獅子王の剛皮(レグルス・レイ・レザー・レックス)」をその身に纏い、イッセーは新たに得た力「真紅の赫龍帝(カーディナル・クリムゾン・プロモーション)」を発動させ、壮絶な殴り合いを経てイッセーの辛勝という形で幕を閉じる。学園祭の最中、イッセーはリアスに告白し2人は晴れて恋人同士になる。 2学期の中間テストの期間に入ろうとしている頃、イッセー達に中級悪魔昇格の話が持ち上がり、イッセーのマネージャーに就任したライザーの妹・レイヴェル・フェニックスの協力も受けて試験勉強に励んでいた。そんな時、イッセーの規格外の成長に興味を持った「禍の団」のトップ「無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)」オーフィスが、アザゼルやヴァーリチームの手引きで兵藤邸へとやってくる。中級悪魔昇格試験を終えたイッセー達だったが、そんな彼らをオーフィスの力を狙う英雄派が襲撃、その首魁で最強の神滅具「黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)」の所有者、曹操によってグレモリー眷属とヴァーリチームは次々と倒され、最強の龍殺し「龍喰者(ドラゴン・イーター)」サマエルによってオーフィスはその力を奪われてしまう。冥府の神ハーデスによって差し向けられた死神達と他の英雄派メンバーと戦いつつ戦場から脱出を図るが、冥界を憎悪するシャルバが再び姿を現し、冥界へと巨大魔獣を送り込みオーフィスを攫って次元の狭間へと逃げ込む。シャルバは追ってきたイッセーによって倒されるが、悪あがきで放たれたサマエルの猛毒にその身を冒され肉体が消滅してしまう。イッセーの喪失で意気消沈するグレモリー眷属の面々だったが、わずかな望みをかけて魔王アジュカ・ベルゼブブのもとを訪れる。英雄派のジークフリート達も交渉目的でアジュカを訪ねるが協力を拒まれ、激戦の末にイッセーの声に励まされた木場がジークを撃破、彼が所有していた5本の魔剣を受け継ぎ、グレモリー眷属は魔獣の襲撃を受けている冥界に向かう。一方のイッセーはグレートレッドに助けられてかろうじて生存しており、グレートレッドとオーフィスの力で作り出された新たな肉体を手に入れ復活を果たす。その頃、アザゼルとサーゼクスは冥府に赴き、ハーデスの行動を監視する。冥界に帰還したイッセーはグレートレッドと合体して「超巨大禁手(ちょうきょだいバランス・ブレイカー)」を発動し、最強の「女王」ことグレイフィア・ルキフグスを筆頭とするルシファー眷属と共に超巨大魔獣を撃破し仲間達と合流する。冥界で暴れていた英雄派幹部達は次々と敗北していき、最上級死神プルートも「白銀の極覇龍(エンピレオ・ジャガーノート・オーバードライブ)」となったヴァーリによって消滅。曹操もイッセーの奇策の前に致命傷を負い撤退、「魔獣騒動」は無事終結に向かう。
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