異文化交流研究会メンバー
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「かしましコミュニケーション」の記事における「異文化交流研究会メンバー」の解説
城崎 丈太郎(しろさき じょうたろう) 本編の主人公。私立緑ヶ丘学園の2年生で、異文化交流研究会の2代目会長。彼にとっての異文化は「外国」。海外に憧れているため、他教科は普通であるが、英語の成績だけは優秀。世話焼きな性格で、部内では専ら雑用兼お茶係になっている。「異文化」の名にふさわしい活動をしたいという思いとは裏腹に、奔放な部員に流されて海外とは全く関係ない活動をしているが、その性格ゆえに律儀にもそれにちゃんと付き合っている。幼い頃からホラー映画など恐怖物を見てきた為、そういった類の物は苦手(むしろ嫌っている)。 両親を中学入学のときに飛行機事故で亡くしており、現在、その保険金で生活している。現在は一人暮らしが長いため家事全般が得意で半ば趣味になっている。近所に祖父母が暮らしており、毎月生活チェックされている。 エスト・フラグレンス 声:篠原ゆみ ムハール王国の王女で、第一王位継承権を持つ。日本が大好きで、彼女にとっての異文化は「ニッポン」である。初来日で迷子になっていたところを丈太郎に助けられる。丈太郎のクラスに短期留学生として転校してくるが、お忍びで来日しているため、自分の正体が王女であることを隠している。日本人の母を持つハーフであり、来日したのは母の消息を探るためである。 自分を助けてくれた丈太郎が所属しているため異文化交流研究会に入会し、進んで活動に参加している。丈太郎に懐いており、彼の後をついて回ることから子犬のようなイメージを周りからされてしまうことも。 とある事情から城から出る機会が少なく、世間の事をあまりにも知らなさすぎる箱入り娘。何でもすぐに信じてしまうため、丈太郎の悩みの種になりつつある。正直すぎてなんでも喋ってしまうことがあり、それで自分の正体を明かしてしまう結果となった。 適応能力は高く教えたことは大抵できるようになり、勉強にも熱心に取り組んでいる。定期テストが近いからと小学生レベルの漢字から学び始め、最後は漢字検定1級を取ってしまうほどになる。 木住野 純(きしの じゅん) 声:ヒマリ 学園の2年生。丈太郎の幼稚園からの幼馴染で、学校でもクラスメイトで同じく異文化交流研究会の一員である。成績は芳しくなく、大半が赤点。幽霊や妖怪などのオカルトが好きで、それが彼女にとっての異文化である。また、同様の理由からオカルトグッズの蒐集を趣味としている。非常に大食いで、丈太郎の家に朝夕お邪魔しては食事をたかっている。丈太郎とは中学まで交流は少なかったが、以降は彼の部屋の合鍵を所持しよく遊びに行っている。 丈太郎を異性として好意を持っており、ライバルとなる他の女性会員が美人揃いなため危機感を募らせている。また他の女性が丈太郎に好意を持とうとするのを阻止するため、彼をけなすデタラメを言ったりする。エストの発言にはとても敏感で反応しやすい。しかし、エストが天然であるため勝負にならないことは分かっていてもついつい対抗してしまう。 黒木 円(くろき まどか) 声:青山ゆかり 学園の3年生で、日本人離れした容姿を持つ。異文化交流研究会の創設者であり、丈太郎に会長の職を譲っているものの、未だ実質のトップとして君臨している。UFOや宇宙人が好きで、彼女にとっての異文化は「宇宙」である。丈太郎のことを「ジョン」と呼ぶ。丈太郎からは唯我独尊を表したような人とみなされている。一方、丈太郎の事を信頼しており、顧問の晶子より丈太郎の方が信頼度は高い。情報収集能力は高く普通では分からないような情報を引き出してくる時もある。また顔がとても広く、大抵の事のわがままはまかり通ってしまう。 性格は自由奔放で部員たちを巻き込み遊んでいるが、部員を一番大事に思っている。また英語以外にも語学が堪能で、ムハール語も喋れる。 幼い頃は自分の容姿で両親に迷惑をかけてきた為、恩返しをするべく卒業後は就職を希望している。捨て子だった自分を育ててくれた両親には感謝しており大切に思っている。 陸奥 榛名(むつ はるな) 声:如月葵 学園の1年生で、異文化交流研究会に所属している。神社の娘で、巫として修業中の身であり、霊感を有していることから純にうらやましがられている。彼女にとっての異文化が何かは明かしていない。超毒舌。毒舌家であり、裕信からは「ツンデレじゃなくツンドラ」と称されている。エリザベスも認めるほど対話誘導が上手くウルザを言い負かしたこともある。 毒舌で困る丈太郎の姿を見るとぞくぞくするらしい。普段から無表情の為か機微が分かりにくいが意味深に笑った時は何か裏がある様子。 趣味は読書とコンピューターで、いつも部室の窓際で本を読んでいる。視力が悪いため普段はコンタクトをしているが、コンピューターを操作する時には眼鏡をかける。ハッキングの腕も優秀でアングラから様々な情報を収集することが出来る。 真島 幸太(まじま こうた) 声:壬生中将 学園の2年生。幼馴染の丈太郎や純とはクラスが同じであるほか、異文化交流研究会にも所属している。彼にとっての異文化は「考古学」であり、古代文明や地底人、オーパーツが好きな遺跡マニア。海外にもよく発掘へ行き、時には発掘のために学校を休むこともあり、出席日数が危ない(本人は数えているらしいが日数を補うため宿題などが大量に出される)。乗せられやすい性格で学業も振るわず、恥ずることなく榛名やエストに勉強を教えてもらっている。 休日は発掘の資金を得るためバイトをしている。実家が精肉店兼惣菜販売店「真島ミート」で、よく揚げ物などの惣菜を丈太郎の家に差し入れに来る。無駄に声が大きく、暑苦しいため、榛名から冷たい言葉を投げつけられる。また、声の大きさが原因で失敗を犯したことも多々ある。 山川 裕信(やまかわ ひろのぶ) 声:空乃太陽 学園の1年生。異文化交流研究会の一員。彼にとっての異文化は「二次元」である。実家は銭湯「健康ランドやまかわ」。眉目秀麗な美少年で、その容姿から円に「ハンサム」という渾名を付けられるが、本人は嫌がっている。女性恐怖症である為、女性に触れるだけで鳥肌やじんましんが立ってしまい、また抱きつかれると失神してしまう。それ故、周囲から「無駄ハンサム」と呼ばれる。一方、自分の容姿に対する評価というものを自覚しているため、若干ナルシスト気味な面もある。 常に2次元の世界へ行くことを考え、世界を童貞と処女だけの世界「童貞処女王国」を作るという野望をもっている。
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