構成・使用BGM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:44 UTC 版)
使用箇所BGMサブタイトル・解説アトラクト Red&Yellow 彗星雨により荒廃した地上。警報が鳴り響く中、封印された自機ブラックフライを目指し階段を駆け下りる主人公。 オープニング Take Off BGMとシンクロした発進シーン。そのまま1面がスタートする。 1面 Born to be free Down to Earth海が干上がり砂漠化した東京。水平線の太陽。地上に突き刺さるエンタープライズ級原子力空母のビル・クリントン(コミック版ではそう呼称)や潜水艦。そして、「F-49A ファントムキャット」と「F-56 カワサキ」といった地球軍戦闘機がブラックフライ迎撃に向かう。空母にはヤドカリ型中ボスのフロンが寄生している。 1面ボス Visitor アパルトヘッド生体と機械のキメラのような巨大で醜悪な生物、副腕とも呼べる牙の生えた触手からニューロンを回収する。 ボーナスA Dancing Homing Over Rideボーナスステージ(大気圏脱出)。ブラックフライ機体下部にあるブースターを使用、破棄。 2面 Dual Moon Cry for the Moon地球を離れ月へと向かう。ブラックフライに並行してついてくるもう一つの月。BGMとシンクロしたステージ展開。巨大ロケットとキライ(機雷)、そして魚の骨のようなボーンがブラックフライの行く手を阻む。中ボスはヤリマンボウ型のアガジオと、エイリアンの手脚を取ったようなシアン。 2面ボス Yueez フェドロもう一つの月を割って登場するリュウグウノツカイのような機体。ニューロンを回収する大型ザコ敵と反射レーザーを放つ。 3面オープニング Memory ラスタースクロールによる廃棄されたスペースコロニー描写。 3面 Area 26-10 Dream Landネメシスの巣となった廃棄場(サルガッソー)を進んでいく。シアンも再登場し、道中の泡の中からは敵キャラがランダムで登場。曲名は、本作のハードウェアであるF2システム基板に搭載されているFM音源チップYM2610からの引用。 3面ボス Dio Panic! ダイオ、ギシーンフンコロガシのようなキマイラであるダイオと、ゴミの中から出現する巨大なニューアローン回収生物ギシーン。ギシーンに当たり判定はなく、ダイオのみが標的だが、ダイオが生み出す回転砲台ダンゴはMAXレーザーを撃つ上にパワーが強く、エネルギー干渉で撃ち負けることが多い。 ボーナスB non fiction Black Outボーナスステージ(ブラックホール)。 4面 Waste days Crystal Lizeブラックホール。地形が動いて進路を塞ぐ。アガジオとフェドロの出していた大型ザコも再登場。泡に当たってもミスはしないが、攻撃出来なくなってしまう。ショットとレバーの左右で振り払える。 4面ボス Gate of Guardian アマゾ一画面に収まらないほどの魚型の巨大な戦艦。先端部に拘束具を付けた脳のような有機的な生物が埋め込まれている。全ボスで唯一連装MAXレーザーを撃つ。 5面 Doubt Nemesis Crisis木星上空。エウロパ地表を経由しながら有機的な洞窟の中を進み、ネメシス本拠を目指す。それを抜けた後、木星へさらに接近。道中にはブラックフライに取り憑いて動きを鈍くする雑魚敵が登場。 5面ボス Phantasm ガースト1面ボスアパルドヘッドとほぼ同じ形だが、頭部がカメレオンのようになっており、舌を伸ばしてニューロンを回収。テレポートを使用し幻惑する。 6面 Time A Mirage of Mind GAIA洞穴のような岩を進む。背景には太陽系とも銀河系ともとれる光の渦。岩石とデブリを進み、アパルドヘッドの不完全体を乗り越えて進むと、金と銀の月を後に、マザーユニバースとベビーユニバースのようなものが見える場所にたどり着く。 6面ボス - Ωゾーンゾウクラゲがモチーフで、ビームとニューロンを尾から吐き出す。戦闘中、ボスのダメージ段階にシンクロして過去に流れたBGMと、人類の闘争の歴史の幻覚イメージ及び、最後にオッドアイの猫といった背景のコラージュがめまぐるしく行なわれる。 ED1 a Mirage of Mind 最終ボス破壊のトゥルーエンディング地球が真っ二つに割れる幻影、膝を抱えるパイロット、ジョンの独白。そして枯れ果てたはずの海が満ち、水平線の太陽が照らし出される。スタッフロールにてブラックフライのエンブレムが映し出され「GOOD BYE」のメッセージ。 ED2 Game is Over 6面にて全滅しコンティニューしなかった時のバッドエンディング主人公の死に共感した者達による軍事クーデターが起き、生産されていた2万機のブラックフライが地表から及び軌道上の空母からネメシスへ向かい飛び立つ。 ネームエントリー into the H.I. ROUND ALL達成時(ノーコンティニューで6面ボスを撃破した場合)はアレンジの異なる別バージョンが流れる。 元ゲーマガ編集長の梅田浩二によると、ボス戦直前のワーニング音は、空耳ではなく「アマイヨウメチャン」となっている。開発者の中に梅田の友人がおり、別会社に勤務する友人と「自分の開発するゲームに、当時仲間内での流行語であった『あまいよ、うめちゃん』のボイスをこっそり入れる」賭けをしていたことから。
※この「構成・使用BGM」の解説は、「メタルブラック」の解説の一部です。
「構成・使用BGM」を含む「メタルブラック」の記事については、「メタルブラック」の概要を参照ください。
- 構成・使用BGMのページへのリンク