日本での被害とは? わかりやすく解説

日本での被害(チリ地震津波)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 01:11 UTC 版)

チリ地震 (1960年)」の記事における「日本での被害(チリ地震津波)」の解説

1960年チリ地震津波災害50年目の現地調査2010年2月)より引用死者行方不明者負傷者罹災世帯罹災者建物被害船舶被害堤防決壊道路損壊橋梁流失木材流失142名 855名 31,120世帯 147,898名 46,000棟 2,534隻 34箇所 45箇所 14箇所 19,290日本震源から見て西に有るが、他の太平洋沿岸地域比べ被害大きかった地震発生から約22時間半後の5月24日未明最大で6.1mの津波三陸海岸沿岸中心に襲来し日本各地被害もたらした気象庁はこの津波チリ地震津波チリじしんつなみ)と命名した津波による被害大きかったのはリアス式海岸の奥にある港で岩手県大船渡市では53名、宮城県本吉郡志津川町(現南三陸町)では41名、北海道厚岸郡浜中町霧多布地区では11名が死亡浜中町では1952年十勝沖地震でも津波被害受けており、2度わたって市街地壊滅的な被害受けた。街の中心でもある霧多布地区はこの津波により土砂流出し北海道本島より切り離され島と化した。現在は陸続きだった所に2つけられており、本島行き来出来る。1つ耐震、もう1つ予備津波流出する恐れがあるためと避難経路を2路確保するためである。東北地方太平洋側のほか、伊勢湾台風被災から間もない三重県南部から和歌山県田辺市新庄町辺まで津波被害受けたまた、過去度重なる津波被害受けて高さ10mの巨大防潮堤建造していた岩手県下閉伊郡田老町(現宮古市)では、この津波による被害が全く出なかった。実際に津波防潮堤まで到達しなかっただけであったが、翌日新聞報道ではこの巨大防潮堤功を奏したかのように報道され田老町防災取り組み取り入れ浜中町防潮堤建設されることになった北海道防潮堤については後の北海道南西沖地震津波による人的被害甚大な奥尻島などでも建設された。ただし田老町では防潮堤効果誤解され結果東北地方太平洋沖地震の際に逃げずに被害を受ける住民が出るなどの問題引き起こした

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日本での被害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 16:45 UTC 版)

平成22年台風第9号」の記事における「日本での被害」の解説

東京都心千代田区大手町)・千葉県千葉市では、1時間に67mmを超える観測され冠水する被害出た東名高速道路では雨量計規制値超えたことにより、午後より、大井松田インターチェンジから沼津インターチェンジまでが通行止めとなったこのうち上り線鮎沢パーキングエリア付近では数箇所土砂崩れ発生。緊急の復旧工事結果、翌9日午前中に開通した神奈川県小田原市内の酒匂川中州2人取り残され救助された。神奈川県内被害は、住宅一部損壊3棟床上浸水1棟、床下浸水67であった静岡県小山町では1時間120mm超える降った推計され河川決壊し床上床下浸水発生道路崩落などの大きな被害発生した。同町柳島地区湯船地区孤立し9月8日から9月12日まで陸上自衛隊による災害派遣が行われた。ワサビ田の9割が壊滅養鱒場流出するなど、小山町特産品にも被害発生した静岡県内被害は、住宅全壊2棟半壊5棟、床上浸水49棟、床下浸水93であった静岡県伊東市川奈漁港には酒匂川から流れ出した思われる流木流れつき、漁に支障出た静岡県駿東郡小山町からの依頼により国土交通省中部地方整備局は、9月10日からテックフォース10名を派遣

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日本での被害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 00:15 UTC 版)

ハリビユ」の記事における「日本での被害」の解説

日本では明治時代中期琉球列島に偶然持ち込まれ帰化した第二次世界大戦後には本州にも帰化し、特に近年では熱帯産にかかわらず東北地方へも帰化し、主にトウモロコシ畑とモロコシ畑で問題となっている。まず種子大量に繁殖するために作物成長妨げられる。またを持つために牛は食べることができないし、飼料混入したらもはや牛には食べられない。その上棘があるため人も近づけない。 現在では、刈り取り抜き取り、そして除草剤による駆除が行われている。

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