ご‐りょう〔‐リヤウ〕【御霊】
み‐たま【▽御霊/▽御▽魂】
みたま 【御霊】
御霊(ごりょう)
災害や疫病などをもたらすとして、平安時代から盛んに恐れられるようになった。御霊の例としては奈良時代の長屋王の例をはじめとするが、御霊信仰が本格化するのは平安遷都以後である。そして最大の御霊と呼ばれるのが、天神様として有名な菅原道真である。平安時代以降、こうした御霊を鎮魂し送り出すための御霊会がしばしば催された。
御霊信仰拡大の背景としては、前近代の都市人口集積地帯に特有の衛生状態の悪さによる宿命的な疫病流行がある。また平安時代初期は地震や雷などの災害も多く、いずれも御霊の祟りと考えられた。
日本史上、個人の死霊を恐れる信仰はこの御霊信仰から本格化する。中世以降大流行した大念仏などの念仏芸能も、戦死者などの死霊の鎮魂を図るものであり、御霊信仰の流れをくむものである。
御霊
御霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:35 UTC 版)
カミツヨミドで暮らす清浄な霊。気が済むと成仏する。姫のもつ浄化能力で魂を洗い流された元怨霊もいる。現界では数分と保たない。 世阿弥(ぜあみ) カミツヨミドに暮らす御霊の一人で、アメやサルタヒコに指示を出す司令官的存在。アメの教育係でもある。性格は気位が高く、潔癖症で他者を悉く見下す高慢ちきで嫌味な人物。 かつては猛威を奮った大怨霊であり、能の舞による絶大な戦闘力を有するが前述通り現界では力を発揮出来ない。このため咲夜に口寄せされるまでは「口だけ偉そうな人」と思われていた。 サルタヒコの帽子の紋章に、勝手に超小型カメラを埋め込んで、サルタヒコ達の状況を常時把握している。サルタヒコにとっては苦手な存在。 不潔で悪臭を放つニギに対して強い嫌悪感を示していたが、洋服を取り替えることを条件に、カミツヨミドに居すわせることを渋々承知したが苦手。咲夜は口寄せで憑依させられかねないので更に苦手。 咲夜に口寄せされ、演目「鵺」によって千利休を倒したが、全く覚えていない。二度目以降は自尊心から憑依を拒否した。 大国主の従えた埴輪兵団を演目「雷電」で一瞬にして葬るなどその実力は大怨霊と互角。 卑弥呼(ひみこ) カミツヨミドに暮らす御霊の一人。世阿弥同様に元は強力な怨霊だった。全裸で目隠しをして常に池で禊ぎをして過ごし、未来予知で怨霊の襲撃を備える役割をしている。予知能力を発揮する際に奇声を発し、予知内容を伝えるのが役割。千子村正戦以降、厩戸の妨害で未来予知が使えなくなり、深く悩んでいる。また、3体の怨霊たちを失い血迷ったニギが池で禊ぎをしようとした際には動揺していた。 御霊としての能力は「未来予知」と「鬼道」。咲夜の口寄せで戦線に立った際には森羅万象を自在に操る鬼道で数式を実体化する平賀源内とはほぼ互角の勝負を繰り広げた。また、「全裸なのに胸の先やお股といった肝心な部分が髪の毛に隠れて見えない」という設定でパパとお子様の視聴に耐えうる素材として黒沢に有り難がられている。 鬼道の使用時にはポンポンを両手に持ち、アルファベットを大声で読み上げ、単語として揃うと内容に応じた能力が発動するというもの。 沖田総司(おきた そうじ) カミツヨミドに暮らす御霊の一人。サルタヒコの修行の師匠。愛刀「菊一文字」を手にすると途端に厳しい性格に変わり、近接戦闘では部類の強さを誇るが、普段は子供が好きで、サルタヒコを可愛がっている。元々は怨霊だった。 咲夜に口寄せされていたが、世阿弥同様に覚えていない。だがノリが軽く、自尊心もないので簡単に憑依を許してしまう。 咲夜の口寄せで憑依時はTVカメラにも撮影される。このため現界には外国人の親衛隊がいるほどの人気を誇る。 北里柴三郎(きたざと しばさぶろう) カミツヨミドに暮らす御霊の一人。ニギの悪臭の検証実験で倒れた柴生を治療した。
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御霊(ごりょう)
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「かくりよものがたり」の記事における「御霊(ごりょう)」の解説
怨霊が人に益をもたらすようになった状態。ある程度現界に留まって満足すると幽界へ帰っていく。
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御霊(みたま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 05:28 UTC 版)
「アライブ-最終進化的少年-」の記事における「御霊(みたま)」の解説
”あの方”と呼ばれる存在。能力者同士の“湖の戦い”終結後、南米らしき密林の中で死亡した妊婦に宿っていた胎児の骸に宿った生命体。全ての能力者の根源であり、頂点に立つ存在。基本的に服を嫌い、パンツとシーツに包まった姿が常。
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「 御霊」の例文・使い方・用例・文例
- 肉によって生まれたものは肉です。御霊によって生まれたものは霊です。
- 御霊によって生まれるものも、皆そのとおりです。
- 御霊が鳩のように天から下って、この方の上にとどまられるのを私は見ました。
- 常しえに御霊の安からんことをお祈りいたします.
- 皇居の中で天照大神の御霊代として模造の神鏡をまつってあるところ
- 複数の神体や御霊を一つの神社にまつること
- 御霊会という祭り
- 御霊
- 御霊代を他の場所に遷し変えること
- 御霊代を他の場所に遷す儀式
- 御霊会という,死者の怨霊を鎮める祭り
- 御霊を鎮め祭るための施設
- 京都の大文字山で焚かれる御霊送りの篝火
- (香典の包みの表書きの)御霊前
御靈と同じ種類の言葉
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