大怨霊
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武蔵坊弁慶(むさしぼう べんけい) 2年前にワタによって黄泉返った怨霊。黒い霧のようなもので、眼が覆われており、表情を判別することは不可能。スタンドマイクを手にする。作者によると、「勘違いキャラ」としてデザインしており、マイクやサングラス代わりの黒いモヤなど、キャラがわかりやすい小物(モチーフ)を足したと述べている。 ワタのお気に入りの怨霊であり、当の弁慶も自分を黄泉返らしてくれたワタを慕っている。 厩戸の命で、かくりよ城に攻め込むカミツヨミドを足止めし、ワタとタケミカヅチを逃がすために登場。城内に乗り込んできたサルタヒコとアメと対面するが、子供二人を自らの手で殺すことを矜持が許さないとし、かくりよ城を破壊して圧死させようとした。 登場時は上級怨霊とされていたが、計画発動後は大怨霊の一人であることが明らかにされた。阿麻弥大島を拠点に台風を起こし、沖縄地方を封鎖する。 源内の敗北後、上級怨霊の平敦盛、芳一、松橋P(ボーカロイドのプロデューサーで急逝したという。モデルは不明)の三人を従え、自身はヴォーカルとなってバンドとして再戦に挑む。だが、途中乱入した清少納言率いる六歌仙と得物の奪い合いになる。 だが、アメの最期の力による攻撃で分が悪いと察し、清少納言に撤退を促して難を逃れた。 その後、姫の力の喪失という絶交の機会に米国本土の襲撃に向かう。 千利休(せんの りきゅう) 戦国時代から安土桃山時代にかけての茶人。わび茶の完成者であり、「茶聖」と称せられる。 大怨霊の一人で、北加伊道のサリ・ポロ・ペッ市にて台風を起こし、北加伊道と北東北を封鎖していた。茶筅で時空を点てる(歪ませる)攻撃を使う。 しかし、咲夜によって退治されて弱体化し、デフォルメされた姿となって小さくなってしまう。咲夜からマスコットキャラクターのような扱いを受け、反抗するものの逆に手酷い仕打ちを受ける。 すっかりお茶出し担当のペットと化す。 平賀源内(ひらが げんない) 江戸時代中期に活躍した発明家。知的好奇心が旺盛な大怨霊の一人。信越地方に台風を起こした。 その能力は物理数式を実体化させるというもの。数式を描いた後“花丸”をつけると実体化し、“頑張りましょう”をつけると無効化する。 サルタヒコは人畜無害でスルー可能と考えたが、「源内研究所」という名の六本腕のロボットでブラックホールを発生させようとする。咲夜が動力源とみなしたエレキテル型アンテナを破壊したため本気になる。 近接戦闘型の沖田では分が悪いとみた咲夜が世阿弥を憑依させようとして拒否され、卑弥呼を憑依させる。卑弥呼の鬼道と源内の物理数式実体化はほぼ互角の壮絶な戦いとなるかに見えたが、源内の数式構築速度が卑弥呼の鬼道を上回り、更に当初の目的だったブラックホール発生より遙かに強力なビックバンの数式を発動させる。だが、サルタヒコの口車で卑弥呼の放ったメテオを観察しようとしてビック・バンを解除したため隕石の直撃で弱体化。咲夜の尻に噛み付くセクハラを折檻されてペット2号にされてしまう。 清少納言 平安時代に活躍した女流作家。当代一の人気を誇ったエッセイスト。十二単ではなく制服を纏ったOLの姿で六歌仙を率いて登場した。思い込みが激しく勘違いが酷い。チャチャ丸と怨霊合体したニギの性別を見抜けず、男だと勘違いして迫った。 和歌は下手だが、それ自体が「歌会」という精神攻撃で、ニギは物理的攻撃を受けていないが「恐竜に踏みつぶされる」という精神攻撃で無力化させられた。 弁慶に促されて撤退し、アメの最期の攻撃を逃れるが六歌仙はあらかたやられた。
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大怨霊(だいおんりょう)
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強大な力を持つ怨霊。厩戸皇子の直属であり、大智(だいち)・大義(だいぎ)・大信(だいしん)・大礼(だいらい)・大仁(だいじん)・大徳(だいとく)の6人が存在する。
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