霊関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:35 UTC 版)
怨霊(おんりょう) 怨みを含む未練の感情によって汚れた霊の総称。虚数のエネルギーの塊。 その生に対する強い執着によって、幽界の引力に逆らって境界にとどまろうとしており、通常は何百年経てば、怨念が消えて幽界の底へ沈んで行く。だが、まれに現界へすり抜けることがある。通常は10年に2、3体が現界に現れれば多い方とされており、最近はワタ達の暗躍でひと月に10体以上出現する異常事態となっている。怨霊が現れる場所では、ゲリラ豪雨や竜巻が発生するなどの急激な天災が起こる。なんらかの方法で未練が無くなると御霊となり、幽界へ帰る。 知名度が高い人物の怨霊ほど、強力になりやすい傾向にある。これは生者が死者を思う感情が、幽界へ渡り、成仏していない怨霊の力を増大させる結果となるためである。 怨霊には力によってランクがあり、以下の3つに分けられる。 低俗霊(ていぞくれい) 人を殺したいという単純な怨念しか無い怨霊。身体は黒色で、大きな白目と大きな口を持った外観をしている。武器は持たず、口で生者を食い殺す。2、3人殺せば満足して成仏する。 上級怨霊(じょうきゅうおんりょう) より明確で強い怨念を持った怨霊。外観は生前の人間の姿であるが、その実体は20〜30mに及ぶ。生前当時の理性があり、攻撃方法も武器を使った、多彩なものになる。数十・数百・数千人の人間を殺さないと満足しない。ダメージを受けると低俗霊のような醜い姿に変化し、理性も保てなくなる。 大怨霊(だいおんりょう) 強大な力を持つ怨霊。厩戸皇子の直属であり、大智(だいち)・大義(だいぎ)・大信(だいしん)・大礼(だいらい)・大仁(だいじん)・大徳(だいとく)の6人が存在する。 台風を起こさせるほどの巨大な怨念を持つ。しかし、普段は超理性的な存在で、自分の恨みは恥と思い押さえ込んでいる。しかし、その恨みが暴発した場合の力は計り知れない。 御霊(ごりょう) 怨霊が人に益をもたらすようになった状態。ある程度現界に留まって満足すると幽界へ帰っていく。 未練玉(みれんだま) 怨霊が御霊になる際、未練を抜かれて封じ込まれた玉。カミツヨミドで保管されている。 かくりよ時代(かくりよじだい) ワタ達が推進している計画。「死人に口なし」に無念の死を遂げた怨霊が、現界で自由に怨念を晴らせる時代にすることが目的。 その後、この計画は実行に移される。概要は、6体の大怨霊が日本各地に散らばり、怨念で停滞性の台風を起こして航空機・船舶を欠航させてることで日本を封鎖し、配下の怨霊達が自由に人間を殺戮するというものである。
※この「霊関連」の解説は、「かくりよものがたり」の解説の一部です。
「霊関連」を含む「かくりよものがたり」の記事については、「かくりよものがたり」の概要を参照ください。
霊関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:00 UTC 版)
悪霊(あくりょう) 人魂を纏っている霊の総称。永い孤独から本来の姿を失う霊が多いが、生前の姿を維持している霊もいる。自身より弱い霊を無理矢理人魂化して纏うが、悪霊と悟られないよう霊体内や足下に隠す霊もいる。人魂(ひとだま) 自我を失った霊の姿。 霊気(れいき) 霊や霊能力者だけでなくすべての人間が発している。その霊気を操るのは人の思念で、人が何かを思った時霊気がほんの少しだけその何かに送りこまれる。 霊子線(れいしせん) なんらかの術を用いるとき術者と対象物を結んで霊気を伝える電線みたいなもの。幽体と肉体を繋いでたりもする。「シルバーコード」「霊の緒(たまのお)」とも呼ばれている。 交霊術(こうれいじゅつ) コックリさんやクリーチャーゲームと同じ、霊を召喚して人の運命や秘密について聞くという占いのような遊び。交霊術により呼び出した霊を霊界に還すには、術者本人が霊を還す儀式を行うこと。 霊波紋(れいはもん) 個人ごとに異なる霊気の指紋のようなもの。死後も波紋が変わることはない。 幽体(ゆうたい) 透明人間みたいなもので、物に触れたり、温泉で熱さを感じたり濡れたりできる。 霊体(れいたい) どんな物でも身体をすり抜ける。霊能力者であれば触れることが可能。
※この「霊関連」の解説は、「ゆらぎ荘の幽奈さん」の解説の一部です。
「霊関連」を含む「ゆらぎ荘の幽奈さん」の記事については、「ゆらぎ荘の幽奈さん」の概要を参照ください。
- 霊関連のページへのリンク