宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
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『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』(うちゅうせんかんヤマトにいいちきゅうきゅう ほしめぐるはこぶね)は、2014年12月6日より公開された「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」のアニメ映画。
注釈
- ^ ガミラスに占領され植民惑星となった星の種族。テレビシリーズでは冥王星前線基地のシュルツやガンツなどがこの星の出身と設定されている。容貌はモンゴロイド系地球人と似ている。
- ^ 見た目はテレビシリーズと異なっているが、序盤でヤマトの背景に映っていた星々がタランチュラ星雲とされている[14]。
- ^ 第20話で初登場した桐生美影や、ガルントおよびランベアの最期の描写など。
- ^ 本作はテレビシリーズのサイドストーリーだが、オープニング映像には『追憶の航海』の追加カットも含まれている。
- ^ 総集編を含めると、『宇宙戦艦ヤマトIII 太陽系の破滅』が存在する。
- ^ 庵野の担当カットについては、BD・DVD収録のオーディオコメンタリーで示されており、中盤の惑星カッパドギア上でのワープシーンの爆発カットと、終盤の火焔直撃砲砲身による舷側展望室破壊シーンの爆発カットと言われている。
- ^ 『新たなる旅立ち』において、中盤のヤマトとプレアデス艦隊の戦闘シーンや、終盤のデスラー艦隊と自動惑星ゴルバの戦闘シーンで使用されている曲。ヤマト・コスモタイガーII・デスラー・ゴルバの4つのテーマメロディーが入り乱れた構成となっている。
- ^ 吉田の弁では、アニメの映像はアフレコ前、効果音をはめる前など複数回編集が行われるため、本来は最後の素材で作曲するのがベストだったが、製作期間の都合上不可能なので、絵コンテ段階で作曲してもらい、ずれは映像側で調整する手法となった[26]。
- ^ 「ヤマトが旅立って324日、人類滅亡まで41日」と語っているが、交信時より後の地球帰還日である12月8日から逆算したとしても、ヤマト発進以前のメ号作戦が行われていた1月17日[50]となり、矛盾が生じる。
- ^ 彩色はアシスタントに協力してもらっている。
出典
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- ^ “『これを観ないと2199は完結しない!「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」大ヒット航海中SP』公式YouTubeにUPしました!”. 宇宙戦艦ヤマト2199 公式サイト (2014年12月24日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」大ヒット航海中SP ニコニコ生放送も決定!”. YAMATO CREW (2014年12月16日). 2022年12月19日閲覧。
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- ^ 「『ヤマト2199 星巡る方舟』総合BDランキングで初登場首位」『アニメイトTV』アニメイトラボ、2015年6月3日。2022年12月19日閲覧。
- ^ “宇宙戦艦ヤマト2199”. yamato2199.net. 2023年8月29日閲覧。
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