宇宙怪物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 05:32 UTC 版)
「怪物くんの登場キャラクター」の記事における「宇宙怪物」の解説
ベラボー怪星人ベム(後述)や宇宙怪物軍、宇宙怪物スパイ組織BEMのように地球侵略を企む怪物達が多く存在する一方、それ以外の目的の怪物も存在する。 ベラボー怪星人ベム 声 - モノクロ版:堀絢子→永井一郎、カラー版:大竹宏→八代駿 地球を征服するため、ベラボー星から一つ目の円盤に乗って来た宇宙怪物。ハンプティ・ダンプティのような卵型の胴と頭、一つ目にタコの漏斗状の鼻といった容姿。怪物くんに何度敗れても懲りずに現れる。モノクロアニメ版ではベラボー星の王子という設定。怪光線で相手を、頭でっかちの格好悪い姿にしてしまう。 ビッグ・アイ 声 - カラー版:加藤精三 宇宙怪物軍の総統。地球征服の前哨戦として怪物ランド征服をもくろんだ。顔は大きな一つ目だけがあり、胴体には電飾がある。カラーアニメ版ではより悪辣で宇宙連邦議会で地球怪物が宇宙征服を企てていると虚を報告したり、それが元で追放処分を受けると今度は怪物くんと怪物大王の抹殺を企ててヒロシを人質に怪物くんと大王を戦わせようとした。 ウル・マッスル(モノクロ版では「ビル・ボディ」) 声 - モノクロ版:八奈見乗児、カラー版:峰あつ子 ソー星出身の宇宙怪物。宇宙旅行中に怪物屋敷を訪れ、丁度行われていた怪物運動会に飛び入り参加。普段は卵形の身体に短い手足と鈍重そうだが、念力で筋肉を状況に合った形態に変更できる。その能力でオオカミ男以上の走力、半魚人以上の泳力、フランケン以上の腕力を発揮して三冠に輝いた。最後には、怪物くんに円盤ごと投げ飛ばされた。原作では、怪子に重量挙げの絵の題材にされるが、怪子が時間をかけ過ぎたため念力が切れて寝込んでしまった。 マイホ・ムー 声 - カラー版:蟹江栄司 ベムと共に地球人の奴隷を捕まえにやってきた。平屋の一戸建ての振りをしてベムが連れてきた人間を捕まえていったがベムに化けた怪物くんに人間をすべて吐き出されベムと共に逃走した。その本体は頭部が前述の平屋で胴体部分は数階建てのマンションのようになっている。口が非常に悪くベムに文句ばかりつけていた(もっともベムが連れてきた人間(歌子)に家賃はタダでいいなどと警戒されるようなことばかり言っていたため) ビッグ・ハンド 声 - モノクロ版:大塚周夫、カラー版:たてかべ和也、CR:石井康嗣 四本指の手の姿をした宇宙人。ピンク色のボディで手の平に目が一つあるのが特徴。夕方に道端で怪物くんと戦って虫メガネで太陽光線を目に照らされ敗北して、警察署に捕獲されてそこの署長はテレビ出演するが、リポーターにリンゴを投げられたビッグハンドは目を覚まし檻とテレビカメラを破壊して警察署から逃亡して怪物屋敷に逃げ込みヒロシを人質にするが、家来たちの総攻撃に負けて、怪物くんは虫メガネで心を読んで事情を知り彼を匿い、次の朝ビッグハンドは自分が壊したドアを修理して書置きを残して自分の星へ帰った。 グルルーン 声 - カラー版:たてかべ和也、CR:高木渉 コスモキラー 怪物大王を暗殺しようとした宇宙怪物の殺し屋。仮の姿で騙し、怪物大王を倒そうとしたが、怪物くんによって倒された。 メーデル コスモキラーの仮の姿。貝料理が好物(オオカミ男の嫌がらせで)。ヤドカリのような姿をしている。 アタマデン 声 - モノクロ版:中村正、カラー版:田の中勇 頭が脳みそのようにでかい宇宙怪物。空き地で番野が見つけた。宿題が書いてあるノートを食べさせると答えが出る。好物は難しい本。超脳波を出して相手にショックを与えたり、他者に乗り移ったりできる。世界征服を企み、怪物くんをも超脳波でノックアウトしたが、頭が空っぽのノンビラスには超脳波が素通りしてしまい、逆に踏み潰された。 ゴルゲン 声 - カラー版/CR:玄田哲章 ケン星から武者修行のためにやってきた宇宙怪物。手から放つレーザーリングと胸から伸びるトゲ(ミサイル槍)が武器。ドラキュラやノンビラスなどを倒したが、怪物くんに倒されて故郷へ帰った。 サボーラ 声 - カラー版:野本礼三 サボテン型の宇宙怪物。最初は手のひらに収まるほどの大きさだが、短時間で急成長して人間大になる。緑がない都市を好み、人間を襲っては栄養分を吸収する。モノクロ版ではBEMの下級怪物の一人だったが、なぜか出身はメキシコ。カラー版では汚い空気を好むため日本にやってきた、当初歌子によってケースにつながった。弱点は電流で最期は緑色の炎を発しながら消滅した。 コスモスノーマン 声 - カラー版:飯塚昭三 雪の怪物。コスモスノーマンはカラーアニメ版での名称で原作では単純に雪怪物と呼ばれていた。体が雪でできているため、バラバラにされてもすぐに元に戻る。ただし、雪だけに熱には弱い弱点がある。 イモンガー(モノクロ版では芋1号) 声 - カラー版:島田敏 芋の宇宙怪物。怪物スパイ組織「BEM」のスパイで地球侵略のためウッドンガー、H2O号と共に地球に来た。白昼堂々モンスターカーで透明人間のホワイト号とカーチェイスを繰り広げ、蔓のような触手で警官を捕まえたが、最後は透明人間に捕まりMBIの本部へ連行された。 なお原作・カラー版では最初に捕まっていたが、モノクロ版では最後に捕まった。 ウッドンガー(モノクロ版では植物2号) 声 - カラー版:飯塚昭三 木の宇宙怪物。木製の電柱に手足がついた姿をしており、アラマ荘の外で電柱のふりをして怪物屋敷やアラマ荘の様子を伺っていた。正体が露見して捕まったが、オオカミ男を騙して脱出に成功した。実は水を飲むと筋骨隆々になり巨大にパワーアップする事ができ、オオカミ男を騙したときにも水を飲ませて自力で脱出した。眠り花を咲かせて脱出した後台所で大量の水を飲み大木になってしまったが、最期は怪物くんに薪にされてしまった。 H2O号 声 - カラー版:峰恵研 液体怪物。ヒロシが買った料理酒の中に隠れて潜入する事に成功したが、真夜中にヒロシの布団にいたところおねしょと勘違いしたヒロシに電熱器を当てられて正体が露見してしまった。やけどで苦しんでいたところ、ヒロシの機転で冷蔵庫に閉じ込められてしまいそのまま冷凍化されてしまった。 イタズラー 声 - カラー版:松島みのり プレイ星からやってきた子供の様な宇宙人。気まぐれかつ悪戯好きな性格で、変身能力で美女に変身してドラキュラを骨抜きにした。変身能力以外にも雷の卵や自身の透明化で怪物くん達を翻弄して怪物屋敷を乗っ取ろうとするが、怪物くんの念力扇風機の吹き飛ばしによって追い出された。 牙王ダイモン、手長怪物ハンドン、大口怪物マウスラ、大脳怪物ダイーノ、液体怪物ドリロ 声 - カラー版:ダイモン(玄田哲章)、ハンドン(二又一成)、マウスラ、ダイーノ(田の中勇)、ドリロ(長堀芳夫) 宇宙怪物軍。得意技はそれぞれ、胴締め、抱え込み、吸い込み、脳波攻撃、泥責め。ダイモンには体を回転してトゲを飛ばす攻撃もある。
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