原作とアニメに登場するゲストキャラ
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「サイボーグ009の登場人物」の記事における「原作とアニメに登場するゲストキャラ」の解説
ヤスとクビクロについては、#009の関係者を参照。 『第12部』のゲストキャラクター ドルフィン教授 / コズミ博士(テレビアニメ1作) / フィンドル教授(テレビアニメ3作) 声 - 増岡弘(テレビアニメ1作)、伊藤和晃(テレビアニメ3作) 英国人の工学者。V1号の爆撃で妻が重傷を負い、娘を産んだ直後に爆撃の後遺症で醜くなった容貌に悲観して自殺してしまったため、兵器の機能を狂わせる機械・マッドマシンの研究を行っていた。 旧昭和版アニメでは原作のコズミ博士と名前が入れ替わっている。 イルーカ / シズエ(テレビアニメ1作) / シンシア(テレビアニメ3作) 声 - 白石冬美(テレビアニメ1作)、川上とも子(テレビアニメ3作) ドルフィン教授の娘。マッドマシンを狙うブラックゴーストからの武器提供を受けているネオナチの一派・「新(ノイエ-)・ナチス」(旧昭和版アニメでは悪の組織「ブラック・クロス軍団」、平成版アニメではブラックゴーストの一部隊)に捕まった父親を救うべくサイボーグ戦士たちと一緒に北極に行く。幼い頃から父が機械をいじっていたために車でさえ嫌うほどの筋金入りの機械嫌いである。 平成版アニメでは人質として捕まっていた所をジョーたちに救われ、行動を共にする。兵器のせいで母親が亡くなったために兵器を憎んでいるという設定。優しいジョーに惹かれていくが、彼女が憎んでいる兵器(サイボーグ)だと知ってからは切なさと虚しさを胸に抱いたままジョーたちと別れた。 原作掲載時および初版コミックではイルーカ、旧昭和版アニメではシズエという名前でありシンシアは母親の名前という設定。 黄金のライオン 『黄金のライオン編』に登場。全身黄金色で高い知性を持つ牡ライオン。ピュンマたちの独立運動を妨害していた。銃弾が効かず、高速で行動し、口から高熱の息を吐く能力を持つ。放射能を食料としており、仲間である「黄金の木」の食事となる放射性物質を得るため、本国から派遣された人物に協力していた。 旧昭和版アニメでは黄金の木ともども宇宙生命体。自作のミサイルで第三次世界大戦を起こそうと目論むアルフレド博士によって子ライオンを人質に取られており、最後はゼロゼロナンバーと和解する。 『コスモ・チャイルド編』のゲストキャラ 『コスモ・チャイルド編』は、石ノ森章太郎デジタル大全23巻から24巻に収録。このエピソードは、アニメ第3作第27話「小さな来訪者」としてアニメ化。コスモ・チャイルド 惑星フルルをフルル星人の子供たち。侵略異星種族から逃れて地球に来た。最初は感情を表に出さなかったが、最終的にゼロゼロナンバーサイボーグたちとの共闘の果てに、地球人と同じような感情を持つことになる。 コスモ・チャイルドは、『幻魔大戦 Rebirth』にも登場。各作品の主人公などでないゲストキャラクターの場合、設定を変えて登場することが多いにも関わらず、出身となる惑星などの設定そのままで登場。パル 声 - 常盤祐貴(テレビアニメ3作) 親友たちと共に侵略者の手に落ちた故郷から逃げてきた宇宙人(平成版アニメでは異次元人)の子供。心にイメージした物体を具現化して操る能力を持っているが、当初は「能力を使用すれば死んでしまう」と思い込まされていた。 009たちはパルたちに戦うことを教え、共に侵略者を撃退する。が、003は戦うこと、他人を傷つけることを知り、そして心優しさを失ってしまったパルたちに、別な意味での危惧を抱く。 リロ 声 - 岡珠希(テレビアニメ3作) 009や003と接触した少女で、パルの妹。モコ・パト・アロ(声 - 上村祐翔)・メル(声 - 宮里駿)などの子供たちと行動をともにしていた。 イシュキック 声 - 島本須美(テレビアニメ3作) 『風の都編』に登場。マチュピチュ遺跡にて、黄金のピラミッドと共に異次元から現れた王女。何でも消す光線を放つ護衛ロボット「カブラカン」と共にピラミッドを守っている。実は彼女もロボットだが、ピラミッドに取り残され長い年月を過ごす内に感情が目覚め、強い孤独感からジョーに助けを求める。だが最後はカブラカンの攻撃からジョーを庇い機能停止した。 平成版アニメでは自己修復装置をつけていたために機能停止はしていないが、現実世界に来るための装置が壊れたためにピラミッドと共に永遠に次元に閉じ込められることになった。また、彼女を造った存在に関しての言及があり、完結編に繋がると取れる発言をしている。 迫完二(さこ かんじ) 声 - 辻谷耕史(テレビアニメ3作) 『凍る秋』編に登場。息子のタダシ(声 ‐浅野まゆみ)と共に日本のある山の山荘で暮らす、いまひとつ売れない画家。 その山が異常な寒波に見舞われてまったく積雪が溶けなくなり、ついには大氷河までもが形成されてしまう。調査のために009たちが山を訪れるが、迫は祟り話まで持ち出して調査せずに帰るよう迫る。 しかしそれでも調査を強行した009たちと、寒波を作り出していたマシーンの護衛ロボとの交戦の余波でマシーンが停止して氷河が溶け出し、山麓の村だけではなく関東全域が洪水の危機にさらされる。だが間一髪で迫がマシーンを再起動し、氷河は再凍結した。絵が売れず生活に窮した迫は、マシーンの番人という仕事を引き受け、関東壊滅をたくらむブラックゴーストの手先に成り下がっていたのだった。 カール・エッカーマン 声 - 三木眞一郎(テレビアニメ3作) 『未来都市編』に登場。未来都市を建設したエッカーマン博士の息子。彼本人はすでに病気で亡くなっているが、その人格は未来都市の万能コンピュータ「スフィンクス」として残っていた。フランソワーズに一目惚れしてしまい、彼女と恋仲であるジョーに敵意を抱き(平成版アニメではジョーを恋敵と勘違いして)、彼に激しい攻撃を加え、フランソワーズを監禁して洗脳しようとした。 『完結編』のゲストキャラ 詳しくは、2012 009 conclusion GOD'S WARを参照。 こちらでは、テレビアニメなどに登場したもののみ記述。篝矢翡翠(かがりや ひすい) 声 - 井上喜久子(テレビアニメ第3作) テレビアニメ第3作完結編に登場。篝矢教授の一人娘。不思議な力を持っており翡巫女(ヒミコ)というもう一つの名を持つ。父親のために力を使っていたが次第に自身の力を恐れながらも利用する父に悲観するようになり、それをジョーたちが発見したモアイ像に宿る者に付け入られ操られて女神として君臨し、ジョーたちサイボーグの前に立ちはだかるようになる。
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