作中登場ジンクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 03:57 UTC 版)
図南鵬翼(となんほうよく) 最終決戦で遂にみおが発現させたジンクス。「人間の限界なんてものは結局本人の心次第」「一度決めたことは死んでも成し遂げる」とレキから教え継がれた信念から発現したジンクスで、本人の強い信念に自分を信じる他者の思いを上乗せし、あらゆる物理法則に働く力へと変えるという、「信念の力=ジンクス」を体現したような能力。反面、自分の力や存在に自信がなくなってしまうと、著しく能力が落ちてしまう。 自家薬籠中物(じかやくろうちゅうのもの) カージュのジンクス。両親からプレゼントされたただの箱を、両親の言葉から「何でも入る魔法の箱」と信じたことから発現したジンクスで、箱に触れたものを何でも自由に出し入れすることができる。あくまでカージュのジンクスなので、カージュが箱に触れていなければ発動しない。またこの箱は非常に頑丈で、あらゆる衝撃に耐えうることができる。カージュ自身も箱に入るという防御としても扱えるが、この時は「中から外に出す」ことはできても「中へ引き込む」ことはできない。 画竜点睛(がりょうてんせい) リッカのジンクス。「自分の画力で書いたものが実体化しないはずがない」という信念から発現したジンクスで、紙に書いたものを実体化することができる。またその性能は、アニメーションの枚数に比例する。紙の消費量と紙が水に濡れることが弱点。 夏日和人心(なつのひよりとひとごころ) エイジのジンクス。「自分が外にいるとき、天気は自分の思い通りになる」という信念から発現したジンクスで、天候を思い通りに変化させることができる。 怒髪衝天(どはつしょうてん) ドルチェのジンクス。「『髪』には『神』が宿っていて、常に自分を守ってくれている」という信念から発現したジンクスで、自在に髪を操ることができる。本来ならジンクスは「髪が切れる=守る神がいない」状態になると弱体化するはずだが、逆にドルチェが逆上して奮起することでデメリットを補っている。 朝顔花一時(あさがおのはなひととき) サラのジンクス。「植物に愛情を持って接していれば、いつか植物と心を通わすことができる」という信念から発現したジンクスで、サラが強く心を通わせている種類の植物を自在に操ることができる。その力から、別名「共生の能力」と呼ばれる。 明鏡止水(めいきょうしすい) ヤンのジンクス。才能と引き換えに短命なバルクイナ家の血から常に死に怯えていた彼にとって、時間をいくらでも浪費できる他者とは「流れている時間が違う」という信念から発現したジンクスで、彼が触れたものは、彼に対して相対的に時間を止める。人だけでなく爆炎や濁流などの物理法則にも適用できる。 星火燎原(せいかりょうげん) グリフのジンクス。「燃えてこそ熱い男である」という信念から発現したジンクスで、炎を纏い自在に操るという、グリフらしい単純かつ明快な能力。逆境など、「男として燃えるべき」と彼が思う時ほど強い炎を発生させることができ、反面彼のテンションが下がっているときは能力を発現できない。 以心伝心(いしんでんしん) ガリオレのジンクス。ファスナー族が生まれたときに与えられる自身そっくりの人形を、自分自身と見紛うようになったことで発現したジンクスで、ぬいぐるみと意識・聴覚・視覚・触覚等を共有することができる。 満漢全席(まんかんぜんせき) ロッテのジンクス。「食が生み出すエネルギーの可能性」を信じたことから発現した(?)ジンクスで、体内に摂取した「食のエネルギー」を、任意の他のエネルギー(「熱」や「電気」)に変換し、放出することができる能力。「不死の肉体」と併用することで、引きちぎった自分の片腕にエネルギーを凝縮して爆弾にするなどの荒業も可能。 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと) ザクラのジンクス。「力の本質は『守る』ためにこそある」という信念から発現したジンクスで、自身の体を鉄のように硬くし、鉄壁の防御を築くことができる。また、本気を出したときは過剰防衛から、触れた物を砕くこともできる。 天地神明(てんちしんめい) ニルヴァーナのジンクス。幼少から圧倒的な力と明晰な頭脳を持っていた自身を、「他者と次元の違う高次元の存在である」と規定したことで発現したジンクスで、他者からの攻撃は次元の壁に阻まれて受け付けず、自身の攻撃は別次元からの攻撃であるため、認識されない。 閉月羞花(へいげつしゅうか) ベルタのジンクス。その身の美しさが自国を滅ぼしたことから発現したジンクスで、自身を見たもののジンクス能力や腕力を消失させることができる。逆に言えば「相手が見なければジンクスが発動しない」ため、目隠しや間接的な誘導による攻撃には無意味。また顔に傷かついてしまうとジンクスが発動しない。 活殺自在(かっさつじざい) ブラッディーノのジンクス。「他の下等な種族はすべてオレに支配されるために存在している」という信念から発現したジンクスで、ステッキで触れた人間の肉体を自在に操ることができる。人間の肉体を操るジンクスなので、生きている人間だけでなく、死者も操ることができる。弱点としては、操作中の自分が隙だらけになること、また肉体を操っても心までは支配できないので遠隔攻撃で反撃される危険があること。 百鬼夜行(ひゃっきやこう) オルコのジンクス。幼少時に顔に負った大火傷から「鬼」と呼ばれ忌み嫌われてきたことにより、「自分の中に鬼が住む」と信じ込んだことで発現したジンクスで、他人に素顔を見られると本物の「鬼」へと変わる。 改天換地(かいてんかんち) アルキミスタのジンクス。自身を「偉大なる彫刻家」と信じることから発現したジンクスで、あらゆる素材をツチとノミを用いて自在に形を変えることができる。クラストロのジンクスとの連携(彫刻で密室を作る→密室からアジトに転送する)で、テレポートが可能。 屋下屋架(おくかにおくをかす) クラストロのジンクス。生まれてから一度も閉め切った部屋から外へ出たことが無かったことから自身を「密室空間の王様」と思いこんだことで発現したジンクスで、密室空間であればどこへでもつなぐことができる。 妖刀(名称不明) ラーマの所有する刀に宿ったジンクス。その刃で多くの命を奪い畏怖された刀が「ならば全てを奪えばいい」という自我が持つようになったジンクス。持ち手の意識を奪い、その肉体を自分のものにする。 百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう) フォンのジンクス。「自分の狙撃は必ず命中し、そこにはどんな障害物も意味を持たない」という信念から発現したジンクスで、360度すべての敵を「視認」し、弾道を操り「狙撃」することができる。ただし標的を肉眼で認識する必要があるため、透明になるなどといった手段には対応できない。また弾丸の性能はそのままのため、ザクラなどの耐久力を持つ人物には実際に着弾しても軽減される。 胡蝶之夢(こちょうのゆめ) レキのジンクス。夢と現実の区別が無くなるほど寝続けることによって発現したジンクスで、自身の夢を現実に反映させるジンクス。その強さはニルヴァーナをして「理不尽な能力」「何でもありか」と言わしめる最強のジンクス能力で、戦闘に使えば何でもありの戦い方となり、また自身の夢に出せる場所ならどんなに離れていても一瞬で移動できる。しかしニルヴァーナの推測によると、「みお=ルナカンタ」を創造するのに力を注ぎ込んでいるため、現在の力は半減しているらしい。 天地一竿(てんちひとさお) ダージリンのジンクス。幼少のころから愛用している釣竿「御竿」を信頼することで、その信頼に「御竿」が応えて対象をとらえる能力。「御竿」にとらえられたものは必ず引き寄せられ、縛られると力が奪われる。 傍目八目(おかめはちもく) ファニィのジンクス。対峙している相手に質問をすると、相手の目や筋肉の動きから質問の答えを読み取ることができ、読心術として先手を打つことができる。ただしあくまでファニィ自身の実力で応戦するため、複数相手では対応が遅れる。
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