作中用語・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:37 UTC 版)
14股 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、香子の指定する女性14人(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること。その体験を香子の研究材料として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。 14人とは「藤壺」「葵の上」「紫の上」「明石の君」「花散里」「女三宮」「空蝉」「玉鬘」「夕顔」「末摘花」「源典侍」「朧月夜」「朝顔の君」「六条御息所」。 紫雲大学(しうんだいがく) 作中のおもな舞台となる、光海たちが通う大学。教員・学生ともに美人が多いことで有名。光海の在籍する文学部をはじめ、複数の学部が存在する。キャンパスには噴水などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎などもある。学食のカウンターは、「PASTA」「JAPANESE NOODLE」など英語表記で区分けされている。大学祭は周辺の大学よりも早く開催され、毎年かなりの賑わいを見せている。 紫雲家政専門学校 花田千里が通う学校。 紫雲そば 千里がアルバイトをしている蕎麦屋。 紫雲フィットネスクラブ 常夏夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。 紫雲神社 朝日の親戚と縁のある神社。 紫雲歯科医院 源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。 占い郷(うらないごう) 関西地方にある明石家が運営している霊場。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど辺地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民がいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。光海の生母の桐乃が育った場所である。
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