乗用車事業からの撤退後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:43 UTC 版)
「いすゞ自動車」の記事における「乗用車事業からの撤退後」の解説
2003年(平成15年)1月1日 - スバル・イスズ・オートモーティブの富士重工業と合弁解消。いすゞ車生産委託開始(2004年(平成16年)まで続いた)。翌日、スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(略称:SIA)に改称。 10月1日 - ジェイ・バスがいすゞバス製造と日野車体工業(バス製造部門)を子会社とする。 2004年(平成16年)2月 - 商用テレマティクスサービス「みまもりくん」(現・MIMAMORI)を開始。 5月 - 川崎工場の生産業務を藤沢工場と栃木工場へ移転。川崎工場で行っていた大型トラック製造を藤沢工場へ集約。 5月 - 「5代目エルフ」を改良販売開始(マイナーチェンジ)。 10月1日 - ジェイ・バスがいすゞバス製造と日野車体工業の2社を吸収合併。 2005年(平成17年)2月 - 川崎工場の敷地の東半分をヨドバシカメラへ売却。売却された工場跡地には、物流拠点「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター」が建設された。 西半分は羽田空港神奈川口構想敷地として都市再生機構へ売却。 3月 - 公道における走行試験の手続きについて、国土交通省より警告書を受ける。 10月 - メキシコに「いすゞメキシコ」を設立。 1社提供ラジオ番組「いすゞ お父さん・お母さんへの手紙」(中部日本放送制作)(4月開始)と「THE HERO 〜明日に向かって走れ!〜」(BS-i制作)放送開始( - 同年9月)。 2006年(平成18年)3月14日 - いすゞ自動車がはとバスへ販売した大型観光バス「ガーラ」10台で不正車検が行われた疑いで、関東運輸局が道路運送車両法違反の容疑で警視庁に刑事告発した。はとバス用の車両は内装を施すので重量が増すため、プロペラシャフトのブレを抑える部品を装着していたが、そのままでは後輪軸にかかる重量が保安基準を超える可能性があることから、東京いすゞ自動車では車検の際にこの部品を外し、車検を通してから再度部品を装着して不正車検を行っていた。 4月 - 米GMがいすゞ株を全て売却。提携関係は維持。 5月 - ウクライナでトラック・バス販売の合弁会社「いすゞウクライナ」を設立。 7月 - ロシアで小型トラックの現地生産・販売を開始(日本企業によるロシア国内初のトラック生産・販売)。 7月 - インドへ中・大型バスの現地製造・販売提携をインド・スワラジマツダ社との間で締結、翌2007年(平成19年)9月よりいすゞブランドで販売開始。 11月 - トヨタ自動車と資本提携。 12月 - 6代目エルフを販売開始(ハイキャブ、ワイドキャブを先行販売。標準キャブは2007年(平成19年)2月より販売)。 2007年(平成19年)1月23日 - はとバスの大型観光バス不正車検問題で、親会社のいすゞ自動車が主導して組織的に不正車検を繰り返してきたと判断され、いすゞ自動車、東京いすゞ自動車、ジェイ・バスの3社が法人として書類送検された。 3月2日 - 大型観光バス不正車検問題について、いすゞ自動車が国土交通省自動車交通局へ報告書を提出。 4月 - 2001年(平成13年)から6年間社長を務めてきた井田義則が退任し、代表取締役会長へ就任。変わって副社長の細井行(ほそい すすむ)が社長に昇格する人事を発表。 4月 - カナダにおけるいすゞ車両・部品の販売会社として「いすゞ コマーシャル トラック オブ カナダ」を設立。 11月 - 大型路線バスエルガで同一箇所の再リコール案件が発生したにもかかわらず、国土交通省への報告を怠っていたことが指摘され、国土交通省はいすゞ自動車に対し警告書を交付した。 2010年(平成22年) - 国内年間トラック販売台数(大型・中型の合計)で日野自動車を抜き、初めて首位に立った。 2016年(平成28年)2月 - UDトラックス向けの中型トラックOEM供給に合意(UD・コンドル)。市場へは2017年(平成29年)に投入。 7月 - マツダ向けのピックアップトラックOEM供給に合意。北米を除く世界全域で展開(日本国内は未定)。 2017年(平成29年)4月9日 - 創立80周年を迎える(1937年4月9日の東京自動車工業株式会社設立から数える)。 4月11日 - 創立80周年を記念し、いすゞ自動車初の企業博物館「いすゞプラザ」が開館。 4月 - ゼネラル・モーターズ(GM)の東アフリカ子会社、GMイーストアフリカを買収。 10月25日 - 創立80周年記念特別仕様車をギガ、フォワード、エルフで発売。 2018年(平成30年)8月 - トヨタ自動車との資本提携を解消。 2019年(令和元年)5月 - アメリカのディーゼルエンジンメーカーであるカミンズとパワートレイン事業に関する包括的パートナーシップを構築することに合意。 6月 - 日産自動車への小型トラックのOEM供給について合意。 12月 - スウェーデンのボルボ・グループと商用車分野での戦略的提携に関する覚書を締結するとともに、同社が保有するUDトラックスの全株式を取得することを発表。 2020年(令和2年)1月 - 本田技術研究所と燃料電池(FC)をパワートレインに採用した大型トラックの共同研究契約を締結。 10月30日 - UDトラックス主要株主であるボルボ・グループといすゞ間で戦略的提携が正式に締結され、ボルボからUDトラックスを2,430億円で買収することを発表。 2021年(令和3年)3月24日 - トヨタ自動車と再度資本・業務提携することを発表。トヨタグループの日野自動車と合わせてトラックの電動化を進める計画である。 4月1日 - UDトラックスの買収手続き完了を発表。 2022年(令和4年)5月9日 - 本社を東京都品川区南大井から神奈川県横浜市西区のみなとみらい地区にある横濱ゲートタワーに移転。
※この「乗用車事業からの撤退後」の解説は、「いすゞ自動車」の解説の一部です。
「乗用車事業からの撤退後」を含む「いすゞ自動車」の記事については、「いすゞ自動車」の概要を参照ください。
- 乗用車事業からの撤退後のページへのリンク