藤沢工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:09 UTC 版)
「日本IBM藤沢事業所」の記事における「藤沢工場」の解説
日本IBMの工場は第二次世界大戦後、まず東京都大田区糀谷(羽田飛行場近く)に輸入品調整工場が設立され、次に千鳥町工場(大田区千鳥町)へ移転してパンチカード・システム、IBMカード、IBM 1440コンピューターなど製造を行なった。 その後1967年にはIBM藤沢工場(藤沢市桐原町1番地)を設立・移転した。 藤沢工場では、次のような製品を製造した。 パンチカード・システム IBM 1440 - ハイテク製品の輸入制限下の特別処置 IBM System/360 モデル40 - 同上 2701端末制御機、端末機など Apple Macintosh PowerBook 2400c 1971年のIBM野洲工場の開始と共に、System/360・System/370・IBM 4341などの製造はそちらへ移動し、大勢の社員も慣れない関西の環境(借家の敷金は関東の約二倍など)へ移った。 IBM 5550の製造管理 IBM JXの製造管理 IBM ThinkPad ハードディスク 2002年12月、日立製作所がIBMのハードディスク部門(IBM藤沢工場を含む)を買収して、日本IBM藤沢事業所は日立グローバルストレージテクノロジーズ社へ売却され、その後2012年にはさらにウェスタン・ディジタルに買収された。
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