藤沢家とその縁者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 17:11 UTC 版)
「こちら新宿フリッパーズ」の記事における「藤沢家とその縁者」の解説
藤沢 輝忠(ふじさわ てるただ) 6月9日生まれ・175cm・68kg・B型 藤沢の父。「FUJISAWA SPECIAL INFORMATION SERVICE」の3代目だが、ある事情により情報屋を退き現在は池袋で中規模の商社を運営している。藤沢が情報屋として活動している事に反対しており、機会を見てフリッパーズをやめさせようとしている。 藤沢 丈壱郎(ふじさわ じょういちろう) 3月10日生まれ・154cm・41kg・O型 藤沢の祖父。藤沢からじいさまと呼ばれて慕われている。有希の祖父であり輝忠の父。「FUJISAWA SPECIAL INFORMATION SERVICE」の2代目であり、かつては凄腕の情報屋として活躍していた。 藤沢 清十郎(ふじさわ せいじゅうろう) 5月4日生まれ・181cm・72kg・B型 藤沢の曽祖父。享年28歳。旧・大日本帝国陸軍情報部に所属する軍人(スパイ)。軍における最終的な階級は中佐。8ヶ国語(日本語・広東語・北京語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語)を自在に操り、ともすれば肉体上位になりかねない軍政の中で情報を武器に活躍した人物。物語の本編上では既に故人で墓は鎌倉にある。 代々、帝国軍人の家系であった藤沢家の嫡男として生まれ、年若くして情報戦の有用性にいち早く目をつけ、これを駆使する事で頭角を現し異例の出世を遂げた軍人であったが、精神論に凝り固まった時代遅れの上層部から便利な道具同然に利用され、その挙句として母国に絶望し野に下った。 のち戦後の混乱の中で弱き在野の人々を守るため「FUJISAWA SPECIAL INFORMATION SERVICE」を立ち上げた企業創始者でもあった。子孫たちに「情報というものは人を陥れるためのものではない、人を正しい方向に導くのが本来の使い方なのだ」という信念を伝え遺しており、その信念は現代の藤沢家まで家訓として受け継がれている。 pixivに上げられている番外編の主人公であり、内容は彼の少佐 - 少将時代を描いたもの。 藤沢(香済)キオ(ふじさわ〔かずみ〕キオ) 藤沢の曾祖母にあたる女性。pixivに上げられている番外編『道』に登場。清十郎の司令部への通勤路にて常々すれ違っていた女性。清十郎自身は一目ぼれだったが彼自身のスパイという身の上から引け目を抱き、告白できぬまま別れた女性。後に清十郎の父の盟友である中将(結婚した当時)の娘と知らされ、見合いの席で再開する事となる。のちの藤沢家の天然気質の源流となる人物で、実は見合い以前の道での出会いで清十郎の事は気になっており、人相を伝えて父親に尋ね、その素性を見合いの前から知っていた。
※この「藤沢家とその縁者」の解説は、「こちら新宿フリッパーズ」の解説の一部です。
「藤沢家とその縁者」を含む「こちら新宿フリッパーズ」の記事については、「こちら新宿フリッパーズ」の概要を参照ください。
- 藤沢家とその縁者のページへのリンク