藤沢大学近代建築研究ゼミ
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「零 影巫女」の記事における「藤沢大学近代建築研究ゼミ」の解説
白鷺 紅湖(しらさぎ べにこ) 3年生。霊感があり、幼いころから霊を見てきていた。 元々沙羅とは仲が良かったようだが、合宿前に彼女の部屋にいた地縛霊を沙羅が祓ったことで、霊的なことに関して最大限の信用を寄せるようになる。そのためか、合宿中は終始沙羅のそばにいる。 実は悪霊に取り憑かれて使役されていた邪霊師の正体の一人。 途中皆と別れて一緒に行動していた布袋を遣い魔として操って暗躍を続けるが、沙羅たちが結界を破る手前まで来たことで焦って迂闊な行動をとってしまった。また、冬星が過去に念写した写真と、つい先ほど写した写真の違いを指摘されたことで、ついに正体を現した。 悪霊の群れで沙羅を追い詰めていくが、最終的に取り憑いていた悪霊を浄化されて正気を取り戻した。 邪霊師だった時に自覚していたのか無自覚だったのか不明だが、沙羅にフィルムを使わせる状況を自分の身を使って作ったり、間違った方向へ誘導したり、悪霊の群れに一人取り残されても無事だったりと不自然な行動をとっていた。 鴻足 水聖(こうたり すいせい) 近代建築研究ゼミを担当する藤沢大学准教授。 オカルトに対しては否定的だったが、小学校にて悪霊の大軍を目の当たりにしたため、その現実を認めたくないながらも受け入れた。 かつて涼森鳩美と男女の関係にあったが、すでに別れている。どういう別れ方だったかは不明だが、涼森からは多少なりとも恨みを買っていたようである。そのために悪霊の涼森から執拗に狙われる。その過程で刃沢に恋愛感情を抱くようになる。 鷹鞍 潤(たかくら じゅん) 3年生。女性に対しては軟派な性格で軽い言動が多い。 鴉澤村に来るのは初めてだが、彼の母親がこの地方の出身であり、鴉澤小学校の児童だった可能性が高い。 皆とはぐれてからずっと雨沼と行動を共にしていたが、助け合ううちに互いに好意を抱いていく。そのため最初は頼りない言動が多かったが、こと雨沼に対しては男らしい行動をとるようになった。 涼森 鳩美(すずもり くみ) 3年生。メイド服を無理なく着こなすなど容姿端麗だが、天然ボケで騙されやすい。 合宿初日、神社の風呂に入っていたところを湯船に引き込まれそのまま行方不明になる。その後小学校内で悪霊となって現れる。 悪霊化後は鴻足に対する恨みと情欲によってのみ行動している。 刃沢 美鳥(はざわ みどり) 4年生。気が強く、その言動は「刃」に例えられる。下級生に言い寄る鷹鞍を牽制している。 亡くなった祖母がかつて小学校の教師をしていた。しかし、勤め先が鴉澤小学校だったかは定かではない。鴉澤小学校の教師だったと言ったのも祖母の姿をした悪霊であるため真偽は不明。 元々鴻足教授に好意を持っていたが、元々の性格と涼森の一件で素直になれていなかった模様。涼森の悪霊に鴻足教授とお互いに騙されそうになった時に、その好意を糧に悪霊の企みを破った。 鵺 遠流(ぬえ とおる) 4年生。暗い雰囲気の生徒。 弱いながらも霊感を持っていたためにオカルトに興味を持ち、鴉澤村を訪れるのが今回が初めてではない。その霊感のせいか小学校内で遭遇した涼森を人間ではないと気づきはしたが、体を奪われて死亡し、悪霊化した。その際に自ら進んで体を差し出したような描写をされている。その後宇賀神に憑りつき悪霊化させる。 雨沼 鳴海(あまぬま なるみ) 4年生。大きな丸眼鏡が特徴で雰囲気は暗い。しかし、眼鏡を外すと美人である。 祖父からもらった石のお守りと教えてもらった神拝詞で悪霊を追い払える。 鷹鞍と行動を共にするうちに、互いに好意を抱くようになる。 祖父は石材専門の彫り師で鴉澤小学校に石造の制作などで関わっていたが、修復工事中に倒れてきた石材の下敷きになって死亡した。その後地縛霊となってずっと小学校にいたが、自分に化けた悪霊に雨沼が騙されそうになっているところに助けに入り救出した。
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