久遠寺家とは? わかりやすく解説

久遠寺家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:55 UTC 版)

架刑のアリス」の記事における「久遠寺家」の解説

兄妹たち全員養子で、(双子ソルマレ以外)互いに血の繋がりはない。名前は紅亜、、細などの一部人間除きカタカナ表記統一する久遠寺 志度くおんじ シド) 久遠寺家の次男かなりの乱暴者で、パートナーとして連れて来ていた恋人にも些細なこと暴力振るうステラ毛嫌いしており、彼女を庇うゼノとも折り合いが悪い。兄妹達の中では最初に『戦魂』とよばれる能力目覚め切り裂きジャックとして真っ先ステラ襲い掛かるが、彼女を庇ったゼノ殺し、その怒りにより覚醒したステラによって返り討ちにされ、兄妹最初の犠牲者となる。なお、蘇生したゼノ片目は彼から移植したもの。 久遠寺 紅亜くおんじ くれあ) 久遠寺家の三女一人称は「私(くー)」、ステラのことは「スーちゃん」と呼ぶ。仮装パーティー衣装は『赤ずきん』。久遠寺家に来たころのステラ最初に声をかけ、ひとつ違いということから仲良くなった。そのためステラも彼女だけは守りたい思っていた。困っている人を放っておけないお人好しで、とくに末っ子のメルムの面倒をよく見ている。 幼いころ実の両親から虐待受けたトラウマから、小さな子供が親の手酷い目あわされることが許せず、「子供をちゃんと育てられるずがない」という理由妊婦だったシド恋人殺し、さらにその腹を裂いて内臓胎児取り出してぬいぐるみ中に胎児隠し、さらにパートナーとして連れてきた友達(元は彼女を苛めていて、久遠寺家へ養子入った途端馴れ馴れしくしだした同級生)の首を切って殺すと、遺体身代わりにして死を偽装していた。それを見て血塗れアリスとなったステラ戦い負傷その後ゼノ殺害されDNA写し取られる。 久遠寺 海くおんじ マレ) 久遠寺家の四男でソル双子の弟。ロシア出身仮装パーティーでは「着替え面倒くさいから」という理由ソルと服を取り替えていただけだった。両親早く亡くし、兄と共に物乞いしながら生活していた。身体男性だが、ずっと自分女性だと思っているため、つねに長髪女物の服を着ている。暗く尊大な性格だが、気に入った同性に対して清純ぶることがある幼少期猛犬襲われ顔に大怪我負い、その姿を最初に久遠寺家に来た時見られてしまったことと、いつも周りからちやほやされているという理由からステラ毛嫌いしている(そのステラ自身友人一人だったメイドリサ理不尽な理由殺されたことで彼を憎んでいた)。また、怪我をした時助けてくれなかったソル内心憎んでおり、彼に近づく連中片っ端から嫌がらせをしていた。 血塗れアリスとなったステラ戦い殺害される。戦魂はを操る能力死後この世への未練残したまま亡霊となり彷徨い続けていたがソル真実告げられ今までのことを後悔しながら涙を流し彼と和解した久遠寺 太陽くおんじ ソル) 久遠寺家の三男マレ双子の兄。ロシア出身仮装パーティーでは「着替え面倒くさいから」という理由マレと服を取り替えていただけだった。両親早く亡くし、弟と共に物乞いしながら生活していた。唯一血の繋がったマレを非常に溺愛している。明るく朗らかな性格だが、内心マレ以上に捻じ曲っており、周り人間を傷つけることを厭わないメイドリサ思いを寄せられていたが、「厚顔無恥メイドと言い捨て振ってしまった。マレ異なりステラ好意持っていたが、彼女が彼を殺して以降手のひら反して敵意を抱くようになる末っ子のメルムから渡され人形を、マレ本人だと思い込んでいる。戦魂は炎を操る能力。 弟の仇を討つためにステラと戦うが月兎協力した女に敗れる。ステラマレの分まで生きるように言われたが、彼の誤解を解くために教会戻り真実告げたあと自らの命を絶った久遠寺 厘流くおんじ ミセル) 久遠寺家の次女爬虫類系が好きで、黒魔術毒薬などオカルト趣味を持つ。自分容姿かなりのコンプレックス持っており、普段は顔を隠すために眼鏡掛けて隠し外出時は厚化粧並のメイクをしないとままならない。 かつて科学者だった父が娘をろくにかえりみず美しい母の顔が病気醜くなっていく様に耐えられ無かったため実験まがいの治療施していく様を見ていたため「美しさ」に執着しており、上記オカルト趣味もそれに準じている。パートナーとして連れて来たネット知りあった恋人の「昴くん」が鷲宮教団スパイだった上に久遠寺家に潜入するため彼女を利用しただけと知ると激昂し暴走するが、同じくネット知りあいミセル追って久遠寺家に潜入したイオから「ありのまま君が好きと言われ両思いになる。戦魂は地獄小夜啼鳥終盤では織雅のやり方に耐えかねて久遠寺家を飛び出す最終回ではイオ結婚していることが発覚した久遠寺 荊くおんじ いばら) 久遠寺家の長女舞台衣装のような服装お嬢様のような古風な話し方をする。かつてはボクシングジムを営む両親の元で育ち半身不随になった兄の身代わり選手として出場させられ続けたため、おしゃれや化粧など女性らしいことは一切させてもらえず過酷なトレーニング明け暮れる日々送っていた。豪華な服装筋肉を隠すためと、女性らしく見られたいがため反動である。パートナーとして連れてきた友人ミラ」のことも深く愛しており、「殺し合い」に参加させないよう配慮している。また、理想の女性像」として母であるオルガ憧れており、その反面父親(というよりは男性全般)を嫌っている。そのため細本性早々に見抜いており、それをオルガ密告するため父と関係を持った姿を見せつけるが、当の本人はとっくに知っていた上にそれを承知で夫にしたと言われショックを受ける。戦魂は怪力感情高ぶると拳にタトゥーが浮かぶ。後に血塗れアリスとなったステラ戦い心臓潰され殺害される最終回後生き返るが闘争本能のみの殺人マシン化してしまう。 久遠寺 メルムくおんじ メルム) 久遠寺家の五男で9人兄妹末っ子普段クレア面倒を見ていた。仮装パーティー衣装は『山鼠』。言動知能がまだ幼くパートナーにも自分大事なウサギのぬいぐるみを選ぶほど。だが、自分を一番可愛がってくれたクレアの死は彼なりに受け止めて理解している様子マレ死んだ後、寂しがっていたソルのため、部下マレそっくりの人形を作らせ渡す。 久遠寺 織雅くおんじ オルガ) 久遠寺家の女当主にして9人兄妹母親仮装パーティー衣装は『ハートの女王』。見た目若い女性だが実年齢76歳。ゼノ誕生日お茶会から一年間期限兄妹達に殺しあい命じる。施設中から子供集めて選別』し、人が殺されてもあっけらかんとしており、夫の細にも見下すような言動をみせるなど謎が多い。 久遠寺 細零くおんじ さざれ) 『いかれ帽子屋』(マッド・ハッター)の仮装をした9人兄妹父親オルガの夫。彼もまたかつての「殺しあい」に参加し蘇生した人物らしく、首に切り傷がある。6巻にて本名明らかになる同時にオルガ義弟であることが発覚するオルガ愛し協力しながらも、傍らではゼノ月兎協力するような素振り見せるなど謎が多い。

※この「久遠寺家」の解説は、「架刑のアリス」の解説の一部です。
「久遠寺家」を含む「架刑のアリス」の記事については、「架刑のアリス」の概要を参照ください。

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