久遠寺 荊(くおんじ いばら)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:55 UTC 版)
「架刑のアリス」の記事における「久遠寺 荊(くおんじ いばら)」の解説
久遠寺家の長女。舞台衣装のような服装とお嬢様のような古風な話し方をする。かつてはボクシングジムを営む両親の元で育ち、半身不随になった兄の身代わりに選手として出場させられ続けたため、おしゃれや化粧など女性らしいことは一切させてもらえず過酷なトレーニングに明け暮れる日々を送っていた。豪華な服装は筋肉を隠すためと、女性らしく見られたいがための反動である。パートナーとして連れてきた友人「ミラ」のことも深く愛しており、「殺し合い」に参加させないよう配慮している。また、「理想の女性像」として母であるオルガに憧れており、その反面、父親(というよりは男性全般)を嫌っている。そのため細零の本性を早々に見抜いており、それをオルガに密告するため父と関係を持った姿を見せつけるが、当の本人はとっくに知っていた上にそれを承知で夫にしたと言われショックを受ける。戦魂は怪力。感情が高ぶると拳に蝶のタトゥーが浮かぶ。後に血塗れアリスとなったステラと戦い、心臓を潰されて殺害される。
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