ローライフレックス6×6シリーズとは? わかりやすく解説

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ローライフレックス6×6シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 15:01 UTC 版)

ローライ」の記事における「ローライフレックス6×6シリーズ」の解説

ローライの名を世界知らしめた6×6cm判二眼レフカメラ二眼レフカメラはこのシリーズ世界元祖である。Eシリーズ以降オプションゴッセン露出計装備したアタッチメント初期の製品ではφ28.5mmカブセ式初期を除くテッサー75mmF3.5/クセナー75mmF3.5装着モデルバヨネットI型テッサー80mmF2.8装着モデル専用バヨネットプラナー75mmF3.5/クセノター75mmF3.5装着モデルバヨネットII型ビオメター80mmF2.8/プラナー80mmF2.8/クセノター80mmF2.8装着モデル及びテレローライフレックスではバヨネットIII型、ワイドアングルローライフレックス及びローライフレックス4.0FWではバヨネットIV型使用する。 ローライフレックスオリジナル(Rolleiflex Original1928年試作1929年発売) - 最初二眼レフカメラにしてその基本的な形を完成したカメラ基本的に原型となったローライドスコープを片目にして縦にした構造117フィルム使用し6撮り120フィルム使用できるよう後に改造され個体もある。フィルム装填赤窓式、巻き上げ赤窓を見ながらノブ巻き上げシャッターは裸のレンズシャッターが外に出ておりチャージレバーでチャージしレリーズレバーレリーズする。レンズテッサー7.5cmF4.5またはテッサー7.5cmF3.8。シリアルナンバーは1から199999。 ローライフレックススタンダート(Rolleiflex Standard1932年発売) - 117フィルム使用し6撮り、または120フィルム使用し12撮り。シャッターレバーはシャッターレリーズと逆方向に動かすとシャッターチャージするようになっており迅速に撮影でき、この操作系は後にローライコードシリーズ引き継がれた。フィルム装填赤窓式。巻き上げクランク式で、クランク止まるところまで1回巻き上げる巻き上げ完了レンズ前期型テッサー7.5cmF4.5またはテッサー7.5cmF3.8、後期型テッサー75mmF3.5。シャッター前期型デッケルコンパー最高速1/300秒、後期型はコンパーラピッドで最高速1/500秒。後期型ではスクリーン水準器仕込まれている。ファインダーフッドの前のみ挙げるとスポーツファインダーとなる。目の位置ファインダー中心の鏡に自分瞳孔を写すことで規定するシリアルナンバーは200000から567550。 ローライフレックスオートマット(Rolleiflex Automat1937年発売) - フィルム装填オートマットデザイン近代化されいわゆるローライフレックス典型的な姿になったレンズテッサー7.5cmF3.5。途中でシャッターロックのためシャッターボタン周辺カバー装着された。バヨネットマウント当初撮影レンズのみだったが後にファインダーレンズにも装備したシリアルナンバーは568516から805000。 ローライフレックススタンダートノイ(Rolleiflex Standard Neu1939年発売) - デザイン的にはローライフレックスオートマット的なデザインであるがオートマット機能持たず1枚目を赤窓出したら後はオートストップ上下レンズバヨネットマウント装備するシリアルナンバーは805000から927999。 ローライフレックスX(Rolleiflex X 、1949年発売) - ローライフレックスオートマットにシンクロ接点装備したレンズ当初「カール・ツァイス・イェーナ」銘、後に「ツァイス・オプトン」銘のテッサー7.5cmF3.5またはシュナイダー・クロイツナッハクセナー7.5cmF3.5。後期型はファインダーフードにローライキンのマスク装着するためのホック止めがつき、フィルム圧板が35mm時にはスライドすると直圧式にできるようになったシリアルナンバー前期型1100000から1116999、後期型1117000から1168000。 ローライフレックス2.8A(Rolleiflex 2.8A 、1949年または1950年発売) - レンズ当初「カール・ツァイス・イェーナ」銘、後に「ツァイス・オプトン」銘のテッサー80mmF2.8を装着シリアルナンバー前期型1101000から1139999、シンクロMXになった後期型1201000から1203999。 ローライフレックスMX(Rolleiflex MX1951年発売) - ローライフレックスXにフラッシュバルブ用のM接点追加装備した。またレンズ後ろ反射防止付けられた。 ローライフレックス2.8B(Rolleiflex 2.8B 、1952年発売) - オプトン・テッサーの不評受けてビオメター80mmF2.8を東ドイツから「輸入」し装着して発売された。シリアルナンバーは1204000から1260000。 ローライフレックス2.8C(Rolleiflex 2.8C 、1953年発売) - レンズプラナー80mmF2.8またはクセノター80mmF2.8を装着レンズ後ろ反射防止付けられた。ピントノブが大型化され、ピント合わせ楽になった。二重撮影機能追加絞り羽根10円形絞りに近い。シリアルナンバーは1260350から129999。 ローライフレックス3.5C(Rolleiflex 3.5C 、1954年発売) - シャッター倍数系列シンクロコンパーMX-EVS。レンズテッサー75mmF3.5またはクセナー75mmF3.5を装着シリアルナンバーは1428000から1478999。 ローライフレックス3.5D(Rolleiflex 3.5D 、1955年発売) - レンズテッサー75mmF3.5またはクセナー75mmF3.5を装着シリアルナンバーは1479000から1739999。 ローライフレックス2.8D(Rolleiflex 2.8D 、1955年発売) - レンズプラナー80mmF2.8またはクセノター80mmF2.8を装着シリアルナンバーは1600000から1620999。 ローライフレックス3.5E(Rolleiflex 3.5E 、1956年発売) - オプションゴッセン電気露出計内蔵新品装備しなくても後で改造できた。レンズプラナー75mmF3.5またはクセノター75mmF3.5を装着シリアルナンバーは1850000から1869999。 ローライフレックス2.8E(Rolleiflex 2.8E 、1956年発売) - オプション電気露出計装備新品装備しなくても後で改造できた。レンズプラナー80mmF2.8またはクセノター80mmF2.8を装着シリアルナンバーは1621000から1665999。 ローライフレックスT(Rolleiflex T 、1958年発売) - テッサー75mmF3.5装着普及モデル少数だがクセナー75mmF3.5付きもある。 テレローライフレックス(Tele Rolleiflex 、1959年発売) - 望遠ゾナー135mmF4を装着する1970年から220フィルム対応したローライフレックス3.5E2(Rolleiflex 3.5E2、 1959年発売) - レンズクセノター75mmF3.5を装着。ファインダーフッドやスクリーン交換可能となったシリアルナンバーは1870000から1872999、アパーチュアー部にフィルム平面性を保つガラス装着できる後期型シリアルナンバー2480000から2482999。 ローライフレックス2.8E2(Rolleiflex 2.8E2、 1959年発売) - レンズプラナー80mmF2.8またはクセノター80mmF2.8を装着。ファインダーフッドやスクリーン交換可能となったシリアルナンバーは2350000から2356999。 ローライフレックス3.5E3(Rolleiflex 3.5E3、 1959年発売) - セルフタイマーレバーになり位置変更された。シリアルナンバーは2380000から2385050。 ローライフレックス2.8E3(Rolleiflex 2.8E3、 1959年発売) - セルフタイマーレバーになり位置変更された。シリアルナンバーは23600000から2362025。 ローライフレックス3.5F(Rolleiflex 3.5F 、1959年発売) - 内面反射防止バッフル取り付けられた。プラナー75mmF3.5またはクセノター75mmF3.5を装着1965年から220フィルム対応したローライフレックス2.8F(Rolleiflex 2.8F 、1960年発売) - レンズプラナー80mmF2.8またはクセノター80mmF2.8。1966年から220フィルム対応した時代代表するカメラとしてシャランタイムスリップグリコにもなった。ローライフレックス2.8Fゴールド(Rolleiflex 2.8F Aurum 、1982年、または1983年発売) - 外装23金張、革としたモデルローライ60周年記念450限定モデルタイムスリップグリコシークレットとなった[要出典]。 ローライフレックス2.8Fプラチナ(Rolleiflex 2.8F Platinum Edition1984年発売) - 外装プラチナ張、革としたモデル。ファインダーレンズにはトリオター80mmF2.8を使用している。500限定木箱入り証明書付属する。 ワイドアングルローライフレックス(Wide-Angle Rolleiflex 、1961年発売) - 広角ディスタゴン55mmF4を装着する。「ワイドローライ」と略称されるローライフレックス2.8GX(Rolleiflex 2.8GX 、1987年発売) - ローライフレックス2.8Fの復刻とされるフィルム装填セミオートマット後退したTTL露出計内蔵している。レンズプラナー80mmF2.8。ローライフレックス2.8GXゴールド(Rolleiflex 2.8GX Gold Edition1989年発売) - ローライフレックス発売60周年記念し発売された。外装グレー初期ローライフレックス使用されロゴ使用している。銘板金メッキローライフレックス2.8ロイヤル(Rolleiflex 2.8 Royal1996年発売) - 一部仕上げをし木製ケース入った限定版ローライフレックス2.8FX(Rolleiflex 2.8FX 、2001年発売) - レンズプラナー80mmF2.8。 ローライフレックス4.0FW(Rolleiflex 4.0FW ) - レンズシュナイダー・クロイツナッハのスーパアンギュロン50mmF4。

※この「ローライフレックス6×6シリーズ」の解説は、「ローライ」の解説の一部です。
「ローライフレックス6×6シリーズ」を含む「ローライ」の記事については、「ローライ」の概要を参照ください。

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