レイブンクロー生
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「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の記事における「レイブンクロー生」の解説
チョウ・チャン(Cho Chang) 演 - ケイティ・リューング(映画版) 日本語吹き替え - 川庄美雪(映画版) ハリーの1学年上の女子生徒。艶やかな黒髪の美少女で、思慮深く真面目な性格。ハリーが初めてのキスを交わすこととなる相手でもある。 寮対抗クィディッチの試合ではレイブンクロー代表チームのシーカーを務めるが、怪我をしていたこともあり、ハリーは3年生のときに初めて彼女と顔を合わせ、一目惚れする。第4巻ではハリーはチョウに夢中になり、クリスマス・ダンスパーティーでも彼女をパートナーに誘うが、セドリック・ディゴリーが先に誘っていたために断られる。その後ハリーはセドリックに嫉妬するようになるが、セドリックは第4巻終盤、ピーター・ペティグリューに殺害される。 第5巻ではダンブルドア軍団に参加してハリーとの交流を深め、ふたりは恋人として交際を開始する。最初こそ関係は良好だが、チョウはハリーがハーマイオニーと親しいのが気に入らず、さらにチョウの友人であるマリエッタ・エッジコムがダンブルドア軍団のことをドローレス・アンブリッジに密告したために、ふたりは決裂する。その後、チョウは寮対抗クィデッチ試合のレイブンクロー代表チームメンバー、マイケル・コーナーと付き合うようになる。第7巻でのホグワーツの戦いにも加わる。卒業後は、マグルの男性と結婚する。 映画版は、『炎のゴブレット』から登場。『不死鳥の騎士団』では、チョウがアンブリッジの尋問の際に真実薬を使用され、そのためにダンブルドア軍団の存在が露見し、それが原因でハリーと別れることになる。 マリエッタ・エッジコム(Marietta Edgecombe) ハリーの1学年上の女子生徒。チョウの友人。赤みがかったブロンドの巻き毛。 第5巻ではチョウとともにダンブルドア軍団に参加するが、本人はあまり乗り気ではなく、さらに母親が魔法省に勤務していることもあって、教育令違反となった軍団の存在をドローレス・アンブリッジに密告する。そのため、メンバー全員が署名した羊皮紙にハーマイオニーがかけた呪いが発動し、顔に「密告者」の文字の形の腫れ物ができる。この呪いはかなり強力らしく、第6巻では厚化粧をしても隠しきれていない。この事件がきっかけで、ハリーたち3人に嫌悪され、軽蔑されるようになる。 映画版には未登場。 ルーナ・ラブグッド(Luna Lovegood) 演 - イヴァナ・リンチ(映画版) 日本語吹き替え - 三村ゆうな(映画版) ハリーの1学年下の女子生徒。髪はダーク・ブロンドで、腰まで伸びている。眉毛は薄く、瞳は銀色で大きい。左耳の後ろに杖を挟むことが多い。また、バタービールのコルクで作ったネックレス、オレンジ色のラディッシュに似たイヤリング、生きた獅子の帽子など、一風変わった装飾品を身につける。 未確認の魔法生物などを扱った魔法界の雑誌「ザ・クィブラー」の編集長・ゼノフィリウス・ラブグッドを父にもち、そのおかしな考えを真に受けて信じている。知性や理論を重視するレイブンクロー寮に属するが、ほかの寮生とは違い、空想的でマイペースな性格である。そのため、周囲には変人扱いされることが多く、いじめに遭うこともあるが、本人はあまり気にしていない。その反面、人が言いにくい真実を言い当てることもある。 第5巻で、同学年の友人であるジニーの紹介によりハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビルと知り合い、友人となる。幼少のころに母パンドラが魔法実験の失敗によって死亡したことから、ハリーとは共通点がある。論理的思考を重視するハーマイオニーとは考えが噛み合わないが、のちに互いの考えを尊重しあうようになる。他人との交流を求める寂しがり屋の一面も少なからずあり、自室の天井にはハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ネビルの絵を描いている(第7巻)。ダンブルドア軍団にも参加する。6月にはハリーたちと魔法省神秘部に乗り込み、死喰い人と戦闘になりながらも生還し、シリウス・ブラックを亡くしたハリーを慰める。 第6巻ではクィディッチ寮対抗試合を実況する。上述のようにグリフィンドール生と親しいため、試合ではグリフィンドール側の応援席で同チームを応援する。12月にはハリーとともにクリスマスパーティに出席する。翌年6月にはダンブルドア軍団の招集に即座に応じ、ホグワーツ城で死喰い人と戦う。 第7巻ではネビルやジニーらとともに死喰い人への抵抗運動の中核的存在となり、3人でグリフィンドールの剣を校長室から盗み出す。同年12月、「ザ・クィブラー」を通じてハリーを擁護していた父ゼノフィリウスを翻意させる目的から、誘拐されてマルフォイ邸の地下牢に監禁される。しかし同じく闇の陣営に捕まったハリーを助けに現れたドビーによって救出され、ビル・ウィーズリーの家に匿われる。ホグワーツの戦いにも参加し、生き残る。 その後は、魔法生物学者となり、多くの新種を発見・分類する。ただし、ずっと探していた「しわしわ角スノーカック」は見つけることができず、父がでっち上げた架空生物と認めざるを得なくなる。また、「幻の動物とその生息地」の著者、ニュート・スキャマンダーの孫で、魔法生物学者であるロルフ・スキャマンダーと結婚し、双子の男児ローカンとライサンダーをもうける。 映画版では、守護霊がウサギとして描かれている。小説でも守護霊を呼び出す場面はあるが、守護霊の形までは言及されていない。また、ネビルとの恋愛関係を暗示するような描写もある。 映画版は『秘密の部屋』に登場。 ペネロピー・クリアウォーター(Penelope Clearwater) 演 - ジェンマ・パドリー(映画版) ハリーの4学年上の女子生徒で、監督生。長い巻き毛の持ち主。マグル生まれであり、そのため第2巻ではバジリスクに狙われるが、ハーマイオニーの指示によって石にされるだけで済む。その後ジニー・ウィーズリーによって、パーシー・ウィーズリーと付き合っていることが明らかにされる。第3巻でもパーシーとの交際は続いており、寮対抗クィディッチ試合(グリフィンドール対レイブンクロー戦)についてパーシーと賭けをする場面がある。 パドマ・パチル(Padma Patil) 演 - アフシャン・アザド(映画版) 日本語吹き替え - 斎藤千和(映画版) ハリーと同学年の女子生徒。パーバティ・パチルの双子の妹。名前はインド系であり、パドマ(より正確にはパドマー)は、サンスクリット語でヒンドゥー教の女神・ラクシュミーの異名のひとつである。姉と同じく黒い瞳と長い黒髪を持ち、ディーン・トーマスには姉とともに「学年一の美少女」と評される。 第4巻ではロンのパートナーとしてクリスマス・ダンスパーティに参加するが、彼がハーマイオニーばかり気にするので愛想を尽かす。第5巻では寮の監督生に就任し、ダンブルドア軍団にも参加するが、第6巻で死喰い人の襲撃を恐れた親によって、姉とともに実家に連れ戻される。しかし第7巻終盤では姉とともにホグワーツに戻り、戦いに加わる。 映画版は『炎のゴブレット』から登場。原作とは異なり、グリフィンドール生として描かれている。 アンソニー・ゴールドスタイン(Anthony Goldstein) ハリーと同学年の男子生徒。第5巻で、パドマ・パチルとともにレイブンクロー寮の監督生となる。ダンブルドア軍団のメンバーとなり、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わる。 映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場するティナ・ゴールドスタイン、クイニー・ゴールドスタイン姉妹は遠い親戚にあたる。 マイケル・コーナー(Michael Corner) 演 - ライアン・ネルソン(映画版) ハリーと同学年の男子生徒。寮対抗クィディッチ試合においてレイブンクロー代表チームのメンバーとなる。第5巻でジニーと交際するが破局し、のちにチョウ・チャンと交際する。ダンブルドア軍団のメンバーとなり、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わる。 テリー・ブート ハリーと同学年の男子生徒。ダンブルドア軍団のメンバーで、第6巻では魔法薬学の最初の授業で担任教授に就任したホラス・スラグホーンが見せたフェリックス・フェリシスについて質問する。第7巻終盤では、ホグワーツでの最終決戦に参戦する。 映画版は『不死鳥の騎士団』に登場。 ロジャー・デイビース(Roger Davies) 演 - ヘンリー・ロイド=ヒューズ(映画版) 男子生徒。学年は記されていない。第4巻の時点で、寮対抗クィディッチ試合のレイブンクロー代表チームのキャプテンを務める。第4巻のクリスマス・ダンスパーティではフラー・デラクールのパートナーを務める。 映画版は『炎のゴブレット』に登場。 マーカス・ベルビィ 演 - ロブ・ノックス 日本語吹き替え - 岡本信彦 ハリーの1学年上の男子生徒。第6巻では、ホグワーツ特急に乗車中にホラス・スラグホーンに呼ばれるが、この際に雉肉が喉に詰まって死にかけるが、スラグホーンのアナプニオによって助けられる。 映画版では、ホラス・スラグホーンが主催する「スラグ・クラブ」にホグワーツ城で参加する。
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レイブンクロー生(ホグワーツの謎)
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チューリップ・カラス 主人公の同級生の女子生徒。規則破りの変わり者で、ニンファドーラと仲が良い。デニスという名前のカエルを飼っている。 アンドレ・エグウ 主人公の同級生の男子生徒。ファッションコーディネートが得意で、主人公たちの衣装をデザインする。 バディーア・アリ 主人公の同級生の女子生徒。絵画を描くのが得意で、魔法界の芸術に詳しい。 タルボット・ウィンガー 主人公の同級生で、鷹の動物もどきの男子生徒。 チェスター・デイビース 主人公が1年生のときの監督生で、4学年上の男子生徒。卒業後は魔法省の魔法不適正使用取締局に就職する。
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