ニュート・スキャマンダー
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「幻の動物とその生息地」の記事における「ニュート・スキャマンダー」の解説
ニュートン(ニュート)・アルテミス・フィド・スキャマンダーは、1897年2月24日生まれで、「幻の動物とその生息地」の著者である。本の著者略歴によると、スキャマンダーはみずからのふしぎな動物に対する関心と、熱心なヒッポグリフブリーダーであった母のすすめで魔法生物学者となった。ホグワーツではハッフルパフ寮に振り分けられた。 ホグワーツを去ったあと、スキャマンダーは魔法省の魔法生物規制管理部に入った。屋敷しもべ妖精転勤室で短い勤務をし、動物課に異動になって、1947年に狼人間登録簿を初めて作成し、1965年に実験的飼育禁止令を通過させ、またドラゴンの研究および制御室のために何度も研究旅行に出かけた。魔法生物学への貢献で、1979年に勲二等マーリン勲章を受勲している。 退職後はドーセットで妻のポーペンティナおよびペットのニーズル(ホッピー、ミリー、モーラー)と暮らしていた。ロルフという孫がおり、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の出来事のあと、しばらくしてからルーナ・ラブグッド(『ハリー・ポッター』シリーズ最後の3作に登場する人物)と結婚する。 スキャマンダー自身は『ハリー・ポッター』シリーズ7作には登場しない。『ハリー・ポッターと賢者の石』で「幻の動物とその生息地」の著者として少々言及されるのみである。 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の映画版では、スキャマンダーの名前が忍びの地図にあらわれる。 映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をはじめとする『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは主人公となる。『魔法使いの旅』では、スキャマンダーは飼っていた動物に関する詳細不明の事件のあとにホグワーツを出ていくことになったが、アルバス・ダンブルドアはスキャマンダーを弁護したとされる。
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