ラアルゴン帝国皇帝
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「宇宙一の無責任男」の記事における「ラアルゴン帝国皇帝」の解説
注意:ゴザ12世は欠番となっている。 初代 パカル・パウナ(太祖) 神聖ラアルゴン帝国初代皇帝。卓越した指導力を持つ偉大な人物であったが、後宮を守るために去勢剣士制度を作り、のちの「ガーチャックの乱」の種をのこした。 2代 チャカマック ラアルゴン第2代皇帝。 3代 クチカカ1世 ラアルゴン第3代皇帝。 4代 クチカカ2世 ラアルゴン4代皇帝。偽装去勢剣士ガーチャックによって殺された。 5代 カリマ(遠征帝) ラアルゴン5代皇帝。ガーチャックの乱を鎮圧した後、去勢剣士制度を廃した。嫡子であるイムラーが乳飲み子のうちに死亡した。 6代 イムラー1世(幼帝) ラアルゴン六代皇帝。先帝であるカリマが死亡したため乳飲み子のうちに即位、5歳で毒殺された。 7代 ゲボルグ(妖帝) ラアルゴン7代皇帝。稀代の暴君で、のちのカルマームによる討伐を受けて死亡。 8代 カルマーム ラアルゴン8代皇帝。暴君であったゲボルグを打倒し帝位についた。しかし皇帝親征中に起こった宮廷クーデターによって廃位に追い込まれる。 9代 カチャカウナ(一日帝) ラアルゴン9代皇帝。7代皇帝ゲボルグの遺児でありカルマームの従兄弟。カルマームが首都星を離れた隙をついてクーデターを起こし簒奪。しかし軍を返したカルマームによって討伐され廃位。 10代 ゴザ1世 ラアルゴン10代皇帝。クーデターをおこして帝位についたカチャカウナを打倒したカルマームの重祚。この時代にシード教が撲滅された。次の皇帝を定めることができず、2人の皇太子のうち強い方が皇帝になるようにと遺言してしまった。 11代 ゴザ2世 ラアルゴン11代皇帝。ゴザ1世の次男メフマーン。人間ジップ・カァーン(人間将棋のようなもの)に勝利して皇帝となった。剛柔兼ね備えた稀代の名君で、惑星連合と良好な関係を築いたうえで内政に力を入れて国力を高め、ラアルゴン中興の祖と呼ばれた。 12代 ゴザ3世(小便帝) ラアルゴン12代皇帝。ゴザ2世の長女の長男。在位4年。生まれつき体が弱く、20歳まで生きられないと宮廷医に言われていたが41歳まで生きた。皇帝としての功罪は「小便帝」という他称で全て語れると言われている。 13代 パルナス1世(簒奪帝) ラアルゴン13代皇帝。人間ジップ・カァーンに敗れたムズメット皇子の長子であるミルメット皇子の長男。ゴザ3世の死後、その弟であるラーガンの即位に異を唱え、内乱寸前状態に陥った末に51歳で即位、在位期間16年。その治世は決して悪いものではなかったが、惑星連合(地球)との戦いで戦死したことによって評価を下げられてしまった。 14代 ゴザ4世(中興帝) ラアルゴン14代皇帝。先々代であるゴザ3世の弟。パルナス1世の横槍によって即位を「降りた」ラーガンがパルナス1世戦死によってあらためて即位。統治姿勢はゴザ2世時代の踏襲にすぎなかったが、政治軍事を含めその勢いは隆盛を極め、歴代三本の指に入るラアルゴン躍進期に例えられる。聡明ではあるが聡明すぎて他者に気を使いすぎるきらいがあり、帝位にはメフマーン系とムズメット系が交互につくべしと遺言した。 15代 ゴザ5世 ラアルゴン15代皇帝、先々代皇帝のパルナス1世の従弟の子。メフマーンを祖とする皇統から外れていたが、ゴザ4世の遺言によって即位する。極めて愚昧な皇帝で、60年になんなんとする治世の間に皇室から人心は離れ、国土は荒廃し、軍も弱体化した。ゴザ5世が崩御したことを「ようやく死んだ」と正史に書かれるほど臣下の忠誠心を得られなかった。 16代 ゴザ6世 ラアルゴン16代皇帝、先々帝ゴザ4世の曾孫。ゴザ4世の遺言に従って擁立されたメフマーン系最年長男子。皇帝として無能ではなかったが、先帝のために荒廃した国の建て直しに奔走させられ、在位12年、37歳の若さで崩御。 17代 アイラ1世(石女帝) ラアルゴン17代皇帝、先帝ゴザ6世の妻。ムズメット系皇帝によって再び国土が荒れることを恐れた重臣達によって擁立され即位。その手腕はゴザ4世に勝るとも劣らぬと言われ、見事に国土回復を果たした。夫との間に子ができず、即位してからも再婚しなかったことから「石女帝」と呼ばれるが、男女同権を旨とする地球からは「鋼の女帝」と称された。 18代 ゴザ7世(辺境帝) ラアルゴン18代皇帝。ムズメット系の血筋でありながらアイラ1世の養子となり即位。直系の男子はみな若くして死亡しており、孫娘のエンテアだけが唯一の肉親。皇帝としての資質にもその覇気も欠ける凡庸な人物。コロー伯ガル・ドモンの策にかかり重傷を負うも生き延びた。 19代 ゴザ8世 ラアルゴン19代皇帝。ゴザ6世の従弟の子。ムズメット系であるエンテアと結婚することによって両系の血を一つにした(メフマーン・ムズメットによるお家騒動にも一応の決着がついた)。 20代 ゴザ9世 ラアルゴン20代皇帝。 21代 ゴザ10世 ラアルゴン21代皇帝。 22代 マウルラ1世(蜻蛉帝) ラアルゴン22代皇帝。 23代 ゴザ11世 ラアルゴン23代皇帝。 24代 ゴザ13世 ラアルゴン24代皇帝。 25代 ゴザ14世 ラアルゴン25代皇帝。 26代 ゴザ15世 ラアルゴン26代皇帝。冷淡で暗愚。ワングの跳梁を許した。惑星連合との停戦条約締結のために移動中、アシュランの謀略によって崩御。 27代 ゴザ16世(少女帝) ラアルゴン27代皇帝。フルネームはアザリン・ド・エル・クラン・ライクン。父帝死亡により8歳で即位。ワングの傀儡になるかと思いきや、年齢にそぐわぬ聡明さで見事に帝国を導く。信濃事件にてワングに捕らえられるが、タイラーらによって救助され、惑星連合との停戦条約を締結。しかしアシュランの謀略によって国を奪われ、廃位。 以降、アシュランより解放後はラアルゴン共和国を名乗る。 28代 ルッチナ1世 ラアルゴン28代皇帝。ゴザ16世の重祚。「颱宙ジェーン」来襲に対応するためタイラーを大統領として招聘し、惑星連合に宣戦布告、またたく間にそれを併呑して挙国一致体制を作り上げた。颱宙の脅威が去った後もカリスマ性を発揮して銀河万民の象徴たる皇帝として人民を導き続けた。 29代 ゴザ17世 ラアルゴン29代皇帝。フルネームはローゼリア・ド・エル・クラン・ライクン=フジ。ルッチナ1世の末娘。タイラー一族と仲がよく、幼い頃エドやカツヤと同衾したこともある。母の志を継ぎ、エドと結婚しようとしたがかなわず、ついでカツヤに目をつけたものの逃げられた。 30代 ゴザ18世 ラアルゴン30代皇帝。ゴザ17世の嫡子。温厚な性格の持ち主。祖母に似て動植物の研究を趣味としていた。また、『銀河爆風メガバスター』や武器に関する知識は抜群であり、いわゆるオタクである。その知識は息子のバグジーに受け継がれた。彼の代で悲願であったタイラー家との婚姻を達成する。宇宙船の事故によって在位2年で崩御。 31代 ゴザ19世 ラアルゴン31代皇帝。即位前の名前はバロー。ゴザ17世の次子。本来の皇太子であるバグジーが地球人とのハーフであることに異議を立てたラアルゴン原理主義者たちによって擁立された。先帝ゴザ18世以上のボンクラ。
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